たまおのページ

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おおあせにっこう

2012年06月06日 | Weblog
 6月 6日

 大汗を掻いたのはアタイではないんですがね。

 仕事で宇都宮だったんです。”し ご と”です。
 そいでね。朝、上野駅の新幹線ホーム(あそこは深いんですよね
地下4Fだもの)にエスカレーターで下りているとき、アタイの
横を疾風のように駆け抜けていく人がいたんです。

 そんなカッコよくはなかったんですよ。本当はドッドッドです。
 その人が通り過ぎていくとき、「大きなお尻だなぁ。」って
思いました。後ろ姿がドッシリとしていましたが、でも女性と
分かる体型でした。

 んで、アタイがゆっくりと発車ホームに下りていったら、
その女性がサラリーマンをつかまえて、何か聞いているんです
よ。発車ボードを見上げながらね。
 サラリーマンが困惑しているので、「なんでだろ?」って近づ
いたら、女性は外国の人でした。

 どこかへ行きたいんだろうけれど、サラリーマンは教えて
あげることができないんでしょ。
 そこでアタイが登場です。どれどれ英会話の本領発揮しましょ。です。
 
 そいで、割り込んで「ドコマデェェ イキタァイデスカァ?」って
カタカナで聞いたらお笑いですが、そこはちゃんと英語で聞きました。
 「ニッコウ デス」
 「どこで乗り換えますか?」
 「ウツノミヤ デス。」
   あ、もう一度カキコしますが、ふんとに英会話ですからね。(笑)

 んで、彼女は大汗だし、パニックだし、いまここで焦ってもすぐには
列車はこないしね。でした。
 持っていたメモを見せてもらったんですが、そこには泊った(出発)
場所から日光までの経路(乗換)と時刻が記入してありました。
 必死で走って汗ダラダラで、泣きそうな顔をしている理由が分かり
ましたよ。そのとき、すでに予定(メモ)よりも1時間遅れになって
いましたもの。

 「ドノ シンカンセン イイデスカ?」
 「次のYAMABIKOですね。」
 「ウツノミヤ トマリマスカ?」
 「止まりますよ。」
 「アナタハ ドコマデ イキマスカ?」

 ここでアタイが宇都宮まで行くことを伝えることになってしまいまし
た。新幹線に乗せてお別れしようと考えていたんですがねぇ。
 アタイは宇都宮まで行く。って言ったら、彼女の顔が ニコッとなり
ましたからねぇ。(心の中で、あぁ~ぁしょうがないか でした)


 新幹線の中で いろいろ話してくれましたよ。
 原宿は値段が高い、新宿は安い。
 浅草に行って天ぷらを食べたが、ものすごく美味しかった。ただし
ものすごく値段が高かった。
 日光は何か名物はあるのか。
 あなたの仕事は何か。
 家族はいるのか、子どもはいるのか。
 お昼はどこで食べているのか。
 普段、通勤時間はどのくらいか。 などなど。

 そいからね。アタイも聞きかえしたんですよ。それによると
 彼女はオーストラリアから観光に来た。
 親は学校の先生。歳は○○歳。
 職場までは自転車で30分。

 そいでね。 
 日光の名物については 考えてしまいましたねぇ。湯葉なんか食べない
だろうし、食べても美味しいと思わないだろうしねぇ。
 アタイがパッと思いついたのは 塩羊羹です。欧米系の人はアンコや
羊羹が苦手って人が多いということですが、なにしろアタイは餡子が
好きなので、彼女に勧めておきました。

 「子どもは2人で上の子は××歳ですよ。」って言ったら、「あらぁ。
私よりも1歳下なんですね。」って言って驚いていましたね。
 アタイが若く見えるから、子どもも小さいと思っていたんでしょうね。

 あと、彼女はズゥ~と右手に食べ終わったリンゴ(リンゴの芯)を
持っていたんです。「それが朝食?」って聞いたら「ソウデス。ニホンノ
リンゴ オイシイ デモ タカイ $3デシタ。」って言っていました。
 とにかく日本はなんでも高いものねぇ。



 しかしまぁ、いくら英会話を習っているとはいっても、なかなかすぐに
言葉(英語)が出てきませんでしたね。もっと オベンキョ しなきゃね。
 宇都宮の改札で握手してバァーイ。でした。
 外国人に対してオドオドしなくなっただけでも まぁいいか。だね。
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