個別だって問題はある

2011-08-31 10:32:52 | 塾あれこれ
ADHDの少年についてミニ連載がありました。
誤解を恐れずにいえば落ち着きがない人のこと
ですが、病気からきているケースです。

ADHDは注意欠陥多動障碍(害)と訳されます。
(当ブログで09年9/28などでも触れています)

まだ分からないことも多い病気のようで
人により診断も違ってくるそうですから
私のような素人が勝手なことを書くのは危険。

学校で一斉授業などをするときにADHDの生徒は
流れに乗れないで先生が困ってしまうことがあります。
教室を立ち歩いたり、関係のないおしゃべりをしたり
などですが、しつけとか訓練の問題ではなく
病気からの場合もあるということで、間違った偏見を
抱かないように病気を知っておかねばなりません。

けれど生半可な知識では危ないし、かといって専門家に
なれるわけでもないし、難しい話ですね。


上記の連載で興味を引いたのが
「個別授業はイヤだ、皆と同じ一斉授業を受けたい」
という少年の気持ちです。

小学校では「特別扱い」で個別に対応されていたのが
当人にとっては苦痛だったのです。

中学になり、ADHDゆえに授業についてゆくのは
難しいけれど、それでもクラスに参加できる体制が
嬉しいといいます。

分かりますよね。

心の底から拒否反応が噴き出して授業を乱すことが
あるのに、それでも皆と授業を受けたいのです。
(それを許してくれるクラスメイトの素晴らしさ!)


上記の例で分かるように「個別」だって万能では
ありません。

特に一斉授業をしている同じ屋根の下で「個別」も
というのは難しい場合があります。

補習などでも同じような問題が起こりえます。

子供のプライドを傷つけてしまうのです。

傷ついても我慢する子が多いと思われます。
あるいは自分の気持ちを訴えられないのです。

うっかりすると大人が見逃すのではないでしょうか。

そうでなければ,個別に対応してもらっているのに嫌で
嫌で仕方なかった,という生徒がそんなに出るわけが
ありません。

副担任がべったりついたり、皆と対応が違ったり
子供は深く傷つくことがあるのです。
(親御さんから直接伺ったこともあります)

推測するに、これらはどの塾でも起こりうることです。
個別方式ではありえない、ともいえません。

ADHDとかアスペルガーとか、に関係なくすべての
生徒に大なり小なり起きうることです。

以前、ブログで触れているのであまり書きませんが
30年前、京都の塾の先生に教えられました。

「何が一番大切かやて?プライドやろ。
 出来ん子を 居残りさして教えたりしとらんか?
 その子のプライドをよう考えとかんと、逆につぶす
 ことにもなりかねん」


私の塾でもグンと負荷を掛けるタイミングが難しいことは
しばしば感じております。
シンドイ塾ですから、どこかで負荷をかけます。

負荷がかかって出来ないとプライドにも関わります。
中には塾を辞めてしまう子もいます。

負荷がかかっても乗り越えられる生徒になってほしい。
が、そのタイミングを間違えると本人がシンドすぎる。

親切に手とり足とりでその子のためになるとは思えません。
楽しい授業で、なおかつ負荷ですか・・・ん~

ン十年やってこれです。
難しいですね。

・・・あ。
   私の個人的能力の問題か?

野田首相、当てました

2011-08-30 21:28:13 | 塾あれこれ
怪しげなウラナイ師ならば
「野田新首相を当てた」と大騒ぎします。

私の8/26朝のブログでは当てているのか、ごまかしか?
「ぐるっと回って野田にもまだメはある」と
書いています。

どうです?当たったことにしません?


人事ではそれなりに思いきった手を打つと思います。
野田さん、そちら方面の頭は良さそう。

ただ、政策で手が打てるか。
地味では「小澤復権」ばかりを騒がれますから
思い切った手が打てないといけないのですが。

震災復興、デフレ脱却、財政再建、対外政策改善・・・
中でも急がなければならないのが円高
(円高はメリットもありますが)

そして手がありそうにないのがこの円高問題

野田首相の立ち位置から手を捻りださねば政治家の
能力を疑われる重要課題でもあります。


余剰資金が流入しているから円高だと言われています。

当面、日本政府は有効な手が打てない、良い意味でも
悪い意味でも、着実なことしかできないという
妙な安心感があるのです。
避難しやすい。

近隣の経済発展国はそうはいきません。
何をするか分からないところがあるのでリスクがある。

そこで素人考えの登場。
ビックリする手も打てるぞというサインを出すべきです。

変動相場制を世界に先駆けたのは日本です。
何かやるかもしれない、それだけで80円に戻る(かな?)

危険が大きいけれど検討している手段のいくつかを
意図的にリークしてみればよいのです。

海外円の凍結、固定相場制への再移行、などなど。
学者が聞けば失笑するようなことで構わないのです。
まずは一発かましましょ。

海防もブチあげれば?
野田さん好みじゃないかしら。

エレベーターは嫌い

2011-08-30 09:41:20 | 塾あれこれ
『らいじんぐ産』のエレベーター特集を
見ていてカミサンと話したことです。

「エレベーターって乗らないねえ。この前はいつ乗った?
 どこでだっけ?ええっと・・」

デパートなどではエスカレーター派です。
まずエレベーターには乗りません。

私は教材展などでビルにエスカレーターがない場合
やむを得ず乗ることがあります。

区役所で6Fなどといわれると上りは仕方ないですね。
若いころは5~6Fなら歩いたものですが。

下りは腰などが痛くない限り歩きます。

健康のため、というより、エレベーターを好きでないから。

もうひとつは生活が水平移動でまかなえ
垂直に移動しなければならないことが少ないのです。

地べたの辺りをうろうろするジベタリアンですな。

好きでない理由は

①来るのをじっと待つ時間が嫌
②事故にあうとミジメに死にそう
「うわあ死ンドラー」
 ぴゅーっと落ちる時間もコワイ。
③地震で長時間閉じ込められトイレに行きたくなったら
④乗ってるときの緊張=皆の無言のヘンな空気

子供のころはデパートでエレベーターガールさんがいて
案内を受けながら乗っているのが良かったけれどねえ。
無料で乗れるんだから、嬉しかった。


エレベーターと似た感覚で飛行機や自動車も嫌いです。

百年以上も前の人間みたいですが、車の助手席で見る
スピードは怖いですね。

歩いていてそばを通る車も怖い。

歩道と車道の区別がない道でよくあんなスピードが
出せますねえ。
歩いてる人がふらりとしたら・・、なんてことを
運転している人は考えないのでしょうね。
結構よくあることなのですが。
「死ぬのはそっちじゃ」と思ってるのかしらん。


飛行機が怖いセイかどうか、パスポートは持ちません。
もちろん海外旅行の経験なし。

車やバイクを持ちません。事故しそう。

ついでに言えばケータイも持ちません。精神の堕落。
(ケータイで読んでくださっている方、スミマセン。
 私についての話で、他人さまへの言及ではありません)
それに、落としたら大変でしょう?

スポーツは一切できません。
GOLF?  OH,NO!

賭けごと、しません。
趣味、ありません。
DIY、庭いじり→アウトドアなどはだめ。
絵を描く?陶芸?・・不器用でね。

ボランティアなど神様が薦められること・・しない。

「家事をほとんどしない」とカミサン不満。

およそ何もしないのですが、そうであるならば
多少、金くらい貯まっていてもよさそうでしょ?

まったくない。
収入が多い時期は少しありましたが、昔の話です。

あるだけ人に奢って、最後は裏切られていました。

生涯に一度だけ女性からデートを申し込まれた。
金離れを聞きつけてか「メシおごれ」だった。
カモられたのですね。
池の端でフグ専門店は・・高かったねえ。

はは、エレベーターが愚痴に落ち込みましたね。

衣服をアタタメて

2011-08-29 09:59:51 | 塾あれこれ
NHKTVの全国ニュースでした。
夕方7時だったか。
「熱中症にお気を付け下さい。疑われる時は戸外では
 日陰に横になり、衣服をあたためて・・」

瞬間、混乱しますよね。

ためしてガッテンみたいな常識の裏を行く新対策か
と思ったら「衣服を緩めて」だった。
「緩める」を「暖める」と読んじゃったのですね。

熱中症の人を暖めてどーする、ってTVに突っ込んだ。。


日本語くらいは何とか操りたいものですが難しい。。。

基本は自分の語感ですよね。
言葉は瞬時に出てこなければ使えません。
正しいものが出てきてほしい。

とはいえ自分自身も時代に制約されています。
誰と意思疎通するかにより修正も必要です。
あえてクダケて言う場合もありえます。

もともと私の語感が狂っていることもありますね。

たとえば「全然」は下に「ない」が来ないといけないと
戦後教育で教えられた感覚が残っています。
全然おいしい、はダメだとね。

近年、下は否定でなくても良いと(証明され)ましたが
それでも一旦身に付いたものは変えられません。
頭では処理しますが瞬間的な反応では違いますね。

こんな私を棚にあげての話は書きづらいものではあります。


瞬間「あれ、どっちだっけ」もありますよね。

正鵠は「得る」か「射る」か、
どちらでもアリが正解となっているようですが
自分は瞬間にどちらかを採用しなければならないのですから
頭にきちんと叩きこんでおかねばなりません。

ところが「あれ?」っというやつは暫くすると
また「あれ~??どっちだけ」
分からなくなります。

(ちなみに、的は「射る」
 正鵠は的の中心のことで、「得る」)


先日は美術番組のナレーションで「没我のサカイ」と
読んでおられた。

「没我の境」はふつう「キョウ」の方を遣うだろう、
サカイというと端っこの感じがするじゃないか。
瞬間にこういう気持ちが浮かびました。

「境界のサカイ」も「一定の状態にあるサカイ」も
語源から言うと繋がっているようです。(白川静)

「幽玄のさかいに遊ぶ」なんて言いますよね。

ですからサカイもキョウも正しい。

さて自分はどちらを使うか。
瞬間に判断しなければならないのです。


同じく「どちらでもよい」とされてても、語感として
正統性として、一方を選ぶのがよいという言葉も
あります。

どちらでも良いのですから文句が言えないのが
ツライところですけれどね。
(どっちでもいいとされているが、という話をして
 真面目に聞いてくれる人がどれほどいるでしょう)

「包丁はね一本二本と数えても間違いじゃないけど
一挺二挺がいいよ」「はいはい」

「きのみ、じゃなくて、このみ。
 スイメンじゃなくて、みなも」
「え~、どっちでも良いんでしょ」

「失敗する可能性はへんでしょ。危険性とかおそれと
 言いなさい」
「るせーの」


言葉は変わると学者はオッシャイます。
されど、言葉は保守的だから通じているのです。
一人の人間が生きている間くらいは変わってはまずい。

「おばーさん、これヤバイよ」
作ってくれた親子丼を食って若者がこう言うと・・どっち?

あるいは
文頭にくる接続詞としての「なので」

もう認知されているという方もおられます。
私の感覚では、品が悪いよね。

同様の「なのに」なら、もう何十年も前から使ってる?

ん~、正規の場では使わないのですよ。
書き言葉でそれを使うと、クダケた感じになります。

歌謡曲に「なのにあなたは京都へ行くの」とあっても
使われていた感覚を知るべきでしょう。

今、「なのに」って使います?減ってません?


学者が用例を引っ張って「江戸時代の本にこうある」
とかいうのも大丈夫ですかねえ。

ごく少数派の使い方だったり、作者等の間違いかも
しれません。語感がどうであったか・・
それらの考慮がなされての引用でしょうか。

確かに言葉は時代とともに変化するのですが
それを言いつのる学者や評論家には疑問が残ります。

なので新しい表現を辞書がすぐに取り入れる傾向は
気になります。
辞書にこうある、というのと塾のオッサンが言うのとじゃ
説得力が違いますからね。

広辞苑だってヘンなのがあるそうです。
○○は第何版までなら良いが、なんて知識を持っていれば
多少抵抗できますが、これがまた、忘れちゃう。


それにしても日々「日本語の乱れ」が目立ちます。

こんなことを言うオヤジがいたら馬鹿にしていたものですが
いま、私がそうなっちゃった。

『ツリー・オブ・ライフ』

2011-08-28 09:01:18 | 塾あれこれ
話題の『ツリー・オブ・ライフ』を見ました。

なかなか力作です。
が、注文したいところがあるので100%感動、とまでは
いきません。

ともかく、見て損はないですね。好い映画です。

ただし、日本映画特有の丁寧な説明がないと我慢できない
なんて人には、不親切だ、分かりにくい、と思われる方も
おられるかもしれません。

家族を描くところはそれほど難解ではありません。

宇宙、光、神、生命、恐竜・・これらの映像について
どんな意味かと考えると作家が明確に答えを提示してないので
「何で恐竜?」となるかもしれません。

私は「作家がそういうんだからしょうがないねえ」

監督がはっきりとした世界観を持っていないか
少なくとも説明不足。
いくら省略が大切だといっても、ギリギリのところまで
削ることができ、意味が示せて初めて有効なのですから。

でも、出来あがったものに文句言っても仕方ないですよね。

それより、素晴らしい部分が沢山あるので、こちらを
評価すべきでしょう。

人間に関してあれだけの説得力を映画に与えられるのは
大変な力量。
感性の素晴らしさも伺えます。

宇宙史などの部分は監督が混とんとしているのでしょう。
「思わせぶり」が強いのかもしれません。
私が一番嫌いなやつ。
日本では大島渚や吉田喜重などが「思わせぶり派」で
実は中身がカラッポなんだよね。

何やら意味ありげなことを、普通のモノ言いから外し
気取った語り口で喋って見せるのです。
「うわあ賢そう、私らには何言ってるかすら分からん」
と思われたいのでしょう。

はっきりと物を言わないところで見わけがつきます。
形容詞が多かったり偉人の引用をしてみせたりするのも
怪しい。


ま、それはさておき、この映画。

恐竜は何?ブラピの祖先???
神様は恐竜にも教えを垂れたわけか。

特撮はなかなかですが、水面と足の接する処が弱い。

特撮を見せるだけならやめたほうがよいでしょう。
監督に叱られそうですね。
特撮はサービスなのかしらん。
中学生くらいの私なら「もうけジャ」と喜んだはずです。


人間の育ち方は西洋も東洋もあまり違わないね、
という感想を持ちました。

「そう、人ってこんな風にして大きくなる」
「人における家族の意味とはなんだろう?」
「私が生きる意味とは」
「宗教とは」

などなど、考えることが多い映画です。
しかしオオゲサな感じがしないのが監督の力でしょう。

いったいこの映画の主人公って誰なんだろう?
ブラピじゃない、ショーン・ペンでもない。
少年時代の長男かなあ。

どうも、監督の私的映画のようにも思え
そうすると主演が誰というより、監督の頭にあるイメージ
が大切なのでしょう。

少年に仮託してその人生を描く、そういう普通の映画とは
作りかたが違い、距離をおいた感じで描かれるのです。
普通は主人公の心情にべたりと入り込む映画が多いのに。

よって映画を見ながら同時に自分の記憶を追っています。
「ぼくの『最初の階段』のイメージは・・」
「うちのオヤジも権威的だった。自分のことは棚に上げて」
などと、映画のストーリーを追っていないのです。

そういう風に見てもらいたい映画なのかもしれません。


画面が綺麗ですね。
カメラも素晴らしい。
手持ちばかりでアップも多いのですが良い効果をあげて
います。
象徴的であり同時にリアル。
散文詩のような美しさです。

家の中から少年を撮った絵がとても印象的です。
影が美しくまぶしい。
孤独なのですがどこか充足しています。

監督は少年時代内向的だったのかしら。

何を習ってたの?

2011-08-27 15:40:27 | 塾あれこれ
古い話です。
進学塾に勤めていたころは塾にも追い風が
吹いていましたね。

それだけでもないのでしょうが小さな塾から
山口塾へ移ってくる子も、ちらほらいました。

「受験したいって言ったら、じゃ山口に代わりなさい
 って言われた。ウチでやるより良いから、だって」

可愛い生徒がいなくなり、自分の塾の収入もへるのに
当時は「受験なら山口」でしたから、子供の希望を
優先させられたのでしょう。

こういう塾、最近は減ったのではないでしょうか?

小さな塾でも受験準備がしっかりできるようになってきた
ことも一つですが、塾への経済の逆風も強まっていて
昔のように心優しくしてはおられないのかもしれません。

山口へ移って来た当時の学力を見ていますと、中には
大切な処が抜け落ちていたりする生徒もいました。

申し訳ないですが当時の正直な感想は
「前の塾は何を教えてたんだよ。
 ったく。」

もちろん、思うほうが間違いです。

定着する前だったかもしれません、
学力の剥落だってありえます。

「あの子、どうでした?」と聞かれることもあります。
「ナニは出来てて、ナニナニはまったく」

なんてご返事をすると相手はたいてい驚かれます。

「え~!そんなところで。
出来る筈なんだけれど」

そうなんです。
教えたからといってスグできるワケがありません。

よく見還すと私自身の3Aクラスだって同様、
あれだけ教えたのに・・・
皆、出来るようになっていたのに・・・

人さまのことはつい悪しざまに思ってしまいます。
悪い癖ですね。


少し前の話ですがこんなこともありました。

入試が済み、当塾とも縁が切れて久しい生徒の名前が
とある塾の先生から
「○○くん、井上先生のトコで勉強されてました?」

ひとしきり「その後」を伺った後
「今、ウチへ来てくれてるんですがね、ちょっと聞いて
 みるんですが・・・」

数学でとてもヘンなやりかたをするのだそうです。
「どうしてそうするの?昔から?」
「ウン、井上教室で習った」

絶句するようなやり方なので、驚きます。
「ありえないでしょ」とはいうものの
御相手の疑念は晴れなかったようでした。

・・・こんなことも多いのかなあ?
と思うと「頑張ろう」より「ガックリ」が先ですね。

昔の私ならキレてるかもしれません。
「そげなこと言うわけがなかろう」

でもね、クダンの○○君はたぶん「確かに」井上で
そう教わったという記憶がある筈ですよね。
困りますね。
しっかり教えれば済むという問題じゃないので。


追伸
 こんなとを書くとカミサンが「反営業的だ」とか
 「弁解がましい」とかイチャモンをつけそうです。

 私はもうヤブレカブレだから構わないのですが
 他の塾なんかどうなんでしょうねえ・・

井口電停前のうどんや

2011-08-26 15:57:38 | 食べる
いやあ、マズかった。

私はかなりヒドイものでも食べられます。
東京でも広島でも相当のものを食べました。

食べ物への気持ちから下痢するようなものでも
残しません。

ところがこの店はすごかった。
親子丼を半分残してしまいました。
895円 ですよ、二重にムカツク。

名物、地鳥親子丼だそうです。
井口で死にそうな鶏を仕入れるのかしら。
夏だしねえ。
まず鳥肉が紫色で怪しいレバーの色に近い。
丼の肉に骨があった・・

玉子は「ふわ+とろり」ではなく、部分的には
火力が入りすぎてしまっていた。

米は粒がしっかりしていません。
丼の飯としては失格。

醤油辛さは関東系に近く、甘さはベタっとしています。

味付けは味の素系「たっぷり」後味のすごいこと。
口の周りが妙にねばつき玉子の後味も悪い。

店を出た後、スーパーのトイレで口をすすぎました。

カミサンは讃岐うどんのザルを頼みました。(630円)

ご家庭向けの出来のいい半生ウドンのほうが美味いね。
こちらは丼ほどはひどくなかったけれどプロとしては
どうでしょう。
ガラスの向こうで手打ちをやってみせてこれかよ。
機械に負けちゃいけないでしょ。

汁は薄すぎる。マジメな出汁の味がしません。
スーパーの安売り麺ツユをケチって薄~く伸ばしたら
こんな風になるかもしれません。
(つゆは1カップ弱で量だけずいぶんありました)
のばしたのはダシじゃなくて水か?
桃屋のつゆのほうが遥かに旨い!


隣テーブルは暖かい饂飩を食べ残していた・・


私だけの感想かもしれません。
昼1時近くでも店は一杯でしたからね。
人々の支持はある、ということでしょう。

店構えは、良く言えば庶民的。

冷房は利かせすぎ。
隣の子供が寒そうだった。(食事を終えて)

私は嫌いな匂いに敏感なのですがこの店は生ゴミの
嫌なにおいがうっすらと漂っていました。
調理場からでしょう。

店の案内もド素人。十数人レベルの小さな店で接客係が
二人いて、注文すらとりに来ない。
カミサンは2度「すみませ~ん」と呼びました。
私がアイコンタクトしたくらいでは来ないのです。
客と目が会ったらとりあえず来いよな。

客あしらいも基本ができていないし、出来た料理を
出すのも遅い。(作るのが遅いか)

丼は、フタを取ったら熱々、が出てこなくちゃね。
「熱いですよ、お気をつけて」
(ふーふー。 はふ、はふ・・ホッホッ)が旨いのです。

レジもまともに打てない。
ひと組前の客は会計で注文を間違えられ、修正するのに
えんえん時間がかかっていました。

つまり、何をとっても最低ランク。

これで客が入るとは広島もレベルが低いねえ。
讃岐うどんってこのレベルなのか?
お店で食べないから知らなかったけれど。


私の腹具合は前夜の食事が7時、朝バナナ1本。
それで1時近くまで食べなかったのですから、空腹。

どこかで300円くらいの安い弁当でも買ってたほうが
よかった。

あ~あ、讃岐うどん「K」

つぶれないのは、ただ地域のレベルのおかげでしょう。
商工センターで食えるものはなさそうだしね。

しかし、広島のグルメ案内サイトで☆3つだって。
「快食コム」も信用できないね。


今晩、腹、大丈夫かなあ・・・

PS
電車で井口を通ると思いだしそうで、困ったね。

シュワちゃん期待

2011-08-26 08:56:06 | 塾あれこれ
政局というものは猫の目ですね。

2週間前は野田で決まりと思い込んでいた私が
バカだった。
(前々からバカだけど、最近予想の的中率が
 よくて勘違いしてたみたい。
 たまたま、だったわけですね)

素人が勝手なことを言って当てても
生徒のヤマカンと同じなのです。
根拠が薄い。

それでもしつこく予測はしなくちゃなりません。

今注目の小澤・鳩山連合としては「解散はしたくない路線」
が基本線です。
それで前原=早期解散がつぶれた。(決定じゃないけど)
小澤処遇なんて口実だと思いますよ。

では、小澤としては誰?
あまり傀儡政権っぽくてもいけないのでしょうが
人材不足ですね。

海江田はいけません。(私の個人的感想です)
官僚に弱すぎる。

シュワちゃんも小澤は押さない。
経験が浅いから。

私ならチュワちゃん=馬淵ですけれどねえ。


反小澤派も前原でよいか?

私は、前原は頭が悪いので嫌いです。(政治的にですよ)
どこか菅に似ていますね。

そもそも、反小澤派としては菅が極端な小澤外しを始め
かつ中途半端だったのでこうなったのです。
それに似たのを担ぐしか手がないのかね?


結局、グルっと回って野田もまだメがありそうです。

増税トーンを落としてね。


しつこいですが、シュワちゃん待望!
大きな路線を描けるかもしれません。

紳助一人を切って会社や組織は知らぬ顔

2011-08-25 10:17:18 | 塾あれこれ
見るTVが激減しています。

紳助がいなくなると更に見るTVがなくなります。
あのキャラクターは替わる人がいませんからね。

あんなにキツイことを言って許されちゃう人はいません。

前々から早くに引退と言ってましたし、ピークで
引くのも一つですかねえ。

平凡な感想ですがヤクザと親交じゃ引かざるをえないけれど
一人の人間にばかり押し付けてしまう「会社」もいけないね。

まったく知らなかった、気づかなかった、わけがないでしょ。
ヨシモトもTV局も、そんなにオ間抜ケなんですか?


夏休みは塾の時間帯を変更しました。

朝起きはつらいですが早い目に夕食をすませ
健康的な生活に少し近づけたかもしれません。
(それ以上にクタビレタか)

しかし、夜TVをつけても見るものがない。
仕方なくビデオにすることがよくあります。

思うより早くTVの凋落が本格的になってきた
のかもしれません。
不景気とTVの質の低下→悪循環ですね。

「TVはもう」とは評論家が言うことだと
半信半疑でしたがね。

もちろんTVがまったく無くなるということはないで
しょうけれども、ラジオの方が生命力があるかもねえ。

それにしても無理やり地デジに変えさせておいて
今さら見るものがありません、は無いだろ。


NHKも民放のマネみたいなのばかりだしね。
田舎の飲み屋のおねーちゃんが都会の流行りを
追っかけてるみたいで、みっともない。

テレビ全体で見ても、ネタギレになってきたようです。
お笑い→クイズ→情報→教養・・ 最近は芸術ばやり?
もうあとはないのではないか。
心とか宗教とかは扱いが難しいですからね。

そうそう、政治経済を分かり易く説く番組も増えました。
底が浅いものが多く井戸端会議のレベルが多いですね。
もしくは肝心なことは何も言わない=時間の無駄遣い

先ごろは「戦争をすればどこが強いか」なんてバカな
話題を放送していました。

突っ込まれると「シャレ」だよって逃げるでしょうが。

フランスや中国は自己チューが多いから弱い
大阪人が戦争に弱いのと似ている
(またも負けたか八連隊、ですって)

コメンテーターたちが異口同音に
「日本は戦争をしたら強い」ですって。

お笑いタレントが言うのならシャレだけど
インテリと思われているコメンテーターが
こんな話を半分マジメに喋っているのです。

しかも根拠は第二次世界大戦なのです。
何十年前の話ですか。

こんなことを話させ、都合が悪いと責任を個人に押し付けちゃう。

会社や組織が悪いというけれど、そこで働いている人も
同様な責任はあるハズです。

何かあるたびに「それは上の方で決めることで」と言います。
分からなくはないのですが、中で言えないまま、給料をもらい
続けるならば「共犯」なのです。
組織悪に首まで浸かっているのです。


一人ひとりの意識から直さないと、と思いますね。

就活に血液型?!

2011-08-24 11:23:15 | 塾あれこれ
この国もここまで落ちたか。
そんな感想を持ちました。

新聞報道ですが、会社が就職活動をしている学生に
その人の血液型を聞くのだそうです。

血液型と人間の能力に科学的な関係は認められません。

昨年の9/9に当ブログでも触れています。
何も私が言わなくても常識ですよね。

半分冗談として血液型と性格などを話題に上せるのならば
構いません。
「おれB型でしょ、元は九州男子かもしれないね、ハハ」

若い頃、友達から「井上は典型的なB型」と言われました。
ところが、先に血液型を知っている人は「君はO型人間!」

ま、この程度のもんです。


冗談と真剣な就職活動とがごっちゃになっているとしたら
採用する側の人間の低レベルに驚きますね。
その程度で、採用する人間を判断できるのかしら。

血液型を聞いて人間が分かるのなら、面接で人間を見抜いて
あとから血液型で確認をとって見られるとよろしい。

倫理的な問題のみならず、法的にも問題になるかもしれない。

就職試験の前というのが企業もキタナイところです。

「話題ですよ、場をほぐそうと冗談のつもりで・・」
こうやって逃げるに決まっています。

立場の弱い人間には差別をしても構わないという会社の
センスが見え見えですねえ。

聞かれた方も、血液型で人間のタイプを知ろうとしていると
疑ったわけですから、ある意味で毒されていますね。
私なら後になっても気づかないかもしれません。


ま、そんなツマラナイ会社には行かないぞ、が正解。

とはいえ就職が厳しいですから言いづらい話です。

こんなときこそマスメディアの出番です。

ただでさえ日本企業のカブが落ちているのに残念至極、と
真正面から批判すべきです。
ヘンな会社が一社そんなことをしたというのなら別ですが
結構多そうじゃありませんか。
社会問題とするべきことでしょう。

今のようでは「頑張る日本、強い日本」など望めません。

それなのにマスメディアの腰が引けてるんですよね。
会社の名前くらい出して叩かなきゃ、と思います。


つまんない国になっちゃってるなあ。
ヤんなっちゃいますねえ。