http://ctext.org/library.pl?if=gb&res=81773
語の内包を定義してある。「“定義”にあたる“語”はこれこれ」という語順。「混沌不明了謂之霧淞〔混沌として明了ならざる、之を霧淞と謂う)」(「巻上」冒頭項)。
これは、やや形は異なるが、戴震が『孟子字義疏証』で指摘した、「A之謂BはB也者A之謂(也)の倒置」の一例か。
孟子凡曰「謂之」者,以下所稱之名辨上之實,如中庸「自誠明謂之性,自明誠謂之教」,此非為性教言之,以性教區別「自誠明」「自明誠」二者耳。(『孟子字義疏証』「巻中 天道四条」)
なお著者は明代後期(万暦時代)の官僚で、浙江嘉興の出身。宋の岳飛の子孫に当たる由。
同書「小引」によれば、この著は著者の郷里の方言(語彙・表現)を共通語(文言文)で説明したものらしい。
語の内包を定義してある。「“定義”にあたる“語”はこれこれ」という語順。「混沌不明了謂之霧淞〔混沌として明了ならざる、之を霧淞と謂う)」(「巻上」冒頭項)。
これは、やや形は異なるが、戴震が『孟子字義疏証』で指摘した、「A之謂BはB也者A之謂(也)の倒置」の一例か。
孟子凡曰「謂之」者,以下所稱之名辨上之實,如中庸「自誠明謂之性,自明誠謂之教」,此非為性教言之,以性教區別「自誠明」「自明誠」二者耳。(『孟子字義疏証』「巻中 天道四条」)
なお著者は明代後期(万暦時代)の官僚で、浙江嘉興の出身。宋の岳飛の子孫に当たる由。
同書「小引」によれば、この著は著者の郷里の方言(語彙・表現)を共通語(文言文)で説明したものらしい。