昭和生まれの老翁の面白話。第28話「従妹」
先述の叔父、叔母の一人娘で小生の従妹で7歳下です。小生は小学校から高校卒業まで春休み、夏休み、正月休みには叔父、叔母の所で過ごし、本当の兄妹のようにしていました。彼女が中学の時「夏休みの英語の宿題をやって」というので全部標準語でなく大阪弁で訳してやりました。彼女は「これ、なんや?もう頼まんわ」と怒っていました。長じると共にだんだん口喧嘩相手になってきました。この喧嘩が楽しいのです。ツッコミとボケで何時間でも言い合いをします。従妹は口が悪いのは天下一品でどうしてこんなセリフを考え付くのか感心します。上沼恵美子もビックリです。小生のことを「天敵」と言います。電話をかけると「ああ、洋ちゃん。どこから電話してるの、地獄からか?まだ生きているの?元気か? コロナウイルスも洋ちゃんを嫌って近寄らんわな」。小生が「今度、大阪に行くので泊めてくれないかな?」というと彼女は「いやや、淀川の土手に青いシートで囲われた小屋に住んでいる人の所で泊めてもらい」と言います。冗談としてもムカっとします。身体の調子はどうだ」と聞くと彼女は「歳をとって足腰が痛くてよう歩けへんのや。それでもな、美貌は昔のまんまや」と言います。ハガキに「花の命は長すぎて苦しき事のみ大かりき」とあった。最後には「洋ちゃん、もう仕事を止めてゆっくりしいや」と優しい事も言ってくれます。
今週の一花 ヤマシャクヤク
ヤマシャクヤク。
ブログ連休中は休みます。あしからず。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます