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たまおのページ

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しょぎょほげい

2019年07月02日 | Weblog
 7月 2日

 7月から商業捕鯨復活。

 アタイも大々的に商業捕鯨することには反対です。
 「調査捕鯨」という名目で捕鯨を細々と続けていた日本ですが、
IWC(国際捕鯨委員会)から脱退したので、大っぴらに捕鯨を
再開できるんですね。

 7月1日からは、日本の領海と排他的経済水域(EEZ)で、
ミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラの3種類を対象に
31年ぶりに商業捕鯨が始まる。
 つまり、日本の周辺海域だけで増えている(増えているといわ
れている)鯨を対象とした捕獲だね。

 捕獲数としては、昨年までの調査捕鯨よりも頭数では減らす
そうですが、量(重さ)は殆ど同じになるようです。
 というのも、わりと大型のニタリクジラ(体長14m)を多く
捕るようにするからだそうです。
 ちなみに ミンククジラは9m イワシクジラは18mだそう
です。

 よく知られているマッコウクジラとかナガスクジラ以外にも
コククジラやアカボウクジラなどもいます。
 クイズの問題になったりしますが、クジラとイルカは同じ仲間で
基本的な違いはありません。(単純に言うと、大きいのがクジラ、
小さいのがイルカ。だれかが決めたんだね。「あんたはクジラ、
お前はイルカ」ってね)

 捕鯨は伝統だから。それを絶やさないように。ってよく聞きます。
文化や伝統というのは変化するもので、絶えたり消えたりするのも
必然です。(都合の良いもの、必要とされることが残っていく)

 たしかに日本では、捕獲した鯨を余すところなく使っています
からね。油や肉だけじゃなく、骨やヒゲも利用している。
 だいたいは代用できるものもあるけれど、クジラじゃなきゃダメ。
ってものもある。(代用できないものが何かは調べていないけど)
 
 クジラの部位がどんな製品になっているか、チョイと調べました。
ヒゲクジラ類のヒゲは⇒釣り竿の先、文楽人形のバネ
ヒゲクジラ類の軟骨は⇒松浦づけ
ヒゲクジラ類の骨や皮は⇒石鹸、グリセリン
ハクジラ類の軟骨は⇒ゼラチン、フィルム、印画紙、薬のカプセル
ハクジラ類の骨や皮は⇒クリーム、口紅、クレヨン、鉛筆の芯
 などなど。

 でも、国際機関からの脱退するのはよくないですよ。(脱退しな
いと商業捕鯨を再開できなかったんでしょうが)
 そいでもって、G20が終わったなぁ。それじゃ捕鯨再開だ。
だもの。

 強固に反対している国(人も)がたくさんありますが、精神論と
いうか感情的な理由のようです。(資源としてのクジラが増えて
いることは暗に認めている)

 国は業界団体に多額の補助金を出しているそうですが、日本人が
クジラを食べる文化が復活するか? チョイと疑問ではあります。
 学校給食でクジラの竜田揚げを食べたことを思い出しました。
 東京に出てきてから、渋谷のクジラ肉専門店に入ったことが
ありましたが、それほど美味しいとは思わなかったねぇ。(^_^)/
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