ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

パシフィックネーションズカップ JAPAN vs Tonga

2007年06月03日 | ラグビー
パシフィックネーションズカップの2戦目となったTonga戦で日本は同大会初勝利を挙げました。

前半6分にSO安藤のPGで先制したのも束の間、10分にはトンガの連続攻撃から
CTBトゥポウにトライされ、ゴールも決まり3-7と逆転されてしまいました。
その後もトンガの大きな体と正確なパス、多彩なBKの攻撃によって自陣に釘付けにされます。
しかし、低いタックルと身体を張った固いディフェンスで得点を許しません。
逆に34分には相手のパスをインターセプトしたCTBロビンスからWTB遠藤に
ボールが渡りそのまま独走してトライ。ゴールも決まり前半を10-7で折り返します。

CAB戦、前回のフィジー戦で課題となっていた後半立ち上がりは集中力を切らすことなく
相手にプレッシャーをかけてゲームを支配します。
そして後半24分にはきれいな形のモールからLO大野がトライし20-7とリードを広げ
勝負あったかに見えました。

ところが、ここから不用意なキックやミスから続けざまに2トライを奪われ20-17と追い上げられます。
かなり危ない場面もありましたが日本は最後までディフェンスの集中力が途切れることなく守りきりそのまま勝利!
昨年は4戦全敗だったためパシフィックネーションズカップ初勝利となりました。

昨日の試合ははディフェンスは良かったと思います。
ゲインラインを切られても全員でよくカバーして粘り強く守りました。
一方、攻撃面では(特に終盤は)意思統一がされておらず、ちぐはぐな攻撃が見られました。
早いリズムで相手をかく乱し、FWから遠いところにパスをつないでトライを取る。
そんな日本の攻撃を見たいものです。

次回は6月9日のオーストラリアAとの試合です。
残り3戦はオーストラリアA、サモア、Jrオールブラックスと強豪ばかりですが
内容の濃い試合、出来れば勝利を期待しています。