再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(8)

2006-01-23 00:10:54 | Weblog
 自己と世界について言及した哲学書を読んでいる。自己の人生を、時に真剣に
考えることは無駄ではないだろう。この本は、ヘーゲル、キェルケゴール、西田幾多郎の3人をとりあげ、思想を比較している。神や仏の概念はそれこそ、哲学の根源にかかわることで、難解だが、読み進めていくと、自己のあり方と他人、この世界と付き合っていくかが問われている。自分の好きなように生きることが難しいこの現代社会で、自分の哲学、生き方をしっかりと持っていることが重要だ。私自身は、どうだろうか、と考えてみると、弱いなあと思う。多分、自身の根源的なものが十分に確立していないということになる。
 人生の長短のことよりも、日々が充実していることが大切かなあと。懸命に生きることを忘れている昨今だ。余りにも、世間のことがらにとらわれているのだろう。自分と他者、この世界の存在物と共生できればいいのがが、難しい。できる範囲内でやってみるしかないなあ。今の私には。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再開 私の色(7) | トップ | 再開 私の色(9) »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事