カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「エコプラガンダム《其の2》」

2022年12月19日 | 製作日記 エコプラガンダム
寒くなったねェ! …自分の作業場も遂に昼でも10℃を下回ったので
電気ファンヒーターに替わって石油ストーブを発動した。
外じゃマフラーとか手袋が欲しいくらいの気温になってるので
あんまり外出したくない感じだなあ。

↓まぁね、仁王立ちのガンダムなんて皆んなもう見飽きてるだろうから
ポーズをつけた形にしたいと考える。ウチの飾り棚に置く際、
結構高さの無い場所が多くて困ったりするので“中腰”とか、
そんな感じに出来ないかと…。この前の“アイアンギアー”だって
置く場所が制限されてるくらいだから。
で、先ず脚の膝関節の自由度を上げるため左写真黄矢印部を削る(右写真白矢印部)。

↓するとこんな具合に通常より15度~20度くらい深く曲がるようになる。

↓片膝ついて中腰にするには片側の脚を大腿部から深く曲げる必要があるので
邪魔な腰のアーマーも写真の破線部で切断する事になる。

↓切るとこんな。
この際、内側から嵌め込んだ部品も脚を曲げて干渉する部分を排除。

↓一旦仮に組み立ててみるとこんな感じかな。
当然固定ポーズになっちゃうね。可動部分が多い、自由度のあるキット
ならそのまま組んでもこれが出来るヤツがあったりするのかな。

↓ …んー、でも片足をこうしただけではまだポーズが不自然だね。
もう片方の足は付け根から角度を外側に向け、地面に着いた3箇所を
きれいな三角形にしないとな。

↓この場合、右足の足首をもっと伸ばしたいので
上写真の黄矢印と赤矢印の部分を削る。下写真が削った後の状態。



↓このくらい伸ばせればいいのかな。

↓ここからちょっと面倒くさいけど、
右足の付け根のジョイント穴を後45度方向にずらして開け直す。
この時3~4mm上側にもずらしたいのでプラ板で上方向に肉を盛り、
その上で移動。右写真黄矢印部にオリジナル穴を埋めた跡が見える。

↓新しい穴を使って組み直すとこんな具合だ。
穴の位置を高くしたせいで上体が真っ直ぐ立っている。
45度移動だけだと写真左にひっくり返りそうな体勢になるところだったのだ。

↓…結構自然な雰囲気になったね。
岩陰に隠れながら空中にいる敵をビームライフルで狙う、みたいな感じかな。
このポーズなら脚の裏のモールドもちゃんと活かせるしね。


コメント
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