夏になると

2013-06-30 16:55:42 | 食べる
夏になると水道水が劣化しやすいですね。
広島は水は悪くないはずですが
それでも塩素臭のきつい夏があります。

我家はペットボトル等で水を買うことを好みません。
災害時などのために多少置いてありますがね。

水道以外の水を買うなど、バチ当たりと考える爺が
頑固で困るのです。
誰かなあ~

で、浄水器にしています。

紫外線他で殺菌なんてのも使ってみましたが
ここんとこ日本碍子のC1という器械に落ち着きました。

もうかれこれ十年になるのではないかしらん。
カセットの買換えが面倒ですが、性能がよろしい。

ちょろちょろとしか出ない浄水器はイラつきますが
C1はたっぷりと供給してくれますね。

人や猫の呑み水はもちろん、食材の水洗いが安心です。

物を茹でる時にも重宝しますし
麺類をザーザーと洗い、野菜や魚だって洗えます。

素麺をペットボトルの水では、ねえ。


ずいぶん以前、弟が水は何を買ってるかと
聞いてきました。

いや、情報を知りたいなどではなくて
自分はコレと自慢したかったのだと思います。

ウチは浄水器、C1って性能が良くて、と言いますと
不機嫌になって「ボクは家庭用って器械は使わない」

やれやれ、又、出ました。

我家だけでなく、一般に兄弟姉妹の下に位置する人間は
上がやっていることを避けたがります。

別の日にまた書きますが中学受験などで上が通り
下が難しいのも、同根でしょう。

可哀そうと言えば、可哀そうなのです。

昔は、ヒネクレている、なんて思いましたが
この仕事をするようになって気付きました。

「下の方、ご苦労されますねえ」


もし水道水で素麺を茹で、かつ洗う、なんてしてて
私がバカにしたら傷つくでしょう、
たとえ爺の域に入る年齢になってても、そうです。

「オレは、ソーメンなんて食わねえ」と言うに
違いありません。


近頃は没交渉になっています。
兄弟は他人の始まり、とは良く言ったものですね。

弓矢の時代は終わったのではないか

2013-06-30 11:27:10 | 塾あれこれ
近いうち、例えば来年消費税が上がると
スタグフレーションの恐れがあります。

雇用や賃金の状況が悪いまま物価が上がり続けます。
最悪で、庶民にとってはまだデフレがよろしい。

もちろん「~の恐れがある」とはいつでもどうとでも
言えますから、卑怯な語り口ですが
かなりの確率で心配ですね。

細木さんなら断言するくらいの確かさです。

手っ取り早くウィキペディア程度で確認下さい。
スタグフレーションとはいかなるものか。

例によって大雑把で恐縮ですが
円安もきっかけの一つになりえます。

輸入物価は上がり、企業のコストも上がります。
円高で流出した企業は円安では戻りません。
コストは基本的に同様にかかってるのですから。

急に日本国内の需要が上がるか?
その望みはないでしょうね。
国内取引量は動かず(あるいは減少し)物価上昇だけが
目立つようになるのです。
(人口の1/4の、年寄りが買い物を控えます)

消費税増税だけでもスタグフレーションを招くのでは?

通貨量も問題です。
日銀はせっせと紙幣を印刷するそうです。
国債は減りそうもありません。

まして世界中に大量の余剰マネーが流動しています。
常に物価が上がる要因ばかりなのです。

これまではかろうじて円高と国内生産の不活発で
デフレだったわけですね。

企業がきついからインフレ期待が高まったのです。
(企業がきつければ消費者が助かる面もあります)

経済自体が沈没するわけにはいかない、という気分で
アベノミクスなる気分をばらまいた。

しかし、物価上昇→経済好転はあくまでシナリオ。

今、お金持ちは余っているお金で高級品を買われている
ようですが、消費税増税の前ゆえかもしれませんね。

沈滞した景気のままでよいとは言えませんから
「三本の矢」にも期待が集まったのですが
すぐに四本目の矢を調達しなければならなくなりました。

来年は、消費税を上げていれば確実に不景気ですから
追加の矢もずいぶんと用意をしなければなりません。
八十五本目の矢だとか、二百本目だとか・・

そもそも弓矢の時代なんでしょうかね?
すでに飛び道具の時代になっているのでは?

せっせと矢を打ってて大丈夫なのかなあ。
日本人は昔から「戦っている気分」で済ませたがりますが

自費出版

2013-06-29 10:26:38 | 塾あれこれ
私が塾業界の仕事を続けられたのも
小学校でのT先生の教育が大きいですね。

もちろん随分と後になって気付いたことです。

尾道では小学校がキツすぎたのが
小5の一学期途中に広島市に転校し
明るい校風、何よりT先生とウマがあった、
これが大きかった。
勉強が進むようになり少し自信も持てました。

「良いところに気付きましたね」
「おや、宮沢賢治の詩集、岩波文庫だね。
 すごいもの持ってるね。」

良い気分にさせて子供をノセましたね。
間違えても「君、岩波文庫難しくないかい」
とは言われません。

(実際は難しくて、ただ持っているだけだった・・)

で私立の一貫校に進み、大学卒、サラリーマン←コケて
あえなく転身

塾に身を置くようになって、疎遠になってたT先生を
思いだしたのです。

(教育とはああいう風にあるべきではないか)

(その子の持ち味が育つようにしたい)

もちろん、私は口ばかりで実行できてはいませんが。


T先生のクラス会があって一度出席しました。

その席でW氏という学校の教員をしているのが
聞えよがしに「じゅく、へっ」

で、「あんなのが教育者?」

以後クラス会には出なくなりましたが
代わりにT先生に手紙を差し上げることにしたのです。
(先生は塾でもきちんと教育すればよいと言われました)

仕事の話はそれほど出来ませんから、色々と
書いているうちに、小学生への宿題で私が出来なかった
俳句のことになり、遅まきに少しヒネリ始めたのです。
自分でヒネれない者は小学生にでも教えられませんから。
自分によく分からないことを教えるわけにはいきません。

それまでド素人ですからとんでもない駄作ばかりでしたが
送ると、そんなものでも誉めて下さる。
調子に乗ってまた送る。

送られた方も困られたでしょうねえ。

しかし添削されたり、これは良いとマルをつけたりされ
・・ご返事を頂く私はすっかり小学生に戻って。

『暮れかかる沖へ ひたすら飛ぶ雀』

先生は「句集にまとめなさい」

さすがに恥ずかしくてそれは出来ませんでした。
まさか自費出版するほどツラが厚くはないしね。
(お金もケチった。。。)

大枚叩いて本を造り、知り合いに押し付ける
たまにそんな方がおられますが
貰った方が困る、捨てるわけにいかないしねえ。

T先生の教えに背きますが、こればかりは
できませんでした。
ちょっとだけ今も気がかりですが、まあ覚えては
おられない筈だ、と思うようにしています。


私も来年誕生日が来れば、死亡者予備軍の年金生活者と
なります。

だからではありませんが、死ぬまでに出来れば
多少は満足できる句をヒネりたい気分があります。


詐欺師の皆さん、今がチャンスかもしれません。
「せんせ、本出されませんか?」って言ってこられます?

録音させて頂きますのでヨロシク。

◎追記

先生が句集と仰って下さったのは、自分で自作を見直し
選別することで作句の力を上げなさい、ということです。

・・断言できます。

改めて見直せばOKを出せるものなんてありませんから
やはり句集は無理でしたね。


ボスケVSスコラーリ

2013-06-28 18:44:52 | 塾あれこれ
コンフェデ杯は予想通りブラジル対スペインに
なりました。
多くの人が思っていた通りですね。

やはり強い処は強い!

今はスペインがNO1ですが(勝つかどうかは別として)
一年先はどうなっているでしょうか。
ブラジルも強くなっていると思いますね。
そのうえ地元開催ですから。

この決勝、両監督の対決が面白そうです。

かたや現在世界一のチームを作り上げたデル・ボスケ
一方もかつて世界一の実績を持ち、近年落ち目になった
ブラジルを再生させるべく実績を上げつつあるスコラーリ

何だか、顔つきまで似ていると思いませんか?


サッカーの監督って一体どれほどチーム造りや試合結果に
影響を及ぼすのか、分かりづらいですよね。

野球の監督なら試合の進め方にかなり細かく自分の意向を
反映できますが、サッカーだとピッチの横で何かを
叫んでいるだけですからね。

ベンチで座り込んで何もしていなそうに見える監督も
いるほどです。

作戦たって、大まかなもので、結局は選手が試合の場で
反応する面が強いですからねえ。

とある試合を監督の采配で負けた、はっきり分かること
なんて少ないですよね。
野球なら「また、ノムラがワンパタン・・あそこで何で・・」


とはいえ、何故か、特定の監督がメチャ強いチームを
造る事も事実です。

デル・ボスケが選手を換えると、登場したのが
点を取る、なんてよくあります。
こんなに結果が出るなんてやはりすごいジイさんだ。。。


楽しみですね。
(生では見ないけれど)

ボイジャーの旅

2013-06-28 15:09:35 | 塾あれこれ
毎日新聞によるとNASAの発表でボイジャー1号が
太陽系の果てに到達したようです。

何をもって果てというかシロウトには分からない。
太陽の影響で遠い宇宙も質が変わっているようで
しかしついに影響力の限界点にまで行ったようです。
(途中いろいろな発見もあったそうです)

太陽系の果てには、似たニュースが何度かあったように
思いますが今回は多分大丈夫。

これからは太陽系外の宇宙に向かうわけですが
どこまで遠くから情報が来るのでしょうね。
ボイジャー自身のエネルギーも限りがあるでしょうし。


地球から打ち上げられたのが何と1977年
ずいぶん昔ですね。

ネットで見ると77年とは連続ドラマ『岸辺のアルバム』
が流れていた年だそうです。
横田めぐみさんが拉致されたのもこの年。

それから3年後、土星の写真が地球に届きました。
わくわくしましたね。

以後30年以上飛び続け、現在は時速6万kmだそうです。
どんな速さなんでしょうね。
物にぶつからないというのもすごい(文系的感想です)

猛烈な遠くを、これまた凄い速さで飛んでるってのが
地球にいて分かるってのも、すごい。

途中から映画を見る

2013-06-28 09:21:38 | 塾あれこれ
私が子供のころは映画というものは必ずしも
初めから見るものではなかったようです。

必ず初めから見て、途中入場はしない、というのは
岩波ホールが始めたことではないですかね。
とても気持ちが良かったものです。
つまり当時は途中入場が当たり前であり、煩わしかった。

ただし、岩波ホールには、例えば電車が遅れたりして、
その回が見られなくなった経験もありましたね。


昔はほとんどの人が映画を途中からでも構わず
見ていましたね。
「もう始まっちゃってるよ、今からは入れない」
なんて言えば「絶交」されかねない空気でしたね。

で、二本立てなどでも、ひとあたり鑑賞し、
最初の映画に戻って、見始めたところまでくると
「ん、見た見た」と映画館を後にするのです。

映画の筋などは自分の頭の中でつなげていましたね。

というより映画の構造が単純だったから、未見の処を
改めて見なくても大丈夫、なんてこと迄あったようです。

映画を見ている途中に人が出ていったり(足を踏まれ)
その席へ別の人が入ってきたり(また膝がぶつかる)
良いシーンでもブチ切れ状態にさせられます。

さらにセコい映画館だと、場内への客の出入に際して
明かりが入ってき、上映効果が台無しになりました。

呼び出し、なんてご存知ですか。

映画を見ていると、出入口から劇場の従業員が現れ
(光が差し込むんだよな)

「五日市の井上さ~ん、オウチからご連絡で~す。
 早く帰ってくるようにイ~」
大声で場内に叫ぶのですね。(広島弁では、オラブ)

はい、静寂な場面だろうが泣けるシ-ンだろうが
お構いありません。
子供ですらシラケましたね。

上映中の煙草もすごかったし
時折フィルムが切れて上映中断ってのもあったりね。

そんな有様でも映画は娯楽の王様でした。


小学校一年だったか二年だったか
一家で映画に行ったことがありました。

一大イベントです。
いまなら有名遊園地に行くくらいの興奮です。

親爺の仕事の関係で当然のごとく途中入場。
映画は子供でも分かる『海底二万マイル』
ヴェルヌ原作の楽しいSF映画でした。

真っ暗い場内に入ると右手に大きな画面。
上映はとっくに始まっています。

目に飛び込んできたのは
潜水艦が現れて海中を進み、海底から伸びた岩を
ぼっこんガキーンと壊して、平気に潜航し続けます。

ええ、小学低学年としては「驚いた、喜んだ」

あと、現地人が潜水艦を襲ってきた時に
船体に電気を流して撃退するところもありました。

この二つのシーンがいまだに忘れられません。
きゃっきゃと喜びました。

後日、何かと言うと潜水艦ゴッコでした。


映画を好きになった理由のひとつが『海底・・』
というのは間違いありません。

『地底探検』だったか、これも面白かった。


尾道では、ニュース映画+漫画映画+劇映画2本立
この組み合わせが多かったように思います。

ニュース映画は多くがブールデル(ロダンの弟子)の
「弓をひくヘラクレス」がタイトルバックでね。

子供ですから、ニュースの中身は分からず、続く
漫画アニメがもっぱら楽しみでした。
大きな画面で、かつ「総天然色」ですからね。

本編の映画も白黒で、カラーは漫画だけ。

時間は15分くらいでしたか。
時によれば漫画も2本、てのがありました。

TVでも漫画ポパイなんてやりましたが
映画館には敵いません。

劇場が劣悪な環境を改善出来ていたら
もしかしてTVには負けなかったのではないか?
少なくとも棲み分け出来ていたのでは。

くさめ、咳して、空嘔吐

2013-06-27 20:14:53 | 塾あれこれ
『くしゃみ、咳 町内中が 騒ぐ朝』

年をとると風邪をひきやすいですね。
すぐに鼻水、咳、クシャミ

アレルギーも出やすいようで
私は温度差アレルギー

盛大に鼻水をかみ、くしゃみを連発し・・
これが裏の親爺も、前のオヤジも。

それに空嘔吐
「おえ~」ってやつね。

朝一番のサイレンかなあ。


アメトーークのナレーションでも間違っていたけれど
嗚咽(おえつ)というのは泣くときの様子です。

吐き気をもよおして「おえ」ってのは違う。

毎朝、爺さんが歯を磨いて大声で嗚咽してたらヘンでしょ。


皆さん、嫌な顔しますが、本人はタイヘンなんですよ。

民主党ってのは

2013-06-27 15:20:34 | 塾あれこれ
国会末期だけみても民主党ってのはありゃ何?

都議選で負けても打つ手を知らず、反省は無く
ただひたすらヤバイとうろたえるだけです。

「騙された私が悪いのか」・・お前、情けないノダ。
(騙された私)の決まり文句は悪いではありません。
ただの、アホ・バカ・まぬけ。

それでもギリギリまで国会審議を、と見せた姿勢は
ある意味で評価できるものでした。
そこで参院の問責決議には賛成できない、と。

それがまあ一夜明けると問責賛成に豹変
安っぽい「選挙目当て根性」でしょうが結果=失敗。

安倍首相は内心喜んでいるでしょう。
「だから、ねじれ国会はダメなんです」と言えますから。

これくらいのことも頭に浮かばない政治家って・・

結局、自分たちの何らかの利益のためにやっているのだから
国政を考えなくても大丈夫なんでしょう。

組織が強いところが選挙に強い
そこで民主党は労組を頼むわけです。

ところがその労組たるや、東電に代表されるように
自分の利益しか考えていません。
会社にベッタリでしょう。

そこに頼るしかない民主党って底が知れますよね。


寅さんの味わい

2013-06-26 17:37:33 | 塾あれこれ
少し前NHKで寅さんをやっていました。
11話『寅次郎忘れな草』昭和48年夏

石油ショックの直前ですね。
変動相場制に移行、1ドル265円でスタートしたのが2月
金大中の韓国による拉致が8月
10月、第4次中東戦争

激動でしたね。

私は国立市駅北口の会社独身寮に住んでいました。
北口の売店で情報誌「ぴあ」を買っていましたね。
初めは薄ッペライ雑誌でした。


寅さんは、映画館が似合います。
TVじゃ違うんですよね。
あれだけTV向きのドアップが多い画面なのに。

映画館も小さくてはダメです。
上野かな銀座かな、大きな映画館がありました。
そこで多くの客と一緒に笑ってた。

友達などとは行きませんでした。
大都会でたった一人、の気分に似合う観劇でした。

寅とリリーが初めて出会ったとき、夜行列車の話をし
二人の気が通じます。

一人夜行に乗っているとき、暗闇にぽつんと見える
民家の灯り「あそこには一家団欒があるんだなあ」
旅情の極みですね。

人といる時は明るくしていても深い処で(ひとり)


今、夜行列車からたった一つの灯りを見ることが
あるんですかね。

たとえあっても立派な現代家屋でしょう。
寅・リリーのセンチメンタルは無いに違いありません。

と思うとこの映画は現代の人に深い処では
共感してもらえなくなり始めているのではないか?
根っからの都会人に北海道の酪農が分からないのと同様。

「理解」は出来るでしょう。
でも大きな映画館でじ~んとなって泣いてしまう
あの共感は、通じないのではないでしょうか。


同様に、外国の映画を見て私たちは、理解はしています。
人として一応共感は出来ます。
ただ深い部分で分かっているか・・・なあ?

翻訳された小説を呼んでも同じです。

ならば今の中学生が漱石を味わえるか?

私が江戸時代の戯作を味わいつくせるか、
ましてや万葉集を深く理解できてるか

作品世界にいくぶんか近づくには知識と想像力の
動員が必要です。

とはいえ、これから勉強するのは面倒、
寅さんや小津映画ばかり見ることになるのでしょうか。

『文明崩壊』

2013-06-25 17:30:05 | 本の話
ジャレド・ダイアモンド著『文明崩壊』
草思社文庫

上下で合わせて千頁を越える分厚さです。

しかも活字がびっしり、1頁に段落がひとつあるかなしか
ですから「読みごたえ」は十分すぎるほどですね。

買って暫くは手をつける気にならなかったのですが
読み始めると、さすがジャレド・ダイアモンド
読み飛ばせないほど内容が濃く、面白い。

とはいえ、まだ(上)の半分しか読んでいないのですが。

筆者の姿勢が良いですね。
できるだけ偏らないようにとされているようです。

大ヒットの『銃・病原菌・鉄』は面白く分かり易くしようと
沢山の内容をコンパクトに著し、結果、多少ながら
乱暴な印象が残りました。

この『文明崩壊』はじっくりと書き込んでありますね。
第2章「イースターに黄昏が訪れるとき」で約80頁
いままで多少は知っていたつもりのイースター島を
総合して捉えられる気がします。

しかも現代の地球人に繋がる問題として。

引用します。

「イースター島と、総体として見た現代の世界とのあいだには
瞭然たる共通点がある。・・・
イースター島社会は、わたしたちの前途に立ちはだかりかねない
ものの隠喩として、最悪のシナリオとして・・」

ここだけを示せば極端な印象がするかもしれませんが
地球の抱える問題として十分に納得できることが書いてあります。

自分たちを支えてくれているものは何か、自覚が浅いまま
それを壊したとき、ただ一個の孤立した世界は
崩壊に向かうしかないのですね。

地球温暖化であるとか、ないとか
CO2が原因だとか、違うとか
異常気象だとか、いや気候変動の範囲内だとか
・・研究は大切ですが、答えが出るまで何もせず
結論がでたときに手遅れになっていたらどうします?

ごちゃごちゃ言わずに出来るだけの事をする必要があります。
しかもサステイナブルに=持続可能なように。

ニーズから考えるのではなく、リスクから発想すべき時代です。

電気が要るから原発、というより
万一、事故になったらを重要視すべきでしょう。

勝ち組は現状を変えたがりません。
原発被害のリスクが小さい地点に立っていられるから。

日本は、文明の崩壊に向かったイースターと似てないか?