ADHDの少年についてミニ連載がありました。
誤解を恐れずにいえば落ち着きがない人のこと
ですが、病気からきているケースです。
ADHDは注意欠陥多動障碍(害)と訳されます。
(当ブログで09年9/28などでも触れています)
まだ分からないことも多い病気のようで
人により診断も違ってくるそうですから
私のような素人が勝手なことを書くのは危険。
学校で一斉授業などをするときにADHDの生徒は
流れに乗れないで先生が困ってしまうことがあります。
教室を立ち歩いたり、関係のないおしゃべりをしたり
などですが、しつけとか訓練の問題ではなく
病気からの場合もあるということで、間違った偏見を
抱かないように病気を知っておかねばなりません。
けれど生半可な知識では危ないし、かといって専門家に
なれるわけでもないし、難しい話ですね。
○
上記の連載で興味を引いたのが
「個別授業はイヤだ、皆と同じ一斉授業を受けたい」
という少年の気持ちです。
小学校では「特別扱い」で個別に対応されていたのが
当人にとっては苦痛だったのです。
中学になり、ADHDゆえに授業についてゆくのは
難しいけれど、それでもクラスに参加できる体制が
嬉しいといいます。
分かりますよね。
心の底から拒否反応が噴き出して授業を乱すことが
あるのに、それでも皆と授業を受けたいのです。
(それを許してくれるクラスメイトの素晴らしさ!)
○
上記の例で分かるように「個別」だって万能では
ありません。
特に一斉授業をしている同じ屋根の下で「個別」も
というのは難しい場合があります。
補習などでも同じような問題が起こりえます。
子供のプライドを傷つけてしまうのです。
傷ついても我慢する子が多いと思われます。
あるいは自分の気持ちを訴えられないのです。
うっかりすると大人が見逃すのではないでしょうか。
そうでなければ,個別に対応してもらっているのに嫌で
嫌で仕方なかった,という生徒がそんなに出るわけが
ありません。
副担任がべったりついたり、皆と対応が違ったり
子供は深く傷つくことがあるのです。
(親御さんから直接伺ったこともあります)
推測するに、これらはどの塾でも起こりうることです。
個別方式ではありえない、ともいえません。
ADHDとかアスペルガーとか、に関係なくすべての
生徒に大なり小なり起きうることです。
以前、ブログで触れているのであまり書きませんが
30年前、京都の塾の先生に教えられました。
「何が一番大切かやて?プライドやろ。
出来ん子を 居残りさして教えたりしとらんか?
その子のプライドをよう考えとかんと、逆につぶす
ことにもなりかねん」
○
私の塾でもグンと負荷を掛けるタイミングが難しいことは
しばしば感じております。
シンドイ塾ですから、どこかで負荷をかけます。
負荷がかかって出来ないとプライドにも関わります。
中には塾を辞めてしまう子もいます。
負荷がかかっても乗り越えられる生徒になってほしい。
が、そのタイミングを間違えると本人がシンドすぎる。
親切に手とり足とりでその子のためになるとは思えません。
楽しい授業で、なおかつ負荷ですか・・・ん~
ン十年やってこれです。
難しいですね。
・・・あ。
私の個人的能力の問題か?
誤解を恐れずにいえば落ち着きがない人のこと
ですが、病気からきているケースです。
ADHDは注意欠陥多動障碍(害)と訳されます。
(当ブログで09年9/28などでも触れています)
まだ分からないことも多い病気のようで
人により診断も違ってくるそうですから
私のような素人が勝手なことを書くのは危険。
学校で一斉授業などをするときにADHDの生徒は
流れに乗れないで先生が困ってしまうことがあります。
教室を立ち歩いたり、関係のないおしゃべりをしたり
などですが、しつけとか訓練の問題ではなく
病気からの場合もあるということで、間違った偏見を
抱かないように病気を知っておかねばなりません。
けれど生半可な知識では危ないし、かといって専門家に
なれるわけでもないし、難しい話ですね。
○
上記の連載で興味を引いたのが
「個別授業はイヤだ、皆と同じ一斉授業を受けたい」
という少年の気持ちです。
小学校では「特別扱い」で個別に対応されていたのが
当人にとっては苦痛だったのです。
中学になり、ADHDゆえに授業についてゆくのは
難しいけれど、それでもクラスに参加できる体制が
嬉しいといいます。
分かりますよね。
心の底から拒否反応が噴き出して授業を乱すことが
あるのに、それでも皆と授業を受けたいのです。
(それを許してくれるクラスメイトの素晴らしさ!)
○
上記の例で分かるように「個別」だって万能では
ありません。
特に一斉授業をしている同じ屋根の下で「個別」も
というのは難しい場合があります。
補習などでも同じような問題が起こりえます。
子供のプライドを傷つけてしまうのです。
傷ついても我慢する子が多いと思われます。
あるいは自分の気持ちを訴えられないのです。
うっかりすると大人が見逃すのではないでしょうか。
そうでなければ,個別に対応してもらっているのに嫌で
嫌で仕方なかった,という生徒がそんなに出るわけが
ありません。
副担任がべったりついたり、皆と対応が違ったり
子供は深く傷つくことがあるのです。
(親御さんから直接伺ったこともあります)
推測するに、これらはどの塾でも起こりうることです。
個別方式ではありえない、ともいえません。
ADHDとかアスペルガーとか、に関係なくすべての
生徒に大なり小なり起きうることです。
以前、ブログで触れているのであまり書きませんが
30年前、京都の塾の先生に教えられました。
「何が一番大切かやて?プライドやろ。
出来ん子を 居残りさして教えたりしとらんか?
その子のプライドをよう考えとかんと、逆につぶす
ことにもなりかねん」
○
私の塾でもグンと負荷を掛けるタイミングが難しいことは
しばしば感じております。
シンドイ塾ですから、どこかで負荷をかけます。
負荷がかかって出来ないとプライドにも関わります。
中には塾を辞めてしまう子もいます。
負荷がかかっても乗り越えられる生徒になってほしい。
が、そのタイミングを間違えると本人がシンドすぎる。
親切に手とり足とりでその子のためになるとは思えません。
楽しい授業で、なおかつ負荷ですか・・・ん~
ン十年やってこれです。
難しいですね。
・・・あ。
私の個人的能力の問題か?