幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

56回目の誕生日

2017-02-08 23:56:49 | 日記
 今日で56歳になりました。誰しも年を取ると感じることでしょうが、僕も自分がそんな年齢になったことに驚きます。56歳って、もう定年間近。中年というよりも初老。枯れかけたしょぼくれたオジサン。ひとり寂しく赤提灯で酒を飲む。演歌が好きで最近の若者の流行にはとんと疎くて、血圧とコレステロールが気にかかる。そんなイメージです。うーん、ちょっと合ってるところもあるのが微妙に悲しいかも。

 しかし外見は初老でも中身は未だに高校生みたいなところが残っているものです。いや、高校生だけではなく小学生の部分もあるし、青年の部分も40代の部分もあります。56年生きてきたのですから、それぞれの年齢の時の「忘れ形見」みたいなところが幾層にも内面には残っていて、それだけ人としては昔より複雑になったなと思います。良く言えば人間的な「深み」とか「幅」ができてきたのではないかと勝手に自己評価しています。

 間違いなく若い頃よりも人間としては完成度が高くなったと思うのですが、それが表現できていないというか、感じられないのが普通のオジサンの悲しいところです。見た目が佐藤浩市とか真田広之とかジョージ・クルーニー(みんな僕と同い年です)なら、それも伝わるかも知れませんが、外見はただのしょぼくれたオジサンですから誰も「素敵なオジサマ(ハート)」とはなりません。

 そんな浮ついた話よりも現実的に問題なのは健康問題です。確実に体は下り坂に入っています。血圧とコレステロールの薬を医師から飲まされています。テニスをすれば体はパンパンで、下手をすると肉離れです。ずっと仕事で座っていると腰が痛くて仕方ありません。PC画面を睨んでいると、40分おきに目を休めるために遠くの山を見ます。もう下り坂なんてものではありません。ゴロゴロと下り落ちる車輪の音が響き渡っている気がします。そう、56歳でした。5656です。ヤバい。気をつけます。
コメント
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