映画 ご(誤)鑑賞日記

映画は楽し♪ 何をどう見ようと見る人の自由だ! 愛あるご鑑賞日記です。

ドーベルマンギャング(1973年)

2021-07-20 | 【と】

作品情報⇒https://moviewalker.jp/mv6433/

 

以下、amazonの商品紹介よりあらすじのコピペです(長いので一部カットしています)。

=====ここから。

 銀行強盗のエディ(バイロン・メイブ)、サミー(シミー・ボウ)、ジョジョ(ジョジョ・ダモーレ)の3人は、自分たちではなくドーベルマンを調教して銀行強盗に使うというアイデアを思いつく。

 エディはベトナム帰りのバーニー(ハル・リード)に協力させ、人里離れた山中の農園を借りて、犬の訓練所を作る。エディは街で拾った女ジューン(ジュリー・パトリック)と共に、狙いをつけた銀行の実地研究を始め、さらに獰猛で賢いドーベルマンを6頭買い入れ、訓練と調教が始まる。

 ドーベルマンを動かす方法は犬笛を使うと決まり、原寸大の銀行窓口に見立てたセットでなんどもテストを重ねた。ついに銀行強盗決行の日がやってくる。

 ドーベルマンたちは、銀行内に入り込むと、口にくわえた脅迫メッセージを窓口の行員に取らせた。そこにはこう書かれていた。「これは銀行強盗である。今から5分以内に犬のバッグに札束をつめろ。もし要求にそむいたら全員をかみ殺す」

=====ここまで。


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 本日の都内の感染者数は1,400人近く。通勤途上では明らかにオリ関係者と思しき外国人をあちこちで見ます。バブル崩壊しております。ようやく明日ワクチン1回目接種なんですが、今さら感が半端ない、、、。接種しないよりはマシなのか。

 そして金曜日にはオリンピックの開会式だそーです。満を持して発表した音楽スタッフが過去のイジメ問題で4日前になって辞任とか、もう、あらゆることで世界に恥をさらしている今回のオリンピック、この際、とことん恥さらしてもらって、日本の現状を世界に知らしめるのも悪くなかろう、、、と思う今日この頃であります。

 これまでオリンピックには度の過ぎる商業主義や国粋主義に辟易することはあっても、アスリートたちには純粋に頑張って欲しいなぁ、くらいに思っていたのだけれど、今回のことで、オリンピックはもちろん、アスリートに対する見方もかなり変わりました。きちんとモノを考えているアスリートか否か、その言動に以前より大分気を付けて見るようになりました。競技だけ強ければ良いのではないということ、アスリートも一人の社会構成員に過ぎないこと、、、、を自覚しているアスリートを応援しようと思いますね。少なくとも、水泳女子のあの人とか、体操男子のあの人とか、応援したくないですね。これまではその能力と努力を純粋に尊敬していましたが、すっかりメッキが剥がれて魅力を感じなくなりました。ま、私が応援しなくても、彼らを応援する人はゴマンといるので問題ないですからね。

 これからパラと併せて約一ヶ月、お涙ちょうだいのストーリー仕立てスポーツショーに嫌でも付き合わされるのかと思うとウンザリします。もうTVは一切見ない、ネットもオリパラ情報はシャットアウトし、映画や撮りためた映像をひたすら見ようと思います。……というか、ちゃんと最後までオリもパラもできるんでしょうか、今からこんな状況で。

 愚痴が長くなりましたが、以下、映画の話です。


◆アイデア一発!

 犬に銀行強盗をさせる、、、という映画、子供の頃にTVで放映されていたのを覚えているんだけど、本作は、本邦未公開らしいです。本作の後、2、3があるらしく(よく分からないけど)、そちらは公開されているようで、TVで見たのも、本作ではなくそちらの方かも。

 とにかく、この映画はアイデア勝負ってヤツですね。内容は、まあまあ面白いけど、映画として見ればグダグダで、B級というより、C級に近いかも。

 笑っちゃったのが、冒頭のシーン。3人の男がある家から「よし、行くぜ」みたいな感じで銀行強盗に行って、ヘマして普通に元の家に呑気に帰ってくる。いや、それ、ちょっとナイだろ、、、とかツッコミ入れるのもバカバカしくなる。ヘマの内容も、銀行の前に止めていた自分たちの車とは別の車に強奪した大金を間違えて積み込んでしまって、積み替える時間がなく、手ぶらで戻ってしまう、という、何ともマヌケなもの。顔もバレ、車もバレ、そのままアジトに戻ってきても、誰も追い掛けてこない、、、ごーん。

 ドーベルマンに銀行強盗させる、というアイデアは面白く、実際に、そのシーンも面白い。よく訓練されていて、低予算映画だろうに頑張ったなー、と感心する。途中、強盗からアジトへ戻る途中に一匹事故死してしまうものの、ドーベルマンの活躍に釘付けになる。ラストのオチもなかなか皮肉が効いていてgoo。

 ただ、その他のところが大雑把過ぎで粗が目立ってしまい、B~C級止まり、となってしまった感じ。

 でもまあ、こんな突拍子もないアイデアをちゃんと企画して、現実に撮影まで漕ぎ着け、本当に作品に仕上げたのだから、それはスゴいと思う。そして、続編ができたということは、本作はそれなりに評判になったということよね。金と時間のムダみたいな映画が掃いて捨てるほどある中で、存在意義のある作品に仕上げたのだから、それだけで本作は十分価値があるとも言えると思う。

 ……などという御託はどうでもよく、頭が疲れてあんまし考えたくないときに見るにはオススメです。感想になっていなくてすみません、、、。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーベルマンの名前に、ボニー、クライド、ベビーフェイス・ネルソンetc、、、

 

 

 

 

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