日進市は赤池駅前駐輪場を有料化する方針です。東郷町民の利用も多く、大きな影響がありそうです。
計画では、駅周辺にある駐輪場に建屋の建築または屋根の設置を行い、自転車留め、ゲートを設置するなどの整備を行い、管理員を配置するとしています。
これらを丸ごと、官僚の天下り先となっている財団法人自転車駐車場整備センターに25年間の長期契約で任せます。来年2月ごろから順次開場する予定です。
利用料は1日100円、1ヵ月一般2000円、高校生以下1500円程度となる見込みです。
現在、収容台数2263台を越える2294台の利用があります(2011年度実績)。日進市は、有料化で利用者が2割減り、赤池箕ノ手土地区画整理事業により250台増加すると見込み、整備後の収容台数を、必要数を超える2395台としています。
日進駅でも有料化を検討
多数の放置自転車が周辺にあふれることが予想されるため、放置禁止区域を設定し、撤去します。
日進市は、この方式を日進駅前駐輪場にも取り入れることを検討しています。
駐輪場から自転車があふれている問題や放置自転車対策、盗難防止は必要ですが、それと有料化は別の問題です。
駐輪場は、駅までの住民の足の確保に必要なもので、公共性の高い施設です。
日進市の坂林卓美市議(日本共産党)は「有料化は見直すべきです」と話しています。
私が利用者への周知方法について日進市に問い合わせたところ、担当者は「自転車かごにビラを投入する」と話しました。