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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

「『大市民語録』、わずか5話で打ち切り」

2012年01月16日 | その他
▲「みぐぞうの後ろ向き日記」2007/06/28(木) 00:11:12。
 〈http://migzou.blog84.fc2.com/blog-entry-96.html

 柳沢きみお「大市民シリーズ」について、面白い批評。かならずしもというよりそれほど同意できないが、私にはない視角からの切り込みで、おもしろい。
 主人公山形鐘一郎(ほぼイコール作者の柳沢きみお氏)について、「毎日毎日夜は酒浸り、明かりを消してずっと独り言を言ったり、翌朝目覚めても酒が残り、ずっと寝ていたいと思うと本編の中で書いていましたが、それはどう考えても鬱病とアルコール依存症の典型的な症状です」というのはと胸をつかれた。いまの私もだいたいそうだから。(独り言は若いときからだが。)そうなのか?