幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

石川昂より下手な佐藤輝

2024-05-14 23:59:26 | 野球
 今日の中日阪神戦。ともに打力が貧弱で投手力頼みのチームですが、これまで野球の巧みさというか、打てなくても何とか点をもぎ取る阪神と、残塁ばかりで点が取れず、肝心なところでミスが出る中日の差が今の順位の差だと思っていましたが、今日に限っては逆になってしまいました。特に三塁手の守備が勝敗をわけた形になったのには少々驚きました。

 先制したのは中日で、3回阪神のエース村上相手に、中日投手の高橋宏が二塁打。これを田中幹がタイムリーを放って返して1点リード。この時に阪神一塁手大山のまずい守備がありました。阪神は6回近本の四球を足掛かりにして、佐藤輝の二塁打、そして中田の野選などで逆転。ヒット1本で2点を取った阪神に対し、中日はまた痛い守備のミスで逆転されてしまい、これはいつものパターンで負けるのかと思いました。

 ところが8回中日は先頭の岡林が二塁打、田中幹の犠打が捕手前に転がり阪神坂本が三塁に送球、タイミングは完全にアウトでしたが、佐藤輝が落球して無死一、三塁。これで好投を続けてきた村上に狂いが生じたのか、カリステと石川昂のタイムリーで3点を取って逆転しました。佐藤輝は相変わらず不安定な守備ぶりで、これでは投手もたまったものではありません。送球が取れないのですから、まずキャッチボールからやり直した方が良いでしょう。

 逆に中日の三塁石川昂は、これまでの動きの悪さから一転して、今日は2本もヒット性の強烈な打球を止めてアウトにしピンチを防ぎました。怪我で休んでいる高橋周に比べて守備が下手なので、いつもヒヤヒヤしているのですが、今日に限ってはナイスプレー連発で佐藤輝とは明暗をわけました。今の中日は守備に目を瞑って打力優先でオーダーを組んでいますが、守って競り勝つ野球をしている以上、守りで投手の足を引っ張るのは避けたいところです。石川昂は2安打2打点2ファインプレーで今日のMVPだったと思います。
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