《ヘルメット》
↓ヘルメットは基本的に白で、バイザーの収納のとこを
青に塗れっていう指示なんだけど、自分はもうすこしオーソドックスなグレーにした。
この青に白星の柄(デカールに付属)のものは航空ショーで使う感じに思える。
実戦仕様っぽくしたかったので。ビス等の追加を少々。
↓ややこしいのが酸素マスクの色(右写真矢印部)。
説明書ではダークシーグレー指示だけど結構いろんな色があるみたいだ。
で、ネット上で色々写真をあさって決定したのがロシアングリーン系の色。
左写真の塗料で調色。
↓酸素チューブの色がまたなんとも云えない色で、
説明書ではグリーン系指示だけど実際にはカーキに近いイメージかな(右写真矢印部)。
…どうでもいいハナシだけど左写真のカーキ、いつ買った瓶だこれf(^^。
《デカール》
↓来たね、遂にデカール作業。
先ずはデカールの密着度をあげる為とシルバリング防止に
張る面に艶ありクリアーを塗っておく。
↓今回初めて、“リキッド・デカール・フィルム”という液体を用意。
これは劣化して水に浸けるとバラバラになってしまうような古いデカールに
塗ることで新しいデカール・フィルムを生成するというスグレモノ。
恥ずかしながら人に教えてもらうまで知らなかったけど
自分のような“絶版キットを好んで作る人”にはある意味必需品なのだ。
筆でデカール部分だけに塗って乾かしてから水に入れると
モロモロ崩れたりしなくなる。…なるほどホンマに崩れずピンセットで摘まめるくらいになる。
案の定、塗っていなかったデカール番号のところは見る見るバラバラになった。くわばらくわばら…
↓おかげで問題なく作業が捗った。
あ、因みに最近の汎用デカールも使ってややでっちあげたところも。
↓…キットに付属のデカール分はほぼ完了。
リキッド・デカール・フィルムが無かったらこうはいくまい。
…で! ココからが本領発揮。というのも、付属のデカールだけでは再現出来てない部分が
まだまだある。実機の写真から、というか当たり前だけど各スイッチ類全てに
説明の文字があるのだ。
↓そこでモデルカステンの汎用デカールにいいサイズの文字がいっぱいあるので
これを細切れにして使うというコンタン。小さくてなんて書いてあるのか
殆ど判読出来ないのでそれを逆手に取った手段なのだ。
勿論これは最近買ったデカールなのでリキッド・デカール・フィルムは必要なし。
↓写真の矢印部はキット付属のデカールを使った。
黄色矢印は例の“デカールを部品で挟み込む”箇所である。
それ以外の文字部は全て汎用デカールの細切れ。
厳密にスイッチ類一つ一つというワケにはいかなかったけど、
雰囲気はだいぶん実物に近くなった。
↓正面インパネ。
キットデカールが水色とか黄緑とか、結構ハデな色使いなのが気になるけど、
まあこんな具合だ。ここでも黄色矢印が“デカールを部品で挟み込んだ”部分。
↓スケールモデルではあんまりやり過ぎは禁物だけど、
ここでも汎用デカールでのでっちあげをやっている(矢印部)。
電気系部品のラベルっぽいのを使ってそれらしくやると違和感はない。
↓一応、ヘルメットの“トランプデカール”は使ってみた。