katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやの作品の下絵の続きとさくら教室

2008-10-22 00:13:58 | 世界遺産をみんなでつくろ!
午前中はかぐやの作品の下絵の続き。一応大体の骨組み的な絵にはなって来たものの、
女の人のグレ-ドと丹頂鶴の羽の精度さえ上がれば、早速タイルやガラスタイルの確認。

それと下地作り。ただまだ枠についても具体的なアイデアが無い・・・まだ時間は
掛かると思われる。

そんな中、さくらがやって来る。久しぶりの隼作品。今日は子供の隼を作ったのだけれど
より判りやすいのは、周りの目地を黒くした事の方かも知れない。

以前はベ-ジュの目地だった。しかしいつも言う事なんだけれど、そもそも数学と思うと
判り易い。どう言う事か?それは全体を分母とする。

全体とは、タイルを張った部分と目地の部分。では分子にタイルを置くとと何分の一に
なるのだろうか?また目地を分子に置くとどうなるか?

その時に一体いくつの割合になると最高値の見栄えのモザイクになるのか?

ここで数学とちょいと違う事が出て来る。つまり目の錯覚って言う人間特有の曖昧さ。
ここを少しいじってやると人はマジックを見た時のように錯覚する。

振り返って見る気持ちのある人は是非さくらの以前を見て欲しい。ベ-ジュの時には
バックの緑のタイルと目地は合い交じり合わない。

しかしその他のタイルとは仲間のようになっていて、緑のタイルだけが仲間はずれ的存在
になっている。従って、緑のタイルは浮いている。そんな仕上がり。

では今日は?と言うと、目地を黒くした事で今度は緑のタイルと黒目地が仲間になった。
そこでさっきまで仲間だったと思われる他のタイル達が敵になった。

これを踏まえて考えれば、目地をどのタイルと手を組ませるか?で雰囲気はいくらでも
変わって来ると言う事になる。

この作品のパ-ツはとても細かい。と言う事は目地が多い事になる。当然目地が多いなら
ベ-ジュ色が濃くなっていたはずだ。だから緑のタイルだけが細かく分散しているように

見えていたのだ。これを思い切って黒くする事で緑のタイル+黒目地が緑のタイルの割合を多く見せたと言う事になる。

しかも分散していた緑のタイルが手をつないだようになり、なおかつ他のタイルをも
くっきりさせた事になる。

常にモザイクは勇気も必要。淡くする事にこだわっていたからこそ、ベ-ジュの目地の
選択をしていたのを、勇気を持って黒くした事で縁取り部分がしまった。

これによってこれからの隼にも幅が広がったとも言えるはず。今後の展開もかなり面白そうだ。そしてまだもうひと展開ありそうだ・・・

そんな中、俺はと言うと・・・・



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