東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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高校3年生(18歳)まで医療費無料化、来年1月1日からの実施が決定!

2011年09月23日 | 東郷町政

 22日、東郷町の子どもの医療費窓口負担無料制度を来年1月1日から高校3年生まで(18歳になった年度の3月31日まで)に拡大する条例が、東郷町議会で全員一致で可決されました。

 現在の東郷町の子ども医療費窓口負担無料化は、通院は小学校6年生まで(今年4月実施)、入院は中学校3年生までです。2008年から、愛知県の制度が通院は小学校入学前まで、入院は中3までに拡大されてから、愛知県内では多くの市町村が独自に通院も中3までに拡大しました。しかし東郷町だけが周辺より遅れた状況に長くありました。

 それが今回の条例案の可決により、一気に県内一の水準に躍り出ました。

 子ども医療費窓口負担無料化は、子育て世代からの期待が大きかったのは当然です。他の世代の方々からも、どの子どもも健やかに育つために必要な制度だと、期待されてきました。また、「これだけ注目される施策で、周りの町より遅れてどうする? 町のイメージアップにマイナス」という意見も、多くの住民から聞かれました。

 この制度については、数回にわたって住民による署名運動が取り組まれ、議会に請願署名が提出されました。日本共産党も協力しました。

 今回の条例提案は、こうした住民の努力が実ったものです。

 また日本共産党議員団も、他の議員と協力しながら、通院も中3まで拡大する条例案を、数回にわたって議会に提出しました。

 今回の議会で川瀬雅喜町長は「18歳までというのは、児童福祉法に定める児童だから」という答弁をしていました。これはとても納得できる説明です。今考えると、「中3まで」という私たちの提案は控えめなものでした。

 なお、今回の制度改正により必要になる年関係費は3300万円と見積もられています。これは町税の前納報奨金の廃止(1180万円)、職員の地域手当の引き下げ(1960万円)、議員定数削減(4人、1500万円)で賄えると、当局は説明しています。

 町長は「次は在宅医療や介護予防など、高齢者福祉に力を入れる」と述べています。

 日本共産党も、老人医療費無料化の実現など、高齢者も安心して医療が受けられる東郷町の実現に頑張ります。

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