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柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

872号 2024年辰年。靖国神社「全国神社奉納絵馬展」

2024年01月11日 16時51分33秒 | お知らせ

年の初めのからいきなりの能登半島大地震災害。二日目は航空機事故と今年も多難な年になりそうな気配です。そうならないように願いたいなものです。あけましておめでとうございますの言葉も控えたいところです。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

今年も靖国神社での「全国神社奉納絵馬展」からの有名神社、面白いと思われる絵柄を抜粋しました。(順不同)

   靖国神社 全国神社奉納絵馬展。

   神宮 三重県。

   出雲大社 島根県。

   靖国神社 東京都。

   近江神宮 滋賀県。

   春日大社 奈良県。

   明治神宮 東京都。

   日光東照宮 栃木県。

   鎌倉宮 神奈川県。

   伏見稲荷大社 京都府。

   今宮戎神社 大阪府。

   三嶋大社 静岡県。

   北野天満宮 京都府。

   太宰府天満宮 福岡県。

   八坂神社 京都府。

   住吉大社 大阪府。

   天岩戸神社 宮崎県。

   平安神宮 京都府。

   金刀比羅宮 香川県。 

   二見興玉神社 三重県。

   笠間稲荷神社 茨城県。

   鶴岡八幡宮 神奈川県。

   東京大神宮 東京都。

   金華山黄金山神社 宮城県。

   秩父神社 埼玉県。

   三峰神社 埼玉県。 

  富岡八幡宮 東京都。

   石槌神社 愛媛県。

   香取神宮 千葉県。

   石川護国神社 石川県。

 


871号 昭和生まれの老翁の面白話。第14話 「高校の後輩の話 ② 今週の一花 シクラメン

2023年12月27日 19時39分18秒 | お知らせ

京大の元教授 ②

高校の後輩の京大の元教授にソバの研究者がいる。彼は助手と2人で宿も食事処も無き山野を30キロを超える荷物を背負い中国をはじめ、アジア一帯をソバ属の新種の探索に放浪していました。

チベットでの話と聞いたが、頂上も見えず、谷底も見えないような草木が生えていない断崖絶壁の中腹に一本の幅40センチほどの道があったそうです。そこを助手と二人で向こうに行こうとしていたところ、丁度真ん中あたりに来た時に向こうにロバを連れた老人がその道に差し掛かろうとしていました。彼等は必死で「来るな、帰れ」と大声を上げ、手で追い払う仕草をしました。しかし、彼は平然と来てしまったのです。行き違える場所はありません。仕方がなく2人は30キロの荷を背負いながら道の端にしがみついてぶら下がりロバと老人が行き過ぎるのを待ったそうです。落下したら一巻の終わりです。その話を聞いてから、断崖絶壁や山の頂上で降りられなくなり、しがみついている夢をしばしば見るようになった。

今週の一花 シクラメン ‘セレナーディア アロマブルー’

 シクラメン ‘セレナーディア アロマブルー’ ブルーのシクラメンで香りがある。

今回で今年のブロクは終わりです。皆様良いお年をお迎えください。


870号 昭和生まれの老翁の面白話。第13話 「高校の後輩の話 ① 今週の一花 カニバサボテン

2023年12月21日 17時54分24秒 | お知らせ

第13話 後輩の京大の元農学部教授 ①

高校の後輩に元京都大学農学部教授(定年退職)がいる。彼は最初会った時、小生を横柄な口を利く後輩と思ったらしい。しかし、小生が一年先輩だとわかるとそれも仕方がないと思ったらしい。不思議なことに高校、大学と言うところの先輩、後輩の序列は社会的序列と異なり絶対なものであります。

彼はソバ属の研究ではかなり成果を上げ、中国をはじめ、アジアの各地を巡り、ソバ属の新種を数十種発見したそうです。小生が「なぜソバを研究テーマにしたのか」と聞くと彼は「米の研究者は5万といるのでソバにした」ということでした。彼が言うのには「中国にはソバの林がある」とのことでした。小生は木の様なソバをイメージしました。彼に種をくれ」と言ってその種を畑で栽培しました。出来たのは高さ2メートルを超える痩せたオオイタドリのようでした。実は小さくまばらに付き、実用にはとてもなりそうもない代物でしたが、これがたくさん生えていると林のように見えると納得しました。

今週の一花 カニバサボテン。

 カニバサボテン。葉にトゲ状の突起がない。

 

 


869号 1015億円。昭和生まれの老翁の面白話。第12話 「高校の同期の話」 今週の一花  ビワ ‘なつだより’

2023年12月14日 17時25分51秒 | お知らせ

1015億円。スポーツ界史上最高契約金。大谷翔平ドジャースへ移籍。契約金の多さに驚くが、その実感は分からない。彼は野球に対する向上心だけではなく、驕りなく、謙虚、心遣い、おおらかで人格として完璧に近くケチの付けどころがない。ケチをつけるとしたら、彼は少々ケチだそうな。

第12話 高校の同期の友の話 動物病院経営

動物病院を経営している高校の同級生がいる。このところのペットブームで大儲けをしています。所用で近くに言った折に寄ってみました。病院前には往診用の高級乗用車の他にランドクルーザーが置いてありました。人間を診ているより、獣医の方が儲かっているようです。私が「すごいな高級車が2台もあるぜ」と言うと彼は「日本では車を2台以上持ってはいけない法律はない」と言ました。

彼が「これからイヌの帝王切開をやるので見ていくか?」というので見せてもらいました。彼が手際よく犬の腹を切ると中に子犬がいました」彼が「おお、たくさんいるで、6匹もいる」と言って取り出しました。

帝王切開はどれくらいの頻度でやるのか」と聞くと、彼は100パーセント」と答えました。「自然分娩はしないのか」と聞くと彼は「しない、自然分娩だといつになるかわからない、夜中になることもあるので待っておられない」小生が待ってやらないのかと聞く」と彼は「待たない、待っていたら飲みに行けないだろうが」とのことでした。

彼の恐ろしい話を聞きました。狂犬病予防注射をするのに、悪い獣医は高い予防注射を打たずに安いブドウ糖液を打って、差額を儲けている奴がいる。今のところ、日本に狂犬病はないが、世界には狂犬病がある国はたくさんある。一度、日本に狂犬病が入ったら、大変なことになる」と言っていました。マジかよ!ずーと以前の話だが。

今週の一花 ビワ‘なつたより’。

 ビワ‘なつたより’ 花。

 

 


868号 昭和生まれの老翁の面白話。第11話 「高校の先輩の話③」 今週の一花 カラー❛シルクロード❜  

2023年12月07日 11時03分15秒 | お知らせ

第11話 高校の先輩の話③ 通っている大学はどこ?

高校の先輩から聞いた話です。彼は京都大学に国鉄(今のJR)東海道線で通学していました。車内に二人駆けの席が向かい合うボックシートがありました。ある日、向かいにしとやかで可愛い美人が座りました。どこかの大学に通っているようです。彼は一目惚れして、是非付き合いたいと思ったそうです。俺は京都大学生だし、容姿もいい方だと少し自信があり、ちょっと上から目線の言い方をするのが常でしたが。そこでさっそく声を掛けたそうです。「何処の大学に通っているの?」すると彼女は「女子大です」と答えまました。彼は「女子大と言っても上は奈良女子大から下は○○女子大まであるがどこ?」と聞きました。すると女性は恥ずかしそうに「その一番下の○○女子大です」と答えました。しまったと彼は思ったが後の祭り、一巻の終わりでした。二人は気まずい思いをして京都駅を降りたそうです。彼はしきりに自分の浅はかな言動を悔やんでいました。「馬鹿だな、俺は」。

今週の一花 カラー❛シルクロード❜

 カラー ‘シルクロード’。湿地性の小型の品種。


867号 昭和生まれの老翁の面白話。第10話 「高校の先輩の話②」 今週の一花 チョコレートコスモス‘赤とんぼ あられ’

2023年11月30日 18時48分46秒 | お知らせ

10話 高校の先輩の話 ②

高校の先輩に私立医科大学の教授がいました。チョット偉ぶるところがありました。特に男尊女卑で女性を軽視する言動がありました。だからと言って女性が嫌いかというとそうではなく、女性好きなのです。女性にあまり好かれるタイプでないので腹いせの言動ではないかと思います。

彼は臨床医ではなく、脳の疾患をある方法(詳しくは書けない)で解明する研究をしていました。彼の研究室に遊びに行った時に、研究室にバケツが数個ありました。彼は一般人に見せてはいけないのだが」と言いながらバケツの蓋をパカッとあけました。そこにはホルマリン漬けの人の脳みそが数段入っていました。これは「どこの人のもの?」と聞くと「輸入品で病名がわかっている、多くは犯罪人かな」と言いました。彼は「いろいろ調べてみたが精神分裂症(今は統合失調症という)だけは、病変がわからない」と言っていました。

彼は家を継ぐために医大をやめ、郷里に帰り、近くの大病院に研究者と教授として籍を置いていました。数年間は賀状や電話での付き合いはありましたが、いつの間にか賀状も来なくなりました。

ある時、別の先輩に鈴木(仮名)先輩はどうされています」と聞いたところ、先輩は「あいつは死んだよ、ボケてな」ということでした。死因がボケ(痴呆症)ということは無いと思いましたが、自分が脳の病理を研究して、他人に比べ優秀と自負していた人も、最後は痴呆症になるということがわかりました。他人の脳障害のことは分かっても自分の脳を見ることはできなかったでしょうから。

今週の一花 チョコレートコスモス‘赤とんぼ あられ’

 チョコレートコスモス ❛赤とんぼ あられ❜ 新品種。


866号 昭和生まれの老翁の面白話。第9話 「高校の先輩の話①」 今週の一花 ナルキッサス ビリディフロルス「緑の水仙」

2023年11月23日 13時53分33秒 | お知らせ

高校の先輩に織田信長の家臣で家老(おとな)と呼ばれる譜代の重職の末裔がいました。同窓生は彼のことを「殿」と呼んでいました。また、同じ年ごろの先輩に精神科の女医はいました。小柄で優しい京弁で話をし、かわいらしい女性で「姫」と呼んでいました。

「殿」の話。

「オレは妻と、一戦を交えるときは、手を抜かずに一生懸命にやるんだ」と言いました。小生は「さすが殿。奥さまもお喜びのことでしょう」

以前勤めていた会社の上司が言うのには「オレが妻とやる時に、妻はぐーぐーとイビキをかいて爆睡してやがんの、全くしらけるで」。お気の毒様です。

町内会のある若い男性は「妻とやる時は、妻とは別のいい女を抱いていると思いながらするんだ」と言いました。私は嫁さんはお前とは違う、よい男に抱かれていると夢想しているのではないかと思いましたが口には出しませんでした。「同衾異夢」です。

「姫」の話

姫は精神科病院の女医で、夫も同じ病院の精神科の医師で院長でした。小生が同窓生の登山旅行の幹事をやったおり、打ち合わせで姫に電話をしました。折悪しく姫はいなく、夫が出ました。電話の対応は野太い声で恐ろしく横柄でヤクザと話をしているようでした。そそくさに用件だけを述べ、電話を切りました。後で、姫から電話があり「夫の電話対応が悪かったでしょう。申し訳ありません。患者を診ていると、だんだん患者に似てくるのよね」とのことでした。なんとなくわからない事でもないと思いました。また姫が「猿麻呂さん、何かあったら私が診てあげますよ」言ってくれましたが、あまりお願いしたいとは思いませんでした。

今週の一花。ナルキッサス ビリディフロルス 「緑の水仙」

 ナルキッサス ビリディフロルス「緑の水仙」。中国原産の原種。

 

 


865号 昭和生まれの老翁の面白話。第8話 「後輩の兄の話③」 今週の一花 ネリネ ‘エレガンス’ 

2023年11月16日 08時26分09秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。第8話 「後輩の兄の話③」

大学の後輩の父親が死んだ。父親は消防署に勤めており褒章も受けた人で、それなりの財産も残したそうです。

母、子供たちに財産分与になりました。しかし、死亡した人の銀行預金や郵便貯金を解約するには相続人全員の住民票や印鑑証明、財産分与の割合の承認書などが必要です。

ところが困ったことが起きました。兄の所在が分からないのです。四方八方心当たりを探しましたがわかりません。置き引き常習者の兄は父親から勘当され、遺言書にも相続させないという相続拒否者でした。法的な詳しいことはわかりませんが勘当された相続拒否者でも法的な親子関係は継続され、相続権が遺留分として、最低限の相続権はあるそうです。法的な相続欠格者や相続廃除者は相続をすることは出来ませんが遺言書だけでは相続拒否はできないそうです。兄の所在不明では住民票や実印の印鑑証明などの書類がそろいません。相続人の一人でも書類が欠けると銀行貯金や郵便預金の解約ができず、財産分与ができません。相続人達は困ってしまいました。ところが姉が「もしや」と言いました。そこで電話をしたのは刑務所でした。姉は「いたよ。広島刑務所に」

今週の一花 ネリネ「ダイヤモンドリリー」 ‘エレガンス’

 ネリネ「ダイヤモンドリリー」‘エレガンス’ 光に当たると花弁がきらきら光るのでダイヤモンドリリーの別名がある。


864号 昭和生まれの老翁の面白話。第7話 「後輩の兄の話②」 今週の一花 タイワンホトトギス

2023年11月08日 20時27分24秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。第7話  後輩の兄の話 ②

先にも書いた大学の後輩の常習万引き犯の兄ですが音信不通になっていました。

ある時、後輩の姉に兄から手紙が来ました。手紙の出所は刑務所の中からでした。置き引き犯で捕まり、刑務所に収監されているそうです。兄はイケメンでシャバにいるときは、いつも身ぎれいにしてスーツをダンディーに着こなし、どう見ても置き引きをするようには見えず、女には不自由しないとのことでした。人の物に手を出す、女に手を出す。手癖の悪い男です。

手紙には「なれない仕事で手が荒れます」と書いてあったそうです。刑務作業で手の荒れる作業をさせられているようです。兄は手などが荒れるのを極度に嫌っていたそうです。女に荒れた手を見せるのは余り良い仕事についていないと思われるのを嫌ったからです。見かけのプライドだけは高いようです。確かに置き引きは手が荒れないでしょう。

今週の一花 タイワンホトトギス。台湾原産のホトトギス。

 タイワンホトトギス。花枝が分枝する。日本の在来種のホトトギスは分枝しない。


863号 昭和生まれの老翁の面白話。第6話 「後輩の兄の話①」 今週の一花 食用キク もってのほか」

2023年11月02日 11時37分18秒 | お知らせ

昭和生まれの老翁の面白話。第6話 「後輩の兄の話①」 

大学の後輩と話をしている時に彼が言うのには「先輩より俺の兄の方が頭がいい」と自慢げに言いました。このセリフは一応、私の頭が良いということを認めた上で言っていると解釈して、まんざらでもなく気分良くしたのですが、次のセリフがいけなかった。彼が言うのには「兄は今、刑務所に入っているのです」。「なんで?」と聞くと。彼は「兄はまともな職業につかず、置き引き専門で稼いで?いるのです」私は私よりも頭の良いと言う置き引き犯の兄に比較されたのを釈然としませんでした。彼が言うのには「先日、刑期を終えて釈放になったのですが、数時間後には刑事に捕まり、今はまた、刑務所に収監されている」とのことでした。警察は彼の兄は常習犯で、必ず、また、置き引きをするとみて、釈放後、刑事が尾行していたのです。あに図らんや、兄は矯正教育のかいもなく、数時間後、電車内で置き引をして、即、捕まったそうです。

後輩が「兄が私より頭が良い」というのは何を根拠に言ったのかわかりませんが、苦労せず人のものを盗むのが頭が良いのだろうか?よくわからん。

今週の一花 食用キク ‘もってのほか’。

 食用ギク ‘もってのほか’。