幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ウッドベースをたっぷり聴いたライブ

2011-07-05 03:33:05 | 音楽
 昨晩は会社の後輩でジャズボーカリストとの二足の草鞋をはくY口のライブでした。彼女のライブに行くのは4月以来2ヶ月半ぶり。前回は前日深夜にいきなり本人に誘われましたが、今回はかなり前から誘われていたのでしっかり予定は空けてありました。ただ驚いたのはライブの半日前にひょんなことで一緒にライブをするベーシストの中村健吾さんをY口から紹介されたこと。中村さんはジャズピアニストの小曽根真ともよく共演している有名ミュージシャン。御本人からも「ぜひライブ楽しんでくださいね」と言われたので、本当に楽しみにライブに行きました。

 ライブはウッドベース中村健吾、ピアノ林正樹、ボーカル山口有紀という構成。実にアコースティックで温かい音がするライブでした。ウッドベースというのは不思議な楽器です。そのでかいサイズの割にそれほど大きな音が出るわけでもなければ、遠くに届くというわけでもありません。一見図体を持て余しているかのような不器用な印象を受けるのですが、実際にはジャズをジャズらしく支えている縁の下の力持ち。しかも、出てくるときは意外にちゃんと前に出てきて、それでいて鬱陶しくも押しつけがましくもない。「気は優しくて力持ち」的な楽器です。

 中村さんはそのウッドベースを実に巧みに操りながら巧くピアノとボーカルを支えて音楽を作っていきます。Y口のボーカルもとても自由で楽な感じで歌っていて、ジャズについてはドがつく素人の僕がこんなわかったようなことを書くのもなんですけど、ド素人が聴いてもホッコリとするようなジャジーで素敵なライブでした。

 演奏の合間や終了後に中村さんといろいろ話をしました。彼のアルバムも買ってサインもしてもらいました。サックスを習い始めるまではジャズを聴きにライブハウスに通うなんてことも滅多にしなかったのに、今年だけでもう何回目でしょうか。国内の一流プレーヤーの生の演奏を何回も聴いていると、どんどん耳が肥えていく感じです。この肥やしがサックスの上達にもきっと繋がっていくと信じています。

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