ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

水泳の事始⑧

2007年06月19日 | 水泳
浮身の補足です。

浮身の時も泳ぐ時も同じですが、身体の一部が水上に出てしまうということは
身体を沈める大きな原因となります。
水上に出ている部分を支えるために他の部分が沈むのです。
初心者が沈んでしまうという場合は先ずこのポイントを修正しましょう。

まず注意するのは頭です。視線が前方を向いてしまうと頭頂部が水面上に
出てしまいます。最初はあごを引いて首の後ろから肩甲骨のあたりの筋肉を
しっかり伸ばしてあげましょう。

2番目に注意するのは指先です。
水に対する恐怖心から身体に力が入り、反身になっている時に指先が水面上に
出てしまうことがあります。頭の場合と同様に首の後ろから肩甲骨の辺りを
丸めるように意識をしましょう。
指先は水面下20センチくらいの場所にすると身体が安定します。

人間は肺に空気を溜め込みますのでリラックスしていれば肺(肩甲骨)の辺りが
自然と水面上にでるはずです。
肩甲骨が水面下深く潜ってしまうというのはかなり不自然な姿勢ですよ。

ではまた。