カシメルマンはBARにおるんちゃうか

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「ケッテンクラート 《eins アイン》」

2019年03月16日 | 製作日記 ケッテンクラート

またミリタリーキットいきます。
これもまた小学生ンとき作った懐かしいもの。
「ドイツ・ケッテンクラート」。
大戦中のドイツ車輌って前半分タイヤで後ろが履帯っていう、
面白い造りの兵員輸送車とかあって沢山キット作ったんだけど、
コレを初めて見たときは感動のあまりなんだか笑ってしまったね(^^)。
「なにもここまでしなくても。バイクの後ろがキャタピラだよ」って。
パケアートからはふざけてるとまでの印象を受けたけど、実は
狭い道でも重いものを牽引出来、小型なので空輸も出来てしまうという
スグレモノだったんだ。
…今じゃ自分でも〝スンゲーかっこいいゲテモノ車輌”という認識なのだ。
映画「プライベート ライアン」とかにも出てたよな。
いろんなメーカーから1/35キットも出てるみたいなんだけど
自分はあえてタミヤの旧キット。懐かし~…でも今絶版状態なのな。

↓組立図によると最初に造るのはハンドル周りからだった。
軽く部品をチェック。最初に修正したのはヘッドライト。
この遮光スリットを少し細く直したかったんだ。
古いタミヤのキットはこの長細い孔が金型強度確保のせいか
やたらにブッチョかったりした。このキットはまだ細い方だけど。

↓0.3mm厚のプラ板をヒートプレスして球面を作り、
デザインナイフで長孔を開けた。失敗保険のため2~3個作る。
パーツに被せてみたのが右の写真。
ここでは他車輌のようなハードカバーみたいにしたけど、
いろんな資料写真を見る限りではケッテン~の場合は
スリット孔がある布カバーを被せてる感じだった。

↓なんと前の車輪とフェンダー部分が一体成形になってる。
この〝ノテックライト(矢印)”はややブサイクな形なので削って
もう少し平べったい感じにしてやろう。

↓一体成形なのでフェンダーの内側は肉の塊になっており、
前からこの矢印の面が見えて不都合なのでルーターで削ってしまう。

↓…こんな具合か。タイヤとの接合部もやや後ろにさがって目立たなくなる。
反対の後ろ側は組立後殆ど見えないので問題ないかと。

↓フロントフォーク、というか前輪のステーの
サスペンションバネがオミットされてるので追加することに。
ウェーヴのスプリング線に真鍮線を通して瞬着で固定。
まあまあサスペンションに見えればいいかと。

↓周辺パーツをざっと仮組。
この際にフェンダーステー(白矢印)とタイヤの空気チューブ(黄矢印)を
追加。…でもタイヤが塗り分けにくいからまだ接着は出来ないんだよなあ。

↓ヘッドライトの上にこんな形(矢印)があるみたいなので追加。
何?ハイビーム、ロービームの切り替えスイッチかな。

↓ハンドルがまだ無いけど今回はここまで。
コメント
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