私が幼いころの田舎町には、明確なしかし陰にこもった
偏見がありましたね。
戦後すぐに朝鮮人が暴れたり、ヤクザの向こうを張ったり
李ラインで日本漁船を拿捕したりと、戦前の恨みをぶつけて
いた、それへの反感が大きかったのでしょう。
(戦前の感情を引っ張っていた人も多かったか?)
1972年9月に発表された安岡章太郎のエッセイに
「日本人と朝鮮人」という短いものがあります。
文庫本にして8頁ほど。
佐藤栄作から田中角栄に替わったころですから、昔。
その文章そのものは日本人の問題を突くものでした。
「多くの日本人にとって、朝鮮は、憶い出すには都合の悪い
記憶がいっぱいつまったパンドラの箱なのである。」
よって65年の日韓条約を経ても、日本人にとって微妙な
反応をせざるをえないものだった。
しかし、ごく本音をぶちまけるとこうでした。
(とある東大教授が行った意識調査)
・・朝鮮人とは「外見は醜く、不潔で、ずるくて腹黒く、不礼で、
政治的にも経済的にも文化的にも日本のためにならないばかりか、
日本をうらんでいる」
軍事政権下であり、経済も苦しかったのでやむを得ない面も
ありますが、引用した安岡先生もさすがに
「・・このような極端に偏見にみちた」
しかしすぐ後にこう続けます。
日韓平和会談の交渉をした外交官の私的なグチ、として
『とにかくアチラさんは、普通の外交常識では考えられない
ことばかりでね。きのう言ったことと、きょう言うこととが、
まるっきり違う。・・』
現在、北朝鮮と交渉する外交官は同じことをグチる筈です。
韓国もそうかもしれません。
半世紀近く経ってもまるきり替わらないということは
ホンモノっちゅーことでしょうねえ。
偏見がありましたね。
戦後すぐに朝鮮人が暴れたり、ヤクザの向こうを張ったり
李ラインで日本漁船を拿捕したりと、戦前の恨みをぶつけて
いた、それへの反感が大きかったのでしょう。
(戦前の感情を引っ張っていた人も多かったか?)
1972年9月に発表された安岡章太郎のエッセイに
「日本人と朝鮮人」という短いものがあります。
文庫本にして8頁ほど。
佐藤栄作から田中角栄に替わったころですから、昔。
その文章そのものは日本人の問題を突くものでした。
「多くの日本人にとって、朝鮮は、憶い出すには都合の悪い
記憶がいっぱいつまったパンドラの箱なのである。」
よって65年の日韓条約を経ても、日本人にとって微妙な
反応をせざるをえないものだった。
しかし、ごく本音をぶちまけるとこうでした。
(とある東大教授が行った意識調査)
・・朝鮮人とは「外見は醜く、不潔で、ずるくて腹黒く、不礼で、
政治的にも経済的にも文化的にも日本のためにならないばかりか、
日本をうらんでいる」
軍事政権下であり、経済も苦しかったのでやむを得ない面も
ありますが、引用した安岡先生もさすがに
「・・このような極端に偏見にみちた」
しかしすぐ後にこう続けます。
日韓平和会談の交渉をした外交官の私的なグチ、として
『とにかくアチラさんは、普通の外交常識では考えられない
ことばかりでね。きのう言ったことと、きょう言うこととが、
まるっきり違う。・・』
現在、北朝鮮と交渉する外交官は同じことをグチる筈です。
韓国もそうかもしれません。
半世紀近く経ってもまるきり替わらないということは
ホンモノっちゅーことでしょうねえ。