カシメルマンはBARにおるんちゃうか

≪スケールモデルからアニメキャラクターまで、
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「プロップモデル萌え」

2013年10月19日 | 製作日記「ノストロモ」

先日自分にとっては久しぶりの大物作品が完成しました。次、なにか作り始めるまではちょっと休憩。
今日も自己満足と反省点を思い返しながらチュウハイを呑む。
あ、全体がわかる写真は「APC作品アーカイブ」に貼りましたのでよければそっちも見てやってください。
…これを作っている時には映画に実際映っていた、つまり“撮影用プロップモデル”の写真をインターネットで
入手し、それをたいそう参考にさせてもらったのです。
やっぱりハリウッド映画のプロップ作る人は凄いですよ、細かな作り込みとか汚れ方の実感出しとか…。
まぁそりゃそーだわな、仕事でやってんだもんね。「そんなトコまで意地んなって作っても画面に
映らへんやん!」とか思ってしまう。
こういう人もそれなりに趣味が爆発して、自己満足と勢いでいっちゃうのかもなー。
ゴチャゴチャしたモールドの中に日本製プラモの部品が目に付くので、反対に思わずそれを捜してしまう。
あー、「スターウォーズ展」2回観にいきました。ミニチュアの微細モールドとか、色剥げ表現とか水垢表現と
か、かなり興奮しましたよ。自分もこんな風に作れたらいいなと…。 衣装とかは結構スルーだったなあf(^^;。

今時の映画は宇宙船とかみんなコンピューターグラフィック(以下“CG”)で作ってあって、
みるみる手の込んだ事もできるようになり、質感や重量感、壊れ方も目を見張るくらいリアルになったけど、
ミニチュア使って作った映像にくらべるとなんか、どこか、何処となく存在感に欠ける映像なのな。
まぁそりゃそーだわな、存在してないんだから(笑)。
CG人間がなんでもこなすんで、スタントマンの職が無くなるように、CGで何でも作れるから
プロップモデラーも食えなくなる。でもなあ、CGしか無いメカってぶっちゃけあんまり模型欲しくならないのな。
撮影用プロップが存在すると萌える。…これってある意味、実際モノがあるとアニメやCGメカに比べて
スケールモデルに近い感覚になってるのかも…。
でももうそれも分からなくなるのかな、そのうち存在感までCGで出来るようになりそうだ。
コメント (2)
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