書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

増井経夫「商人の知恵 清代銀商人の場合」

2018年06月11日 | 東洋史
 『金沢大学法文学部論集 哲学史学編」10、1963年3月掲載、同誌33-53頁。

 同じ著者の『中国の銀と商人』(研文出版 1986年2月)から曳かれてこちらに遡ってきた。読んだのは数年前で、学部か院の授業でも引用した。書架の整理ついでに再読、面白い。著者とその作業を昔から尊敬している。