書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

ウィキペディア「大番 (小説)」項を見て

2017年12月25日 | 文学
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%95%AA_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)

 この作品、書かれている世界はあまり好きではないけれど、文章の風通しのよさがとても心地よい。自分のそれもふくめて、湿気の高い(内容のみでなく)文章が身のまわりに常、目につくのが主、だから。主人公役の加東大介さん(映画)や渥美清さん(テレビ)がどう演じられたかに、すこしく興味がある。