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書籍之海 漂流記

看板に掲げているのは「書籍」だけですが、実際は人間の精神の営みすべての海を航海しています。

内山俊彦 『中国古代思想史における自然認識』

2017年12月20日 | 東洋史
 2017年2月20日「内山俊彦 「王安石思想初探」」より続き。

 先秦から漢初の中国の思想状況を語るのに「マルクスの言葉」「階級性の刻印」また「旧い支配階級を打倒しそれに代わって出現してくる新しい支配階級」といった語彙表現から成る「基本的視座」をまず設置する思考的必然性は何であろう。

(創文社 1987年1月)