予定ではTPPも押し切られ

2013-08-24 18:12:14 | 塾あれこれ
原発事故、当然の感覚として「大丈夫か」と
危惧した人は多いはずです。

東電は「大丈夫、きちんとやります」と言い
政府は「専門家がきちんとやるのでご心配なく」

その言葉がいかに大嘘だったかは現在の進行状況が
示しています。
タンクから海に流れ出たことを「気付かなかった」

彼らは何と言うか。
「事故をテッテイ究明し、今後は十分に対応します。
 ご安心下さい。
 他の原発は大丈夫です。我々にお任せを。」

我々は「信じられるかバカヤロ」なんて言えませんね。
したがってまた時間稼ぎが可能です。
先延ばしをして(税金大量投入はやむをえず)の雰囲気を
待つのです。

大きな手を打とうとせず、小さいことをやってみせます。
それではダメなことは予測可能にも関わらず。

その間に事態が悪化することも勘定に入れません。
最初から大きなことをやる実行力がないのですね。

これが失敗をしたくないエリートの実像です。
確たる証拠がなければ、どうとでも言い逃れられるし。


TPP交渉も同じです。

「鋭意努力してみましたが、何ぶん相手国との交渉であり
 我が国の主張も100%まではなかなか・・
 何より交渉の時間がなかったことが大きかったですね」

こう言えば済むワケです。

初めから分かっていたことなのに、そうは言えないので 
「頑張って交渉し、必ず我が国の利益を損なうことのない
 ようにしてまいりますので、どうかご安心ください」と
安倍首相を筆頭に「いけしゃーしゃー」と交渉に
乗り出したのです。

妥結を急ぐ米国が日本との交渉を遅らせているのも
足元を見ているだけではありません。
日本の官僚や政治家に一種の助け船ですね。

「やー、時間がなかった」
「アメリカも国内事情があるしね」
と言えるようにです。


これで日本は完全に米国の支配下に入ります。
もはや難しい交渉ごとは存在しません。
(岸→佐藤→安倍で日本の米国支配の完成!!)

そこで駐日大使をド素人に任せても大丈夫なのです。
「あのケネディ家だぞ、有り難く思え」ってね。


これからの日本人はアメリカ人に負けない体力を持ち
ズ太い神経で「金、かね」と生きていかねばなりません。
妙なもの食っても負けないようにしとかなきゃ
医者にもおちおち掛かれませんね。