katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

山周セラミックさんの新作タイルと全国タイル工業組合

2008-10-10 07:45:51 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、車屋さんに行く。車検の時に倉庫に荷物を下ろしてもらったので積みに行く。
その足で、ニトリに下地になり得るものを探しに行く。

まずは鏡。これは11月のJAPANホ-ムビルディングショ-についての山周さん作品の分。
そして、照明をカネキさんの分として購入した。

帰るとかんすけが来て、笠原での報告と色々と相談・・・・これについては内緒。
そして山周さんのタイルを見せると、これ良いですね・・・と食い付きが良い。

そんな中、郵便物が届く・・・


全国タイル工業組合さんから。そりゃあまりにも早過ぎな対応じゃない・・・

まだ話して2日・・・あっと言う間に場所の確保はして下さるわ、パスは送られてくるわ
あまりの対応の素早さは嬉しい限りである。

無償だの寄付だの寄贈だのって事をしているのだから、スカッと対応して下さると、
無駄な時間を過ごさなくて良いし、作製する気持ちもとても乗って来る。

そのお陰でとても踏ん切り付けるのが簡単だった・・かぐやに預かっているお金を
生活費として手を付けるかも知れない・・・そう伝えた。

俺は今まで、作品が終わるまで御客さんにお金を貰う事はほとんど無かった。
しかしひょんな事からかぐやから預かる形になったので、弟子の2人のお金を預かる事

になっていた。今までも生活苦や材料費、出張の交通費と・・・さくらのお金を使わせて
貰っていた。しかし今回はかぐやのお金を使わせて貰うかも・・と伝えた。

勿論、まだ全財産は6万はある。しかしここで材料を買えば生活費を削る事になる。
支払いも完全に終わっている訳でも無いし、一番の悩みは車検の整備代・・・

それをあえて気にせず、作品を作る為には気持ちの余裕が欲しいので、次回作のかぐやの
お金を使うかも・・と言うかすかな余裕が欲しいから・・・と伝えた。

勿論使わず逃げ切りたいものだけれど。ユニディに直行したのはかぐやにこの話をしたから・・・まだ何の保障も無かったが・・・それが全国タイル工業組合さんの素早い対応

これでお金は無くても、そこに参加出来る権利を完全に頂いたのだから、ひとまずお金の
安心は確保したので迷う事無く作品作りが出来る。

山周さんの作品は建築色濃い作品を作ろうと思う。何故なら組合のブ-スを担当するのは
芸大の人達らしい。それならあえて建築色を強くした方が良い。

つまり今回は建築がらみのブ-ス。本来ならkatsuの作品を見せたい所だけれど、
2社のタイルを使用した作品を11月まで2つも作れるはずが無い・・・

組合のブ-スを担当される芸大さんはスペ-スが大きい。俺は45cmくらいだろう・・・
迫力では勝ち目は無い。ではマニア受けを狙いに行く。

タイル屋の時に俺がみんなに好かれていた事の1つは、完全にタイルの割付や墨だし。
カッコ良く言えばタイルの部分のみの設計屋さんとでも言うのかな・・・

どうやって張ったら、素敵に見えるか?それは完全に芸大さんには無理。
タイル屋でも満足に出来ない人が多いのだから。

つまり今回の1つの作品は、ミニチュアのマンションの入り口みたいな雰囲気がある鏡が
テ-マ。ただドアなんかを付けるとド-ルハウスになってしまうからとんちんかんになる

あくまで雰囲気。つまり比喩の部分はドアを鏡にする事で使えると言う部分を残す。
見つけて欲しい人はマニアックな設計屋さん・・・、建築には全く興味が無いのに、

付き合いで来た若奥さん・・・そしてタイル屋さん。

そして本当に落としに行っているのは山周さんの奥さん。この展示が終わった時に、
プレゼントする訳で。それを手にした時に、素敵・・・と反応されればしてやったり、
勝ち誇ったり、ラジバンダリィ。あはははは

つまり日頃、工場でお手伝いをしている奥さんはタイル自体を見慣れて知っているのに、
素敵と言われたら、味付けが良かった事になる。

一般の人に賛同は得たいが、そう言った身内にタイルを再確認してもらう事も重要。
それが更にお礼にもなり得るはず。

カネキさんの場合はこの11月の作品で3月を落としたい訳で・・・だから落としたいのは
社員さんであり、社長さん。

作り方にも工夫が必要・・・

7時過ぎて、どうしても欲しいものがあって、ドイトへ行く。勿論ドイトと言えば、
モ-ル材。安い値段で雰囲気を変えるのには最適。

何とか間に合って購入。時間帯がお気に入りのFM江戸川の古い歌の垂れ流し番組だった
から、行き帰り車内は熱唱状態。ただね、俺は歌いたいってよりも演奏もやりたいのね。

楽器じゃなく声で・・・そう山下達郎さんみたいに・・・あはははは
聞こえない音があるとイライラするのね。

今のギタ-のフレ-ズの最後から2音目は何の音?とか、ストリングスの音と同じ声が
どうやったら出るのかな?とか、勿論モノマネ的には節回しは欠かせない。

同じキ-でやりたいとかアホみたいに考える。無理な時はすべて雰囲気。
とは言え、歌いながら演奏も歌うって言うのは難しいのね。

ここで出来ないと、タイル切りながら出来ないでしょ?俺の目指す所はやっぱ歌って
切れる・・・なんだから・・・ね。

これが出来ないと、外の仕事は営業にならないからねぇ・・・どんな歌にも対応出来ないとね。誰が来るか判らないから・・・・

こんなのが俺のストレス発散。けれどこれが出来ないとかなりストレス・・あははは
当然アトリエに戻って割付・・・中々良い寸法にならない・・・

カウンタ-のサイズが決まっているのと、鏡の寸法も既製品・・・どう帳尻合わせるか?
しばらく振りに割付なんかしてちょいと疲れた・・・










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