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ほんだのせんりゃく

2012年06月19日 | Weblog
 6月 19日

 ホンダが高級車から撤退です。

 軽自動車から高級車までラインアップするのがメーカーとして
一番良い戦略だとは思うんですが、「背に腹は代えられない」
ってことなんでしょうねぇ。

 売れない高級車に金をかけるよりも、売れ筋やこれから売り
だそうと考えている車種に経営資源を集中することにしたん
でしょ。

 ホンダもそれなりに車種(排気量やタイプ)を揃えていますが、
そうはいっても売れている普通車はフィットが主で、あとは
フリードとステップワゴンが上位に入っているぐらいです。

 アコードやオデッセイはどこへいっちゃったんだろう?(笑)
ってかんじですからね。
 ホンダといえば「シビック」という時代もありましたが、2年前に
販売中止になっています。
 レジェンドとインスパイアを製造しなくなるので、残るセダンは
アコード(まもなくモデルチェンジ予定)だけになるんだね。
 
 日本車も韓国(ヒュンダなど)に追い上げられたというか、
アメリカでの販売では、すでに追い抜かれていますからね。
 品質でもヒュンダイのほうが上という評価もありますよ。

 欧米の自動車会社はトヨタやホンダの路線ではなくって、
マツダを進化させたような方向を狙っているみたいですよ。
 それはね。ハイブリッドとかじゃなくって、既存のエンジンを
究極まで突き詰めて燃費向上を目指す。
 小さなエンジンの燃焼効率UPにターボを付けて、リッター
30km以上。

 そうすると、革新的な技術が必要ないので、開発費を安く抑え
られるんですよね。走行用のバッテリーも必要ないし。製造費用を
安くできるから、販売価格も低くできます(利益率が高くなる)。

 ホンダはインドや東南アジアの二輪車販売が好調で、高利益を
生み出していたんですが、最近はチョイとかげりもでています。
 トヨタや日産は合併や提携などで、生産効率を上げてきているし、
軽自動車から高級車までラインアップしています。

 ホンダは独自路線ですから、自社だけで全ての車種を開発する
ことになるので、やはり売れない高級セダンにお金をかけている
余裕がなくなってきたんでしょうねぇ。

 アタイ、ホンダが好きで、二輪も車もホンダですよ。
 ピンチをチャンスにしてきたホンダですが、この厳しい状況を
打破する策はあるのか?ですね。
 フィットが売れているうちに、次の手を打たないと勝ち残れ
ませんよぉ。
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