出版社による新刊紹介。
本書は〔略〕石堂清倫氏が翻訳した『共産主義とは何か』(三一書房、一九七三年)の増補改訂版である。ソルジェニーツィン文学が『収容所群島』で描いたスターリンのソ連を、歴史学および哲学の立場から描いた戦慄と驚愕のドキュメントが織りなす壮大なスターリンとスターリン主義の研究。 (「内容説明」)
石堂訳を出版されてから10年ほどあとで読んだ。ソ連がアフガニスタンへ侵攻し、『収容所群島』が木村浩氏による日本語訳で出てまだあまり時間もたっていないころで、その中でスターリンのみならずレーニンまで批判したというので、「これでソルジェニーツィンも化けの皮が剥がれた」と、当時我が国のソ連研究者の某が冷笑していた頃だ。
(現代思潮新社 2017年10月)
本書は〔略〕石堂清倫氏が翻訳した『共産主義とは何か』(三一書房、一九七三年)の増補改訂版である。ソルジェニーツィン文学が『収容所群島』で描いたスターリンのソ連を、歴史学および哲学の立場から描いた戦慄と驚愕のドキュメントが織りなす壮大なスターリンとスターリン主義の研究。 (「内容説明」)
石堂訳を出版されてから10年ほどあとで読んだ。ソ連がアフガニスタンへ侵攻し、『収容所群島』が木村浩氏による日本語訳で出てまだあまり時間もたっていないころで、その中でスターリンのみならずレーニンまで批判したというので、「これでソルジェニーツィンも化けの皮が剥がれた」と、当時我が国のソ連研究者の某が冷笑していた頃だ。
(現代思潮新社 2017年10月)