東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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井俣町長の就任後、補助金は9億円増えた

2022年04月13日 | インポート
(門原武志議会レポート2022年3月号をリリースします)

 3月議会(3月23日閉会)は、井俣憲治町長の任期満了前の最後の議会です。門原武志は、一般質問で、井俣町長の新年度に向けての政治姿勢を聞きました。

井俣町長では国と県からの補助金が来ないという風説があるが…
「私の就任後、9億円増えた」(井俣町長) 


「井俣町長は自民党と繋がりがないから補助金が来ない?」・・・門原は、このような風説があることを取り上げ、井俣町長に認識を聞きました。井俣町長は、過去5年の決算の数値(上の表)を示し「私の就任後、9億円増えた」と答弁。学校教室への空調整備など新規事業にも補助金が活用されています。

国からだけでなく全国の市町村からも熱い注目!
有機野菜を取り入れた学校給食



 国との繋がりが強くなった事例として、井俣町長は有機野菜を小中学校と町立保育園の給食に取り入れたことを挙げ「各種メディアで取り上げられ、全国市町村、国から注目された。国の『オーガニックビレッジ事業』で有機農業推進のモデル自治体として協力を求められた。『みどりの食料システム戦略推進交付金』(国からの補助金)を活用するために準備中」と説明しました。
 食の安全、農家支援、農地保全による災害に強いまちづくりが「中日新聞」の社説で紹介されました。



役場南西角の交差点信号
設置までの経過 
井俣町長が説明


 門原武志は、役場南西角の交差点(2020年9月、ららぽーと愛知東郷開業と同時期に供用開始)に信号機が設置されてこなかったことについて、井俣町長のせいで設置が遅れたとの風説が町内で流布していることを紹介し、「正確な情報で判断するのが民主主義の基本だと思うが町長の考えは」と質問しました。
 これに対し、井俣町長は、信号機設置までの経過を次のように説明しました。

設置されないと決まっていたが

 役場南西交差点の信号機は、私(井俣町長)が就任した時点では設置されないことが決まっていた。私も信号機がないことを危惧していた。桝池交差点の信号の撤去も平成28年(2016年)に決まっていた。
 役場南西角交差点の道路開通後、心配した通り、接触事故が多発したので、一日も早く設置をと、令和2年(20年)10月に愛知警察署長に要望した。いったん、設置しないことと、撤去することが決まった後だから、その大変さはなかなか伝わらないと思うが、大変だった。愛知署、県と連携し、啓発活動や防護柵設置工事などをした。県警本部は、最初は「難しい」と言っていたが、供用開始後の状況や私からの働きかけで設置された。もちろん地域や議会からの働きかけもあった。

風説は「聞いていない」

 井俣町長は風説について「聞いていない」と言及を避けました。


井俣町長が4年間でやり残したことは?

 門原武志は井俣町長に4年間でやり残したことを質問。井俣町長は次のことを挙げました。
①社会人も含め18歳までの医療費完全無料化
②高齢者初診医療費無料化
 ①と②は議会が賛同しなかった(門原は賛成)
③学校給食費を半額(物価上昇には公費投入で給食費を据え置き。月定額制の導入で十数パーセントの負担軽減は実現)
④高齢者が集える場所づくり
 この4点について、井俣町長は「必要な施策だ」と述べ、引き続き実現に取り組む意欲を示しました。

町長が提案したものの議会の賛同が得られなかった他の事業

〇県補助金1400万円を活用し、町内で使える商品券を1人2000円分(22歳までと65歳以上には2000円上乗せ)配布。事業費約1億5000万円 (2021年度)
〇プラスチック製容器包装の計画収集 (2020年度)

これらの町長の提案に賛成した議員(敬称略) 門原武志、比嘉浩二、中野まさひろ、熊田彰夫、國府田さとみ、加藤啓二、菱川和英(7人)
町長の提案に反対した議員(敬称略) 高木佳子、山下茂、石橋直季、加藤達雄、加藤宏明、山田達郎、水川淳、近藤鑛治、若園ひでこ(9人)
コメント
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