『東方学報 京都』40、1969年3月掲載、同誌115-159頁。原文旧漢字。
「演繹的に推論する思考の習慣」が、伝統的に中国の人間には決定的に欠けていたと書いてある。145頁。
その欠如は機械学=力学の成立をはばむ重要な要因であったように思われる。 (145頁)
思考法にかんしてもうひとつつけ加えておけば、運動する物質と運動させる力(エネルギー源)とを区別しない思想風土においては、やはり機械学=力学は成立しないだろう、ということである。 (同頁)
「演繹的に推論する思考の習慣」が、伝統的に中国の人間には決定的に欠けていたと書いてある。145頁。
その欠如は機械学=力学の成立をはばむ重要な要因であったように思われる。 (145頁)
思考法にかんしてもうひとつつけ加えておけば、運動する物質と運動させる力(エネルギー源)とを区別しない思想風土においては、やはり機械学=力学は成立しないだろう、ということである。 (同頁)