もてない男の場合

モテない男の場合、どう生きるのかが不安定です。

私は中高一貫の男子校であり、その前小学校時代は
引っ越して２年。
存じ上げている女性が少ないのです。

男の子が女の子にあこがれるのは当然ですが
女子を等身大に見られない私でした。

ただひたすら「～さんはすごい」なんて言ってると
生まれたときから広島育ちの友達から

「ばかか、彼女は学校一のモテ女だよ。歴史に残る。
　おまえが相手になんかしてもらえないよ。
　わきまえないと。」

で、もう少し身近を見てみますと、あちこちに
素敵な女性がおられます。

そうであればあるほど、その人にはすでに
付き合っている人がいたり、取り巻きが大勢いるとか
男の子への要求レベルが高いとか。

たまたま、前の人と別れちゃった、なんてのに
ぶつからないといけませんが、滅多に起こり得ません。

タイミングだけがあっても、こちらが相手にしてもらう
可能性は更にとてつもなく低いのです。

たとえば、○○校のそばに家がある、ときけば
朝夕その方角を見て「ああ」
以上終了

住所を知っていれば家を探しにゆくかもしれません。

スト－カーになりますか。
今の若い人は大変ですね。
○
何やかんやで、モテないまま高校を卒業、
大学では更に悲惨。

男子校なら付き合ってる女の子がいなくても
仕方がないですが、大学では多くの女性が
おられます。
なのに全くモテない。

たまにデートできても一回、次は断られます。
粘ってるとロコツに嫌な顔をされますしね。

指定された喫茶店で３時間も待ち呆けを喰わされたり
待ってる方(＝私)も情けないけど。

「こんにちは」「こんにちは」と挨拶でき
次の段階、と思っていると
「ご免なさい。私ね、カレシいるの」

それにしても早い振られ方です。
付き合ってくれとは言ってないのに。

露骨な空気は私のほうだったようです。

○
女性とつきあう、これを諦めると
仲間の女性と気楽に話ができるようになりました。

少しだけ自分を客観視できるようになり
「キモ男」って感じが減ったのかもしれません。

映画でもコンサートでも、何だか一人で行きにくい、
そういうときに仲間が付きあって呉れました。

一対一で食事、ってのは無かったですね。

人畜無害が定評になり居酒屋へまでは行けましたが
キャンドルに照らされた、雰囲気のある店などは
やはり行けませんでした。

生まれもっての「格」っちゅーのが無かったのです。

監督、大変でしょ

終わっちゃいましたね。

実はあまり熱くなりませんでした。
勝手な感想として、監督がどうも、なのです。
実績を上げているのに失礼ですが。

去年、マエケン最後の、黒田も微妙なシーズンで
結果がイマイチ。

ブログでも書きました。

捕手が重要で、育てるという監督のお考えは
勝率が伴ってこないものです。

今シーズンは石原中心に戻したので優勝できた、
のではないかと思う次第です。

勝ち投手、負け投手、があるならば
勝ち捕手、負け捕手、もあってよい筈。

さて昨日の日本Ｓ第６戦
カープの負け捕手は誰だ？

○
監督の責任は大きいでしょ？

神様って居るか？

私自身はいくぶんか宗教風な処があります。

既成の宗教はマユツバがほとんどと考えるので
「原始仏教」風と勝手に思っています。

人さまが何教を信じられようと、世間体だけの
仏教徒であろうとそれは構いません。

神様みたいなのがいるか、とは思います。
いないでしょうね。

子供のころは、良い事をしてたら最後は天国へ
悪い奴は地獄へ、と信じていましたが
長く人生をやってると、現実はあまりに違う。。

悪い事をしてでもお金を儲け、美味いもの喰って
良い病院に掛かり、仕合せに亡くなる方の多いこと。

良いことしてても「末路あはれ」が多くありそう。

神様には頼り難いですね。

私など今からマジメに生きても・・遅い。
「神様」とお願いしても救っていただけません。
そんなに都合よくはいかないもの。

○
私は仕方ないとして、悪い奴が天国へ、
苦もなく行っちゃうのって、腹立つ。

神様に文句の一つも言いたいですが
存在を信じていないと言いながらのクレームも変。

Ｂディランあ～あ

凡人には分からない話ですがそれにしても
ボブ・ディラン「様」
どーよ、ですね。

やろうと言われた賞を無視、それなりに
カッコ良いじゃありませんか。
で、それだと思ってた。

ノーベル賞ってのは、対象者が受けると確認して
発表するのじゃなかったのか、文学賞は違うのか
などとは思いましたが、
ボブ・ディランのイメージから
権威に頭を下げないんだ、と思いました。

理系の科学３部門は、一般に知られていない科学者に
陽をあてるので大いに結構な話であります。

文系になると価値感がいろいろあるので
皆でバンザイとは言いづらいですよね。

そこらへんをＢＤが突くのかと

○
深いお考えがあるかもしれません。
お金を有効に使おう、ということが決まって
いるのかもしれません。

ただ喜んで賞を戴くだけなら
今までの対応は、んとに
「ごーまん＋ぶれい」
になりそうですが。

不人気

時折にしか書きませんので読みづらいと思います。
お許しください。

山口塾のあった時代。

中学部が設立され実際の運用は任されたものの
人事権など大事な部分は塾長にありました。

そのほうが気楽と思っていました。

ただ、下に配属された人からは私は「よく分からない
けれど威張ってあれこればかり言う奴だ」というふうに
思われていたようです。

後に私を除く全員から総スカンを喰らい
私は塾長に「申し訳ありません。塾を辞めます」と
もともとやりたくない面もあったので
急な話ではあれ「えいやっ」と思い切れました。

つるしあげの場に行く前に私へ直接、意見を言う
ことなど誰からもありませんでした。

よほど不人気だったのですね。
直接塾長に話を持って行った。

しかし、なぜ直接話せないのか今でも疑問です。

○
ともかく「そんななら辞める」という私に
塾長は「辞められては困る」

当たり前です。
中学部の基本設計は私がやり、
難関校受験のノウハウも私が持っていたのです。

で、結局難関受験のクラスを作って私はそこに
机を置く、ということにしました。
ならばお嫌いな私の姿を見なくて済むでしょう。

受験クラス＝３Ａのシステムは旨く行きました。
受験では一人の人間が担当するのが一番です。

私は何で、苦労して成績を上げ元の部下連中にも
果実をやるのか、複雑な気持ちでした。

「お前らそれで大人かい」と思いましたね。

でも生徒の為、塾のためには良い方法です。
何でもないときに私から言い出していたら
感情的な受け止め方をされていたでしょう。

しかし、何年か経つと塾内にはこんな噂が。
「井上は威張ってるが成績の良い子を
　集めてりゃ誰だってできるんだよ」
イイトコドリだというのです。

裏切られた連中にも利益があるように
人一倍頑張ってたのに。

何年かで辞めることを内心決めました。

ふいに辞めては人としていかがか、と
思えましたからね。
伝えられるものは伝えよう、と。

辞める時は、もうスカスカでした。
情けない退却戦でしたから。

送別会？
中学部からは申し出はありませんでした。

塾に入れて頂いたころの先輩たちが
居酒屋で開いてくれた一回きりです。

人には、信じられない者もいると
嫌な現実を見せられた思いがします。

○
私が辞めてほぼ一年後、アイルの事件が
起きます。

山口塾の下降の始まりです。

外から見ていて哀しくはありませんでした。
シンドイだろうな、と思うだけです。

次に繋がる撤退戦が戦えていないように
思えましたね。

手羽と薩摩芋

『上沼のおしゃべりクッキング』のレシピです。

手羽と薩摩芋を焼煮し、蜂蜜とレモンで味。

ご飯のオカズや酒のアテに甘いものは避けたい私
だったのですが、とても美味しく戴けました。

だいたい手羽が苦手
綺麗に食べられないのです。

安くて旨いのですがあまり手が出ませんね。

蜂蜜は近年高価になっていませんか？
貧乏人には手が出にくい食品になってきました。

・・などと苦手づくしが、一転、美味い料理になる

面白いものですね。

内閣の謹話

三笠宮様がお亡くなりになられました。

政治的な発言があるとされましたが
彼のようなそれなりの筋が通った人も
存在理由ありです。

お考えに賛成の人も反対の人も
貴重な存在であったことは否定できないでしょう。

○
内閣が「謹話」を出し、宮の逝去を悼んでいます。

ただ、内容が決まり文句。

ま、決まり文句が良いのではありますが
冷たい感じがしないでもありません。

世間でいう長めの「弔電」の模範文と
変わりません。

私はサラリーマンの時代、どこそこの誰誰が
お亡くなりになった。
まず、弔電を打っておけ、と命じられる役でした。

度ごとに文を変えるのも結構大変です。
かといってドコソコと同じ電報と言われるのも恥。

そんな役は定年間近のおっさんがするのでしょうが
何故か私にばかり役が回って来ました。

一応どんな方か確認するのから始まって、人物像や
様々な状況など気を遣いながら、定番の文言を
アレンジします。

通常の私の仕事とは守備範囲が違うのですが
「おい、弔電たのむ、打っといてくれ」と
上司から言われれば
「はい」

そんな私からみると、いかにも手抜き。
でも高等なテクニックなのかもしれません。

安倍首相とは思想が違いますからね。

落語は話す

このところ落語に関係する試みがＴＶで
なされています。

それぞれに魅力的な試みと思いますが
いまひとつノレない処があります。

なぜなのか。

○
落語家のことを噺家といいます。

浪花節とか講談とか、語るものは多くあり
落語だけが語りません。
はなす。

話す場合は話し手の個性が重要です。
何人も演じ分けてそれだけでよい、とは
言えないのです。

演じ分けるところでは志ん朝が素晴らしかった
これから、という時に急逝
惜しまれる死でしたね。

○
国立で行っていた落語会でのこと
志ん朝が『もう半分』を熱演しました。

次の高座が実兄の馬生

「怪談噺で大汗をかいちゃいけません」

そう、演じるのではなく、語るのではなく
噺すのです。
大汗をかいちゃいけないわけです。

その人を聴いてもらうのですから。

残業

私の若いころは体力のない男でした。

朝もしばしば起きられませんでした。
その都度会社を休むこともできません。

形だけは重役出勤で10時ころでしたが
酷い場合には昼食以降に、のっそり

ず太い奴だと思われていたでしょう。
それでも馘首できない特殊な仕事でした。

上司が
「君だけフレックスタイムを検討してもらおうか」

「いや自分を変えれば普通の勤め人は可能です」とも
思いましたが、弱い割に深酒の日々。

ほんとに酷いヤツでした。

その上、残業をするのです。
仕事があるので仕方ないのですが
正直、残業代の為でもありました。

一か月で40時間くらいでした。

それ以上は体力がついてきません。

最近、時間外労働が理由で自殺をされる方
100時間とか200時間とか。

40時間でヘタっていた私には想像がつきません。

○
学生の頃、広電でバイトをしていました。

運転手さんや車掌さんの世界が少し覗け
本当に多様でしたね。
終戦後、仕事が見つからず電車の運転手に
なんて方もおられました。

とある運転手さん、収入が必要だったのか
家に帰りたくなかったのか
普通の人の二倍の仕事を毎日続けておられました。

Ｍさん。

失礼ながら、しゃきっとパッパとということがない・・
マイペースでしたね。

この運転手と組んで車掌というのが苦手でした、はい。

○
後年、退社されてしばらくして亡くなられたそうです。
気がぬけたようにふらふら歩く姿を何度か見ました。

その方の残業時間が月200時間と聞きました。

命を縮める時間。

大手銀行に入行した人も毎日夜12時を過ぎていたとか。
残業代の請求をできない時間が多かったそうです。
体力のある人でないと保たないと聞きました。

自分に合わなきゃ退社しちゃえばよいのです。
多分、何とかなる。

難聴か

最近は大分治って来ましたが、耳が聞こえにくい
日々が続いています。

二十年も前から傾向はありました。
特定の周波数の聞こえが悪かったのです。

近年は全音域にわたって聞きにくさがあります。

耳鼻科に行って最近ずいぶん治って来ましたが
まだまだ時間がかかりそうです。
調子が良い日もあれば悪い日もありますしね。

他の場所と異なり、耳っちゅーのは年寄臭い

「はあ～？？」って大袈裟になりますしね。
町中ではやりづらいし。

○
ニュースなどの人声は聞きとりやすいのですが
一番困るのがドラマですね。

演出もあって、もそもそと喋られる、
これは聞きとりにくい。

かといってニュースばりのカツゼツでは
ドラマになりづらい。

ほぼ仕方なく『真田丸』を見ていますが
堺さんが聞き取り難いですね。
ほかの役者さんは何とか聞こえるのですが
主人公がさっぱり聞きとれません。

ワンパタンの演技で面白くもない
その上、聞き取りづらい

あの役者の何処が良いんだろ。