東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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9月議会一般質問報告(2)

2009年09月15日 | 東郷町議会

 「速報(1)」なんて書いておきながら、(2)が遅くなってすみません。

 以下は一般質問のやりとりの要約です。1回質問して、1回だけの答弁であきらめているように読み取れますが、実際はいろんな例を出したりして追求しています。ただ、実際に1回目の答弁が覆るようなことはないので、内容的には、本当に、以下に出すような素っ気ないものです。

国民健康保険について

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かどはら 国保加入者の医療費窓口負担の減免が法で決められている。低所得者向けの制度設置を。

健康部長  来年度に国が作る基準を見て決める。

かどはら 特定健診で料金を取るのをやめよ。

健康部長 健診の内容や財政を見て研究する。

かどはら 離職者向けに国保税減免制度の拡充を。

健康部長  近隣の減免制度を研究するが、いますぐ拡充する考えはない。

かどはら 国保税滞納者にも保険証を送るべきだ。

健康部長  納税相談のために取りに来てもらうが、緊急時には代理の人に渡した。

 消極的な答弁が多くて残念です。

 国保加入者の窓口負担(医療機関で払うお金)の減免を決めている近隣の自治体は日進市と豊明市などがあります。

 この質問で失敗しました。再質問で、「せっかくいいことを近くの市でしているのだから、国の基準を待つことはないでしょう」と聞きましたが、「法で定められていることをしないのは怠慢だ」と言うべき所でした。

 国保の特定健診でお金を取っているのは近隣では東郷町だけです。(町指定医療機関で受けると1300円、集団で受けると1000円)

 お金で健康診断を受ける権利が抑えられていないか、心配です。以前の住民健診では住民税非課税世帯からはお金を取っていませんでしたが、国保の特定健診になってからは住民税非課税世帯からもお金を取っています。

 国保税滞納者には納税相談に来ないと保険証を渡さないのが基本だそうです。「どうせお金もないし病院なんか行かないから保険証なんかいらん」なんて親が思っているような家庭があったら、その家の子はどうなるのか。やっぱり心配です。

5歳児健診の実施を

かどはら 障がいの早期発見のために実施を。

健康部長  国のモデル事業を見て検討する。当面は健診の内容や健診後の見守りを充実したい。

 視力障害の発見が遅れそうになった、というお母さんの話を紹介しました。3歳児健診以降の見守り体制の強化で対応できるなら、それでも良いのですが、たとえば全世帯訪問なんてできないでしょうから、そのへんどうなのか、突っ込むのが不足してました。反省点です。

「税を払えない」と言う人への対応は

かどはら 税金を払えず相談に来る人への対応は。

副町長 生活の状況を聞き、分納計画を立てる。

かどはら 分納を約束した人に督促状が届いた。なぜわざわざ送るのか。

副町長 納期通りに納税しない人には督促状を送ることになっているが、分納計画を立てたとき説明すべきだった。

 税金を払えないことが納期前に分かったので、納期前にあらかじめ相談に来た人が、職員から「本当にお金が無いのか、貯金もないのか」と詰め寄られ、「二度と来るものか」と思ったという話を紹介しました。もっと言うと、この人、もう町外に引っ越した人です。

 その気になれば役場の督促を無視できるでしょうに。まじめに相談に来た人を怒らせてどうするだ、ということです。もしこの人がきてくれなかったら、役場職員がその人が住んでいる所まで行くことになっていたはずです。そうしなくて済んだことを感謝していいぐらいです。

 親身になった相談と分かりやすい説明が大切です。

コメント
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