さて、「考える」。
今の生徒たちにもっとも求められていることですね。
どうすれば、考えるようになってくれるか。
大変難しいことですが、考えることをしてもらうため
には、こちらがまず「考える」とは何をすることか
把握しておく必要があります。
十数年前、自分でメモを作ったものがありますので
それを列挙しておきます。
たぶん、これを目安に書いて行くことになりますが
なにぶん書きにくそうなので筆が遅れ気味になるかも
しれません。気長にお付き合いください。
考えるとは、以下のようなことと思います。
A 共通点を発見する
B 構造を見つける
①単純化する
②グラフ化する
③例えてみる
④データ読みとり
⑤反対のものは?
C 推論する
D 論理を展開する
①問いを発する
②論理展開
③他の論理との比較
④分析する
⑤構成する
⑥例示する
⑦シミュレート
⑧結論づける
⑨次への展開
E 検証する
①常識と照らす
②確かめ
③証明する
F 発想をする
①なぜと問う
②アナロジー
③逆転の発想
G 想像する
①イメージをもつ
②立場を変える
③比喩
H 表現する
I 認識する
結構オオゲサに書いてしまいました。
教育学などの勉強もロクにしていないし、政経学部卒
という畑チガイでもある人間です。
書けるかどうか不安ですが、とにもかくにも
塾という現場から「体感」をお届けすればよいだろう
と思います。
塾に長く棲みついた年寄が後輩に体験論を垂れている
あのゾオ~っとする光景、これを横から見てニヤニヤ
としていただきたい、ということです。
ですので横からチャチャいれて下さい。縁台将棋の
気分です。
ただし、学問的な厳密さを言われるとツライ。
気分がナエますので、お手やわらかに願います。
それでは明日から始めます。