川原秀城編『朝鮮朝後期の社会と思想』(勉誠出版 2015年2月)、同書83-98頁。
出版社による紹介。
太祖ヌルハチの天命年間から太宗ホンタイジの天聡年間の末年まで、後金ハンは、朝鮮国王をみずからと同様にhanハンと呼んでいた由。ところが天聡年間の末年からwangワン(王)と呼ぶ例が増えはじめ、ホンタイジが皇帝に即位し国号を大清国と改めた次の崇徳年間には自らがハンにして寛温仁聖皇帝となる一方で、朝鮮国王にたいする呼称はワンで統一されるという。
出版社による紹介。
太祖ヌルハチの天命年間から太宗ホンタイジの天聡年間の末年まで、後金ハンは、朝鮮国王をみずからと同様にhanハンと呼んでいた由。ところが天聡年間の末年からwangワン(王)と呼ぶ例が増えはじめ、ホンタイジが皇帝に即位し国号を大清国と改めた次の崇徳年間には自らがハンにして寛温仁聖皇帝となる一方で、朝鮮国王にたいする呼称はワンで統一されるという。