以前私は、秋刀魚、いわしなどが比較的求めやすい時はよく食べたいた。最近は価格が高騰し、食べる量は減った。
昨日(2023年8月24日)の午後から、福島第一原発の処理水が海に放出された。汚水が海にながれ、魚などは影響を受けるだろう。そこでとれた魚などを食べれば人体に影響がある、と考えるのは普通だ。
中国や香港は、日本からの水産物を輸入禁止にした。
福島などの東北地方で日本海などから漁業者がとった魚などを、買って食べるか、という疑問にかんして、私は今の状況では難しいなあ、と思う。
「安全でないものを体に入れたくない」というのが基本だ。
処理水の放出は30年くらい続くという。汚水がどんどん海に増えていく。
日本政府、漁業関係者、小売業、消費者とも、どうすべきか。アンケートなどをみると、意見は分かれている。消費者は健康な魚を食べたい、漁業関係者は、魚などを供給していきたい。売れなければ、国が補償するというが、補償金は、すべて国民の税金である。
消費者の立場からいえば、体によくないものは、食べたくない。
漁業関係者を応援したい気持ちはあるが、「現物」が安全でないのは応援しにくい。