何でや

2011-12-31 10:39:46 | 塾あれこれ
曲線X^3+x^2ー5X+4と放物線x^2+2X-2とに挟まれた部分の
面積を求めよ、という計算をしました。

上記の式を上手く書けませんが最初の式は
(Xの三乗)+(Xの二乗)ー5X+4という意味です。

面倒くさがりでオッチョコチョイな私ですから
生徒には計算間違いはいけないと言いつつ
自分では結構ミスをします。

私程度には多少面倒なこと(笑われそうでお恥ずかしい)
ですので、ドツボにはまらないようにキチンと計算を
してみました。

答えが133/4と出て、これが見事に間違い・・・ははは

情けないですねえ。
正解は131/4でした。

見直すと最後の計算の直前までは合っていたのです!

で、最後に(3/4+32)をしてそこで間違えているのですヨ。
文系人間のサエナイところですね。

いや、文系・理系は関係ないようで、文系教科でも
英語の聞き取りをしていて国際情勢のなかに急に
日本人が登場します。
「・・そこで幸恵は・・」

ん??なんじゃコイツ、幸恵?

正解は幸恵ではなくてUK(=英国)だった。

この前も高校入試英文でhandsome itemとあり、さて何?

実はhandmade itemの見間違えだった。

まあ、こんなミスは限りなくあり
そして急速に増えつつあります。

日常生活でとんちんかんな受け答えをしては
カミサンにも叱られてばかり。

これは総合的に判断するとボケの始まりなのか?

若いころには単に自分の失敗としか思えなかったことが
加齢とともにオソロシイ貌を見せ始めたのです。

正直、「何でや。」

人のふり見て

2011-12-30 14:33:27 | 塾あれこれ
いつもエラそうなことを書く反省です。

このところ塾の仕事に直接関係する文章が多く
自分の思うところを強く出すと、他への批判
あるいは悪口になりやすいですね。

これは良くないだろう、と思う塾の多くは大手で
広告宣伝なども目立つところが多いようです。
経営的に成功なさっています。
(不勉強の私でも目につきます)

ということは私の側にジェラシーのようなものが
あるのかもしれませんね。
オレは儲からない、あっちはウハウハ儲けてる・・

とはいうものの私が大手を作ろうとして失敗したとか
金儲けを中心に考えて生きているとか、
というタイプではありませんから
(エエカッコしているのではなく、不向きだと分かって
 いるからその方向には興味も何も湧かないのです)
ジェラシーを起こす筈がないと思うのです。

たとえば私がスティーブ・ジョブズさんを羨ましがって
どうしますか。まったくヘンでしょ?
住む世界もレベルも違えば比べること自体が失笑モノ。


塾という存在そのものへの否定はいたしておりません。
もしそう読まれた方がいたら、そちらの間違い。
私は、極論をすれば「学校はすべて寺子屋に変わるべし」。

塾のほうがよい、といっても内容が伴わねばダメです。
どんな仕事でもそうですね。

ただの受験請負には否定的。(頭では)
相手が、受験請負で良いと言われてもです。

教育ということをしっかりとしていて受験にマイナスは
ありえないのです。


受験塾である山口塾でガンガンに仕事をしていたころ
他塾から替ってきた生徒にしばしば
「何も習ってない・・今までいったい何を教わってきた?」と
勝手な、失礼な、感想を持っていました。
(すでにこのブログで書いていましたっけ?)

ところが自分の仕事を見直すと、どうか。
我ながら、恥ずかしいほど「分かってくれていない」
いったい誰が教えてるんだ。。。

私の塾から他塾へ行った生徒をごらんになって
「井上は生意気を言うが、なんだこれは・・」
ということもあるかもしれませんねえ。


米作りの方が「30年しか米を作っていない、たかが
30回しか経験がないんだ」と言われます。

塾も似たようなもので「30年しかやっていない、
受験にしても、たかが30回しか経験していないのだ」

そのうえ一人一人の生徒の「教育の結果」が出るのに
数十年はかかることが多いでしょう?
しかも何が良くて何が悪いのか、大ざっぱなことしか
見えないのです。

私が塾を始めたころの結果が今頃から分かり始めるのかも
しれませんね。
悪くても修正不能という恐ろしい仕事です。


これも既に何度も書きましたが、私に大きな影響を下さった
T先生、小5の途中から卒業まで教えて頂きました。

卒業後何年かは年賀状程度のコンタクトをとっていましたが
大学生くらいからは途切れてしまいました。
塾業界に入ってからも何も頭に浮かびませんでしたが
ふとしたキッカケで「ああ私が今日あるのは」と
しみじみ分かってきたのです。
そうなるまで40年以上の年月が必要だった・・・。

この仕事をしているということで気づいたのかも
知れません。
していなかったら死ぬまで分からなかったかもしれません。

教育と結果を常に考えていてやっと見えてきたのです。


長く待たないで教えたことの結果が見えることもあります。
一か月教えてテストをすれば分かることも。

見えてくるのは、何と自分の力のないこと。
いっそハウツー方式に変わろうか・・・

何年かやって初めて見えてくることもあります。
ここでも、結局、ハウツー式のことしか残っていないように
見えることもあり
心底、がっかりします。

それでも、と思いなおしますが気持ちの波は大きい!

「いや、やはり・・」と頑張るのですが、その際気をつける
べきは「自分勝手の趣味」に陥ることがないようにという事。

勝手をして、お金を頂戴するわけにはいきませんよね。

<信念>が危ないのは上記のリスクが大きいからです。


年の最後に盛りさがる文章になりました。

仕事って本当に難しい。

戦争、終わっちゃいましたね

2011-12-29 10:26:34 | 塾あれこれ
朝ドラです。

その時を生きてる最中の人には未来が見えませんから
たとえばナリワイとしてのパーマネントが未来永劫に
出来ないかもしれない田丸さんの不安は大きいハズ。

もちろん明日をも知れぬ自分たちの命が一番です。

きっと涙もでない日々というのが本当でしょう。

みなさん大変な時代を生きてこられた。


NHKで時折、戦争体験者の話を流されます。
さまざまなことがあったようです。
考え方も立場も、場合によれば対立することも
あるでしょうが、一人の人間の感想としては
「戦争はいけない」
これに集約されるようです。

もちろん、だから国を守らなくてよいなんてことに
直結するわけではありません。
政治の局面では個人の思いより国家のありようが
重大であることもやむをえないでしょう。


とある老婦人がインタビューに応えておられます。

新婚間もなく夫が戦地に赴くことになりました。
彼は戦争へ行くことを厭がられたそうです。
勇ましい人ばかりではありませんから。
朝ドラのカンスケだって行きたくはなかった。

その時に新妻が、自分の兄弟だって戦争に往ってる、
もっと元気を出して往ってらっしゃい、と
送り出したのだそうです。

数ヵ月後、南方で戦死。

いまだにあのときの自分を悔やんでおられます。
何十年もの自責の思いは彼女の罪ですか?

このような思いを抱いたまま数知れぬ方がすでにお亡くなり
になっているハズです。

けれど、国政のレベルからはどういうことになるでしょう。

「一人一人のお気持ちは察するに余りある。
 けれどもやむをえず戦争に突入してしまった。
 戦争遂行の中での一つ一つの事情も分からないではないが
 国策を優先せざるをえない、苦渋の決定であることを
 承知願いたい。断腸の思いである」

それは間違いないのかもしれません。
しかし中には口先だけそういう政治家もいるかもしれず
横から見ると上記の老婦人の気持ちは実際には無視された
に等しいのではないでしょうか。

国政は余りにも大きく個人は余りにも小さい。

「兵隊の代わりなどいくらでもいる、赤紙一枚で招集
 できるのだ」という神経だった時代です。

誰が国の施政を任されてもそうなるのでしょう。

しかし、私は一婦人の側に立ちたい。
そこから声を上げることも大切なのです。
力はないように見えようとも。


今の政府・防衛庁に沖縄の人を守ろうと言うハートが
あるのでしょうか?
相手の神経を逆なでするような、信用をまったくしていない
そぶりをして有事の時どのような行動をとるのでしょう。

金さえ配って選挙で過半数をとればそれでよろしい?

いったい何を守ろうとしている?

福島の事故でも同じ構図です。


話は飛んで学校教育。

オカミや社会(特に経済界)の都合が優先してはいないか?
自己責任という名の切り捨てはないか?

一人一人からの視線が大切だと思うのです。

(また別の日に続けますね)

「はい!」・・よいご返事の陰で

2011-12-28 10:32:07 | 塾あれこれ
吉本新喜劇などで「はいはい」と口では言いながら
まったく無視するパタンがありますね。

我家でも「はいはい」とカミサンが仰る
ことがあります。
「どーぞ、お好きなように」・・らしい。

私は、どこが「はい」じゃと思いながら(事実上の拒否)に
うやむやにならざるをえません。
そこで何かヒトコト言うとモメますからねえ。

この場合は吉本に近いので「はいはい」は
それ以上は言うなよ、というドーカツでもあります。
(ドーナツをカツにするのか)


子供の「はい」はそれよりは無邪気とは思われますが
時により人により多少怪しいこともあるようです。

しつけがきちんと出来ていての(良いご返事)の「はい」
とりあえず無難に、まずは口先で言っておく「はいはい」
とにかくカタチだけの「は~い」

近年は優しい子も増えていますし、また摩擦を好まない
文化が浸透しているのでしょう、やたら「はい」が多い。

私の実感でも、お返事は良いし、逆らったことはしないし
保護者の方など教育の成果が滲みます。

今の子供が「扱い易い」のは間違いありません。(表面では)

塾をやってて最近「言うことを聞かない子に怒る」なんて
ありませんねえ。

~が宿題です、といえば素直にやってきます。
どころか、出し忘れようものなら「先生宿題は?」

昔ならば内心「あ、先生出し忘れ」と気づいても
黙ったまま急いで帰る子がいましたけれども。


素直な子・・日本の長所が出ている話ですね。

もちろん(すぐに、はい)が本当に良いことかどうかは
別に検討しなければなりません。
ここでは今の日本がそうだから、とりあえず肯定をして
おいて話を続けましょう。

長所の裏返しに短所が存在します。

素直な「はい」の影に隠れがちなものがあるのです。

分からなくても「はい」と言わねばならぬ「病気」もあります。

はいと言いながら、実は分かっていないままの返事もあります。

また、分かっているつもりでも大きな勘違いがある時も・・

当人はよく理解し承知してハイと言ってるつもりですから
それを言われた側も正しい状況に気づきにくいかもしれません。


勉強面ではどうでしょうか。

「マルマルだからね、分かる?」「はい」

このYESに様々な種類があることは想像できます。

こちらの話を分かっていないことも多く
すぐにバレてしまうことも度々です。

「さっき分かると言ったの、あれは何?」
今の子供にはきつすぎるので言えないセリフですが
こんなことは多いですね。

NOと言えないからとりあえずYESと言うようです。
あいづちですね。

分からないのがすぐに判明するのはまだよろしい。

分かっていないこと自体がなかなか見つからない
場合もあります。こちらはヤッカイ。

当の生徒は分かっているつもり、基本問題はマル
(分からなくても例題どおりにすればマルになる)
・・これが先に行って頭打ちになるのですね。

いずれ「ソレは苦手」として勉強を捨て去ることに
なるのです。
(数学苦手で文系に、とか)

脳の構造に問題がある場合もあるかもしれませんが
多くは、きちんとしていたら何とかなったのでは?
あえていえば心の構造の問題です。

私の経験からもいえます。
「もうすこし真面目に取り組んでたら・・」


もっとも気をつけるべきは無責任な子。

どうでもよい「はいはい」を繰り返します。

これをマスターすれば、全ての説教が怖くない。

最後は自分のノーミソに押し付ければよいのです。
「どーせ、私は分からんよ」

ありうべき自分に向かってもう一人の自分が
無責任な態度をとるのです。
私などはそれにムカムカきます。

私は「お前、本当に分かってるのか、だったらこれは
 どう考えられる?」

相手は突然何か不機嫌なモードになったジジイを眺め
さすがに「はいはい」だけは飲みこんで下を向きます。


いくつもの塾にとってはカモになります。

ハウツーを教えればよいのですから。
親切ふうに優しく「それはこうすればよいの、分かった?」

これですぐに(分かってくれる)から楽です。

最後にできなくても塾の側は(その子の限界)で
逃げられます。

昔の藪医者が「寿命です」で切り抜けたのと同じく
「よく頑張ったけれど今の力ではあと一歩・・」
当人の能力や努力に押し付けるのです。

ウミアイサがいたよ

2011-12-27 20:31:07 | 塾あれこれ
調べてみたら2010の2/5にウミアイサを見たと
当ブログに書いています。

ほぼ2年ぶりに見かけたことになりますね。

八幡川にいないということではなく私が見かける
ことがなかったということです。

散歩時間は短いし、引き潮時ならカモも少ないし
望遠鏡などの装備もない裸眼ですしね。
(幸い老眼で遠くは見やすい)

鋭いようなマンガチックでもあるようなカモです。
見わけが下手な私でも分かりますね。
まるでモヒカン刈りのロッカー!

堤防上から水面までどれほどの高さがあるでしょう。
人からさほど近くないので野鳥も安心しています。

本日は水も浅く透明度が高かったので水中を泳ぐ
ウミアイサが真下に見えました。
クイクイ泳いで、なかなか可愛いものです。


写真で見るコウライアイサに似ていたけれどそれは
とても珍しい鳥らしいから、今日のは矢張りウミアイサ。


つくね島の上空あたりに大型の鳥が10羽ほど螺旋状に
上りながら舞っていました。

ミサゴと同じくらいの大きさです。

何かな?あんな沖にトンビかな?

舞いながらゆっくりと高度をあげ、輪が乱れたかと思うと
すい~~っと南へ向かいあっと言う間に空に溶け込みました。

渡り鳥っぽい行動ですよね。


先日はオナガガモの大きいのが近くで見られました。
(八幡川ではあまり見かけないように思います)

うすいブルーのくちばしも綺麗でしたが、オスの
上品な羽の色合が素敵です。
渋い。

百先生が色鳥の句をよく詠んでおられますが
オナガガモかもしれませんねえ。

『切れ雲に色鳥や川砂光る』百鬼園

受験勉強を活かそう

2011-12-26 21:01:48 | 塾あれこれ
受験勉強とは合格しさえすればよい、という考えもあります。

裏口を使おうが携帯でカンニングしようが
結果が出ればよいのです。
ハウツーに偏重する勉強もこの仲間ですね。

合格至上ということは、万一不合格だとそれまでの努力が
水の泡ということになります。
それだけでは勿体なくありませんか?

小学生~高校生は勉強(学問)といっても多くは受動的で
主体的にみえる学習でもごく簡単なことなのにスゴイと錯覚させ
あるいは教員の側が強力にサポートをしていることが
多いと思います。

自分が主体的に取り組むというより、受け身なのですね。
必死になることが少ないハズです。

そういう中で受験勉強というのは真剣に取り組むことができる
ものの一つです。

真剣にならなくても大丈夫な人も結構いますが
受験合格だけを目的とするのではなく
その過程で真剣になり自主性を育てることも可能だと考えます。
受験勉強を手段にするのですね。

万一、結果が出なくてもそれまでの頑張りが本物であれば
それは確実に自力(地力)となって残ります。

私が「手とり足とり」の塾を嫌いなわけは、そのジリキを
育てることに緩慢になりはしないかと疑うからです。

急いで付け加えますが、楽しい勉強を否定するのでは
ありません。
それも大事。こちらも大事。


受験勉強を機会に、既習のことを完全にマスターしましょう。

受験期に自主性を作り上げましょう。ついでに計画性もね。

勉強の内容が本当に分かっているのか、自分をチェックする
のも受験勉強の真剣さでしょう。

勉強に向かう正しい姿勢が出来れば大学以降で自律できます。

結局、受験勉強は取り組み次第では人間形成に役立つという
ことにつながるでしょう。
クラブ活動が人間をつくるのとよく似ていますね。

保護者の方は「逆も真なり、人間がしっかりとしていれば
受験も結果が出る」とお考えください。


以上、理屈はとても簡単です。

受験勉強は取り組み次第でかなり役に立つのです。
もちろん日々の真摯な取り組みが大切ですね。

すぐに結果を出そうとしてくれる大人には要注意!


塾へお出でなさい、という意味ではありません。
塾はひとつの手段です。
どう利用できるか、考えましょう。

受験あれこれ(1)←以前の記事再録

2011-12-26 09:01:54 | 塾あれこれ
「再放送」します。下の(2)も同じ。

塾ですから、受験についても書かねばなりません。
ただ、企業ヒミツも多少あるし書きにくいですね。
とりあえず一般的なことを箇条書きにします。
参考になればよろしいのですが。

なお、井上教室の受験生はしっかりと読んで
私にゴマをする材料の確認をしてください。

☆受験では万一失敗したらそれまでの努力が水の泡に
 なるような勉強の仕方はよくありません。
 受験テクニック頼りは最小限に止めましょう。

☆受験で合格するのに精一杯ではいけません。
 あとでゴムが切れたように気力をなくしたり
 学力がついてゆけないで困る場合もあります。

☆受験勉強に集中することは、青白い顔をして四六時中
 机に向かっていることとは違います。

☆受験の日が近づいて、し残しがある気持になるよう
 では勝てません。
 そうならないよう普段から自分の最大のエネルギー
 を注いでおかねばなりません。

 今、今日、くいが残らない勉強になっていますか?

☆受験は、勉強をしてゆく中で、友達が出来るくらい
 がよいのです。良い刺激を与え合って一緒に合格を
 することが目標です。
 仲良しグループ全員合格ということはしばしばあり
 ます。逆にグループ全員が失敗することも、まま
 あります。
 お互いに良い刺激を与え合っていたかどうか。
 良い友達こそ大切にしましょう。

☆受験生が何かを諦めて勉強しか出来ないようでは
 いけません。クラブ活動制限などではダメ。
 ただし本当の追いこみ時期に入るとそのときだけ
 は逆に全てを棚上げして勉強だけの態勢を。

☆記念受験は百害あって一利なし。

☆あきらめたら終わりです。本人はもちろん家族も。
 保護者の気持はすぐに子供に伝わります。

☆家族。中学受験は親が一緒の受験です。
 高校受験は逆に親が子離れの受験です。
 最近、子供の自立が遅い場合が目立ちますが。。

☆神頼みをバカにしてはいけません。
 神頼みをしてでも、という気持になっていますか?

☆何とか通りそう、では弱すぎる!
 絶対どんなことがあっても通る!でないと。
 偏差値が一つ上のグループの力をつけましょう。
11.4

受験あれこれ(2)

2011-12-26 08:03:22 | 塾あれこれ
☆受験生は自分を過小評価しやすいものです。
 (過大評価も時にはありますが)
 アドバイスが必要ですね。

 偏差値などの数字も大切です。けれどもテストの特
 性を知らなければ数字のマジックにだまされます。
 「数字的には・・」という言葉に注意しましょう。
 一定の条件下での客観性しか与えないものなのに
 人間を超えたところからの評価のように聞こえてし
 まうのです。
 コンピューターの合格可能性判断なども同様です。

☆中学受験をして結果が出なかった人の高校受験は
 注意が必要です。先の原因を掴んで対策をとって
 いますか?下手をすると前回の轍を踏む危険が
 あります。 
 高校→大学も同様です。

☆計算間違いをして平気な人は負け組候補ですね。

☆恥ずかしいから先生に聞けない、叱られそうだから
 聞けない、なども負け組候補。

☆体力は勉強の基本です。生活のリズムが重要で
 スポーツの体力とは異なる面もあります。

☆栄養。これも大切です。基本の栄養素以外に
 ビタミン類などもきちんと摂りましょう。

☆睡眠。個人差はあるでしょうが、充分に。
 朝すっきりと目覚めていますか?
 生活リズムを大切にしてください。
 早めに朝型に切り替えておきましょう。

☆風邪をひくようでは「本気」ではありませんね。

☆なるべく人ごみに出ないようにしましょう。
インフルエンザや風邪など結局人間が一番危ない
 のです。
 ご家族もお気をつけ下さいね。

 今年の冬は寒いかもしれません。
11.5

黙る広島人

2011-12-25 19:27:29 | 塾あれこれ
30年以上前、9年間のサラリーマン生活を終え
広島に戻ってきました。

その折に感じたことの一つが「広島人は黙っている」

喫茶店で注文したコーヒーを運んできてくれた時
その女の子に何も言わない。
自分は客なのでしょうが「ありがとう」は欲しいね。

電車で混んでいるとき「すみません(=後ろ通ります)」
がなく、いきなり体ごと(ぐぐ。むにゅ~)っとして
黙って通って行きます。
ひとこと言えばこちらも体を寄せて通り易くするのに。

田舎者は悪気はないけど気が回らない、
エチケットを知らない、
そんな感じがしました。


今では私もすっかり(黙る広島人)

えらそーにデカイ態度で「ん」とか言っちゃって
「ありがとう」とか、せめてもの「どーも」すらない
とカミサンに叱られています。

そんな私でも「近頃の若いのは・・」とは思うので
例えば学生や若い人は電車の乗降時に
「すみません」とか「ありがとう」が極端に少ないように
思います。
(発車を待ってもらったりしたお年寄りはお礼を言います)

田舎者であることに加えて「自分は客だ」の気持ちが
若い人は強いのかもしれません。

サービスをする人も人間だと思わないのかなあ。
金を払えば何でも許されちゃう空気があるようです。

人間として「ありがとう」「すみません」を知らない
わけではなく、先輩などにはきちんと喋っているのです。

そんな人たちが親になりつつあるのですから大変です。

「金さえ払えば客」という小中学生が出来そうです。
必ずしも悪いことではないかもしれませんが
そんな意識でものを教わるのは少なくとも勉強の吸収効率が
悪くなりゃしないかと危惧するのです。

「分かんねーんだからよー、教えろや」とか言われたりして。

もう一度TPPの話

2011-12-24 19:34:44 | 塾あれこれ
朝日新聞に政治学の藤原帰一(敬称略)が
TPP反対派はおかしいという文章を書いて
おられました。

特に目新しいことも何もないのですが、先生、頭が固いね。
というかたぶん一種政治的なネライがあるのでしょう。

「TPP反対派は現実を見ようとせず、ただ内向きになって
拒否反応を示している・・」と決めつけて話を進めるのです。

メリットの方をなぜ見ない、と言われます。
冷静に比較すればTPP参加が国益である、と。

たしかにTPP反対派には既得権益を守りたいがための
あやしげな連中も多そうで、この際ゴネて少しでも得しよう
なんて感じもしますよね。そんなのもいる!

藤原は「アメリカの尻馬に乗って開国度の小さな国へむけ
攻勢をかけよ、そこから日本は利益を上げよ」と言います。

偉い方がこの程度の理論しか無いわけはないでしょうから
朝日への文章はプロパガンダの匂いがします。

気分として恐れているというよりも、導入の経緯からして
どうも怪しい、と警戒をしているのがTPP反対派には
多いのではないでしょうか。

過去の例と照らし合わせて、警戒すべき状況であると
思う方が自然です。
(北朝鮮も怪しいが、米国も怪しいのです)
同じパタンで何度もしてやられるのをアホと言います。
あるいは三下根性で米国の後について金儲けばかりを
考えているのか。

だから理屈より何より先に「これは怪しいぞ」と
TPPに反対するのです。

多くの(人が好い国民)がまた騙されかけています。
あるいは、仕方がないかと諦めかけています。
しかし、やはり詰める処は詰めておかないと。
(消費税も同じ、もしかすると原発も同根)

アメリカの大リーグにしてやられた日本のプロ野球
結局、もり下がっていますよね。
国際標準の名のもとに文化が変質しつつあります。
(昔のカープファンという文化も、今は変わって
 それなりの新しいステージは出来てはいますが
 あの上下こぞってという熱気は消えてしまった)

教訓
「どっち側の人間か、よく見極めよう」