次選挙は嘘つき政権にNOを

2012-12-31 11:06:53 | 塾あれこれ
片方で原発を進めながら「教育改革」も
ないのであって、子供の未来をどうします?

次回選挙では嘘つき自民党にノーを。

嘘などついていないと言うでしょうね。
バカかお前ら、であります。
それで通るか。

3年以内に原発について判断する、と言いながら
一か月もたたないうちに着々と推進発言。
これが選挙中に言ってたウソの証拠です。

この政党は従来から玉虫色の表現をして
国民を欺きながら陰で舌を出していました。
しかし現在の様子はあまりにバカにしています。

炉の型式を新しくすればよい、本気でその程度の
ことしか考えられないのであれば、とんでもないアホが
総理になったことになり、そうではなくて
前々からそう思っていたのならば、いかに言い逃れようと
これは国民を欺いたことになります。

一度口から出た言葉が基に戻せるというのが
最近の風潮ですが、
これは李明博の天皇発言と同じほどの問題発言で
二度と戻せるものではありません。


今まではいくら国民を騙しても選挙の時に
「アカに入れるな」で自民党が勝ってきたわけです。

さすがに対抗勢力が「アカ」ばかりでなくなって
自民党がその分、宣伝力が弱くなった。

国民は選択肢を増やしたのです。

旧来型の選挙演説をしたノダはその意味でも馬鹿でした。

バカを証明されたのでいま落ち込んでいるのですね。
本当の政治家ならば今こそ原点に戻って
自説を訴えて全国を回るべきでしょう。

それとも「贅肉を削いで」内心喜んでいるか?


今や、少しずつですが日本の間接民主主義というものが
国民に嘘をついたら次は無い、という本来のありように
近づいてきつつあるようです。

公約で嘘をばらまいたあげく、キチンと説明しないで
自分の思うことをやりちらした政党は「ぶっつぶす」
これがあって初めて民主主義が機能します。

次の選挙では自民党にNO

「参院選までは大人しくしておこう」で、今の言い放題です
から、参院で勝ったらどうなりますか・・

半年間の対中韓内閣で十分です。

世界のCM

2012-12-30 17:56:42 | 塾あれこれ
テレビで世界のCMを紹介する番組をやってました。

世界中のものから選ぶのですから面白い。

別途、会場でゆっくり見せてくれるショーも
ありますね。有料だけど。

ところが、解説?の様なのがCMにかぶってしゃべり
さらにはゲストになるのか、3人もの人物が
「へー、これからどうなるんだ」
「あ~、○○ということなんだ、なるほど」
とウルサイのなんの。
「面白さを解説して下さる」のですね。

どこまで視聴者をバカにしてるのか
或は、こうでもしないとCMの内容が分からないほど
今の日本人は頭が悪くなっているのか。

CMですよ。
ガイジンはそれを見て笑ってるんですよ。
・・解説していただかなきゃ分からないなんて。


先日はNHKが(動物の赤ちゃん)という番組を
放送しました。

よほどのものでも、およそ赤チャンて可愛いですね。

トラでも熊でもイノシシでも、ペットにしようかと
本気で血迷ってしまうほどです。
(カミサンに止められます)

形態発生では、どの動物も似たルートをたどり
赤ちゃんの間は、頭が大きい、目がくりっとしている
動作がよちよちしている、好奇心が旺盛・・・
共通していますから、そのサインで、人間の子供を
見るのと同じ心理反応になっちゃうのですね。

それを堪能しようとビデオにとっておいたら
何とここでもゲストが「かーわいい」などの
連発です。

もちろん画面には窓がついていて、そこにスタジオの
ゲストがわいわいと嵌めこまれて映っています。

あのね、動物の赤ちゃんを見たいのであって
盛りの過ぎたタレントを見たいわけじゃあない!

ゲストが可愛いと言わなきゃ視聴者は可愛いと
思えない、という制作者の判断なのかしら。

それともアホ扱いにした方が視聴率が上がるのか?


数限りなくあります。
音楽番組だと思ってたら、音楽の上に解説?か
何だかえんえんとナレーションがかぶっていたり
スポーツはアナウンサーが解説したがってばかり・・

「今のは○○なんですよね、~さん」と解説者に振ります。


日本人がアホになったからTVがああなった、というより
TV番組を作る制作者の年代がアホなので
その反映としてああなったのか。

子供の学力が国際的にみて下がり過ぎるのも頷けますね。
丁寧に、バカ丁寧に、分かり易~く・・
これで賢くなるわけがない。

TV局も、それに加担していることに気づくべきですが。

『高校入試』終わっちゃいましたね

2012-12-30 14:54:37 | 塾あれこれ
よく出来たドラマでした。

ラストは「日本的すぎる」ようでしたが
全体を通して考えさせられる処も多かったですね。

たとえば
高校入試が本当に人生を左右するのか?
 いやそんなことはなくて・・・
 でも、一理も二理もある世間知で、たしかに・・


最終回では、お兄さんが復讐をしてくれていた弟に
「お前も、俺を苦しめた奴らと、じつは同じことをして
 喜んでいるのではないか」

無名性を鋭く告発しています。

でも、無名でなければそれでよいかということも
言外に匂わせているドラマのような気がします。

皆で寄り集まって仲間外れをつくりイジメて喜ぶ精神
それとネットでの悪口の投稿とが通じてやしないか、と
今の日本を描いているようでした。
有名無名は小さな問題です。

数年前、私もフェイスブックを始めかけてすぐに
「オレの住む世界ではない」と逃げ出しました。

聞かされていた「友人同士の、責任ある意思疎通」
というよりも、何かを前提としたゆるい仲間意識。

ツイッターでもそうでしょうが、名前があろうが無かろうが
よく似た(仮面の世界)がそこにあります。
仲間内だけのひそひそとした噂話、時によればデマ
考えもしないでのバッシングに盛り上がります。

一部のウェブサイトも仲間内だけに開かれた世界に
変わっているようです。
仲間うちだけの「居心地が良い世界」なのでしょうが
外からの視線を除外しては澱みが生まれるでしょうに。

この様子は社会の上層、政治とか経済、学者、インテリ
などにも蔓延しているようです。
経済的利益なども享受しているようですが
実力がないため時がたつと別の世界にとってかわられます。

現在の日本のていたらくの一因と思うのですが、どうですか?

29日の寅さん

2012-12-29 17:50:09 | 塾あれこれ
28日に会社が仕事納になります。

昔は帰省の新幹線が窓口に並ばねば切符を取れず
自由席で帰るしかなかったのですが、混雑しました。
(三、四十年も前の話です)
結局大みそか帰広とか、30日の最終便などが
多かったですね。

すると少なくとも29日が余ります。

友達もそれぞれ帰省するし、「広い東京にぽつんと一人」
取り残され、時間をつぶさねばなりません。
店もどんどん仕舞っちゃうしね。

定年後の空虚感ってこんなのかしらと思っていました。
なすべきことが何も見つからないのです。


映画に行くくらいでしたが、それも見るべきものが少なかった。

『寅さん』を見ても一人旅の寂しいシーンが妙に沁みます。

年末は、正月に見るのとは大きな違いでした。

どういう具合だったか、正月に上野で『寅さん』を見たことが
ありました。
場内が、真っ暗になってても、華やかでした。

あの頃を良い時代というのでしょうか。
当時はそんなこと、ちっとも思いませんでしたがね。


帰省してオフクロのところがやはり落ち着きました。

2時間くらい風呂に浸かって出ると
もう紅白をやっていますね。

ちくちくと酒を飲みながら新年を迎えました。

ん~、今も似たようなものですが
酒量がどんと減りました。
安くついて良いですねえ。


風邪が治りきらず、鼻水も出ますが久しぶりに
散歩に出ました。
明日がまた雨らしいですしね。

一年ぶり以上になりますか、カワセミがいました。
美しいですねえ。

ウミアイサも2羽、気持ち良さそうに潜っています。

水鳥たちも晴れの間を楽しんでいるのでしょうか。
今日はヒマそうな人間が多いなあ、と思っているハズ。

『おだやかに鳥たちだけの年の暮』

柴田武『ホンモノの敬語』

2012-12-28 10:19:21 | 本の話
本の話も大分書きましたね。
ただ、ブログをお読みいただく方には
あまり(受け)が宜しくないような気がします。

私としては「こんなに素晴らしい本がある」と思えば
何か、書きたくて書きたくて、
著者の方への感謝と尊敬もキリがありません。
「素晴らしい方がおられるなあ」

山中博士がノーベル賞をとると、何だかこちらまで
嬉しくなっちゃうのと似ていますね。

また個人的なメリットとして、読後の再確認ができる
ということがあります。
幾冊も並行して読むとさすがに全体像の把握が
弱くなりがちになりますから。

趣味に余りに偏っているかと最近は本の話を控えてきました。


TVなどでもよくお見かけした国語学者、柴田武先生の
角川新書版『ホンモノの敬語』

面白かったですね。
ナルホドと勉強になります。

あとがきには
『世の常識とも、学会の定説とも違う、新しい目・・』
とあり、面白い話がテンコモリになっています。

時折は再読すべき本ですね。


最後の方にオマケみたいに俳句の話が出ていました。

かの有名な芭蕉の『古池や蛙とびこむ水の音』
この蛙は一匹か複数か。
あまりに有名な話題ですが、柴田先生も勿論、一匹派。

俳人の金子兜太センセ(嫌いじゃ。ただ珍奇であればよい
という安物の現代美術家みたいなイメージ)は
複数派と書いておられます。
一匹なら平凡なんだそうです。
ふ~ん。安物政治家のレッテル貼りだね。

柴田先生は金子氏の悪口なんか書いておられません、為念。


次いで芭蕉の『かれ朶に烏のとまりけり秋の暮』
このカラスは一羽か複数か?

この句の(前身)『枯枝に烏のとまりたるや秋の暮』
こちらのカラスは単数か複数か?

この二つの句には幸い画がついていて
単数・複数の答えが分かるのです。

もちろん芭蕉がそうイメージしたというだけで
それに縛られる必要も特にないのではありますが
普通、俳句を親しむ者なら答えは決まっていますね。

ピンとこないようでは、俳句を楽しむに欠ける処が
あるように私には思えますね。
国語の先生方、如何ですか?

リクツではないところが日本文化なのですが。

さて答えですが
『・・とまりけり・・』は一羽です。
『・・とまりたるや・・』はもちろん複数
画には二十七羽いるそうです。

(総合的なイメージで答えは決まってきます。
 この二句でいうと動きのあるなしが一番違いますね)

さすがの金子センセも画があれば何も言えないでしょう。


日本語における単数と複数にはもっと奥深い面があり
「日本語に単複の区別はない」という常識がいかに
浅薄か、この本を読めば分かります。


敬語の話に触れないでエピソード程度のボリュームの
単複の話で紹介するのは失礼でした。
ただ敬語の話は短い文では難しくて。
スミマセン。

清水宏『有りがたうさん』

2012-12-27 15:32:41 | 映画
今広島にきている『情熱のピアニズム』を
見たいのですが、風邪もあり、難しそうです。
今年の映画のラストを決めようと思っていたのですが残念。

代わりにNHKで放送してくれた清水宏監督の
『有りがたうさん』が今年のシメになるかもしれません。

良かった~

1936年制作の映画です。(昭和11年、二二六事件の年)
昭和初期、不況が厳しい時代ですね。

同年、小津は『一人息子』を撮っています。

清水は翌年『風の中の子供』を撮っていますから
天才的な力量は間違いないようです。
(『風の・・』は当ブログに少し書きました。傑作。)

清水宏といえば戦争直後の数作しか知りませんでした。
あれだけか、と他の監督より少し下に見ていたのが
我ながら恥ずかしいですね。

『有りがたうさん』は名作、しかも実験的で新しい!

冗談じゃなく「世界に誇りうるもの」と思われます。

今では、題名がアホの坂田のギャグ(あーりがとさん)
みたいで損をしているかなあ。
誰にも有難うと言うバスの運転手さん、という意味です。


映画がトーキーに変わったばかりのころの制作ですから
技術的に難しい処もあったのでしょう。
セリフ回しの異様なスローテンポはその所為もありそうです。

監督はそれも計算に入れていたハズで、途中からは
逆に良いリズムに思えてきますから、不思議。
チェリビダッケの指揮を思わせますね。
あれも初めて耳にすると「と、とろ~~い」でしたがねえ。

しかし、清水の映す世界の美しいこと。日本は、世界は
こんなにも美しかったのかと思いださせてくれます。

何の変哲もない、ありふれていたであろう景色を
彼が切り取ると、魔法のように美しいのです。

思えば、私の少年時代まではこんな世界が沢山残って
いました。
それを映画の中に美しく残してくれていますね。

母方の田舎、愛媛県大三島。
舗装していない路にボンネットバスが走り
道路状態の悪い処では車体が揺れたのなんの。
天井に頭をぶつけるのでは、というくらいでした。
でもあのころは何だか世界中が良かった。

『有りがたうさん』では、映画を撮る関係もあって
当時としては状態のよい路を走っていたと思われますが、
それでも揺れていましたね。


映画が始まってしばらくして「おや、このまんま
ずうーっと続く映画かい、へえ~」と思いました。

山中を走るバス、車窓からの景色、車内、
これらののんびりした繰返しで、まるで田舎の旅
そのものなのです。

ディゾルブ(フェードアウト・フェードインの画面つなぎ)
を多用するのも意図的なのでしょう。
カットで大丈夫なところまでディゾルブです。
のんびりとした空気が出るのでしょう。

車内でも特別なドラマがあるわけではなく、淡々と描き
しかしその人たちの向こうに社会状況が滲みます。

車が少なかった時代、みんなは歩いていたころの車中ですから
却って社会が覗いて見えるのですね。


ただバスを走らせて撮影隊が撮り続けただけに見える
のですが、実際は当時としては多様な技法を駆使して
いたのではないかと思われます。

バスの後ろ窓など、正常にガラスがあるシーンもあれば
ガラスを外して中にいる人物をはっきりと捉えていたり。

車内でのカメラが前方運転席方向に向いているときは
実際に運転している車中での撮影です。
運転手役の上原謙が実際に運転していますね。

ただしスタントの運転手を使っている場合もあったのでは?

運転手の前にカメラが回って車内の人物たちを捉えるのは
特殊車両での撮影でしょう。

また、車内での俳優さんが、かなりクリアーに撮れている
その照明はどうしたのかなあ。

スタジオで撮って窓外はハメコミという「特撮」は
ほとんどないように思われますが・・・どうかな?


かなり細かい技術で映画そのものを自然にみせる
それも清水監督の腕でしょうね。

もちろん脚本も上手い。無駄をそぎ落としています。

国内政治へのプロテストも見事です。
韓国・朝鮮の労働者へのシンパシーも美しいですね。

「伊豆の踊子」を思わせる旅芸人に若き水戸光子が
出ていました。
なんだか現代の娘さんと変わりません。

いいな~。

経済は難しい

2012-12-26 15:09:00 | 塾あれこれ
若いころに勉強しておくべきでした。
経済って難しいですね。

(居場所指定の貧乏人)に経済の勉強は無用と思い
例えば株とか言われても???でした。

本当は貧乏人であれ関係があるのですけれど・・
そこにすら気づかないから(指定貧乏団)なのです。

塾の講師を始めてもその調子でしたが
さすがに少しは勉強しないと生徒に話ができません。

そこで高校生の参考書程度の勉強をするのですが
これがまたよく分かりません。
日々見聞きするニュースとどこでどう繋がるのか・・

それで十年前くらいから切れ切れに続けているのが
株の「エアー取り引き」
売り買いを細かくするのは面倒ですので
どこかの株をキリの良い日から「始めたつもり」
そこから株の値動きを追うのです。
株で金儲けってシンドイだろうなとつくづく思います。

エアー取引では、儲かったらクヤシイ。
金があったらなあ、と思いますからね。

損したら「貧乏で良かった、万一、買ってたら大変。ははは」と
喜ぶ、妙な心理に取りつかれます。

それでも何だか経済の勉強が身近になるのが不思議です。


最近の「安倍景気」、どう思われますか?

景気が良いことはだれしも有り難いことですが
あとでツケが回ってくるのはごめんですね。
(ペテンにかかった気がします。
掛ける奴の姿は見えず、掛かったアホが天下に溢れる)

為替が円安に振れ、輸出企業などはひと安心でしょう。
それもあって株も上がってきましたね。

今日の日経平均で1万2百円くらいですか。
ひところを思うとずいぶん上がった気がします。
(今年1月の平均が8800円くらいですから、15%!)

貧乏人はなけなしの小金を銀行定期にして1年でいくら?
資産家はいいなあと思いますよね。


もしアメリカ人が日本株を買っていたら?
今年初めの円が1ドル77円、今日で85円として約10%の
円安です。
株が15%上がってもかなり足を引っ張られますね。

仮に1月の株価を10%上げれば9680円ですから
そこから1万数百円に上がってもそれほどには
感じないかもしれません。

もしかすると安倍景気も正味はこんなものか。


自国の通貨が下がって儲けが出るのが大企業
生活が苦しくなるのが一般市民

韓国を見れば分かりますね。


急速な円高も困った事でしたが、円安を手放しでは
喜べません。

昔の土建国家=自民党に戻ったとして
国家の成長が無い現在では貧乏人への負担増は
大変なものになりそうです。

消費拡大に向かう機運はないですよね。

ま、お金持ちに金を使って頂くしかないのですが
全体経済へのインパクトは小さいのです。
(どんな発展途上国にも少数のお金持ちはいます)

ブランド品などお買いになっても、多くは海外へ
富が流出するだけですから。

妄想談・二題

2012-12-25 10:23:36 | 塾あれこれ
いつもながらの妄想です。
妄想を見ないで済む世の中に早くなれば良いのですが。

(民主党代表選)
この政党に未来があってはならぬ、というのは
私の個人的な意見ですが、爺の迷い言とは違うレベルで
現実の政治は動いています。

敗戦処理のトウシュですから好んで登板する人が
いないようです。
リードしてのリリーフなら恰好が良いでしょ。
HOSONO君だって「やらしていただきます」となる。

責任を負って岡田かと思いましたが、信じられない失言で
早々とベンチの外へ。
もしかすると早逃げのための確信的失言かなあ。

思うに、長老か何か知りませんが意思を決定する処が
(野田クンとやってたメンバーじゃ国民受けが悪かろう、
ここはそれ以外のメンバーからで行こうじゃないか)

原発の姿勢もアヤフヤな泣き虫を出さざるを得ない情けなさ。

(無投票でもヤル気の無さがバレルなあ、だれかおらんのか?)

「シュワちゃんでどうでしょ。」

(逃げてるようだぞ)

「いや、議員票を一定回す約束で、出ます。大丈夫」


民主的なのは名前だけ、の政党になり果てていますから
上記のようないきさつも妄想できるわけです。

今回の総選挙でも、自民党は後援会から電話をしてくるし
県議や市議から推薦葉書が届きました。
「理解してくれ」「応援たのむ」という感じがありましたね。

民主からは一切何もありませんでした。

選挙期間の前に秘書という人がお出でになったようですが。

民主のM前議員、以前はどぶ板選挙で選挙戦近くには
本人まで挨拶に来られましたが・・(同窓生なので)
今回は組織的な応援に頼ったのですかねえ。

その姿勢が民主主義の選挙じゃないのよ。
きっと以前は小沢の命令で嫌々回ってたんでしょうね。


(日銀の敗北?)

一夜にして白川総裁の態度豹変と話題になりました。
次期首相にコビを売ったのか?

日銀法改正をチラつかせられてやむを得ずなのか?

一見、気が弱そうに見えますしね。

日銀の独立性が弱まり、海外からの信頼にひびが入ると
マスメディアは騒ぎました。


フェイクではないか、と妄想します。

本来、今年秋ごろからは言われていた「潮目が変わった」
そのことに対する手を打たねばならなかったのです。

潮目が変わったことは、アベノミクスへの期待感だけで
為替があれほど動くというところからも感じられます。

ヨーロッパ危機の次は日本。

これを動かしてまた儲けようというチャンスが近づき
ファンドマネーなどが準備しているのです。
NHK特集でもそんな映像が流れましたね。

それが分かっているので日銀も手を打つ必要がありました。
唐突にも出来ないし、というところへ安倍次期首相の要請、
これが渡りに舟だったわけです。

白川はいったん強く安倍ノミクスを否定して見せました。
これはマジシャンがよくやる手かもしれません。
右手に注目を集めたとき左手が次の準備をしています。
同様に、あえて強く出ておいて翌日手のひらを返します。

マスメディアは見事に騙され「安倍が勝った!」と報道、
もしかしてミエミエだけどそう報道せざるをえなかったか?

こうすれば万一失敗しても安倍政権に責任があると言えます。
いや何も「保身」ではなく、中央銀行の信用維持を少しでも。


経済に対して野田民主党は無策でした。

何かしなくては。
アベノミクスが初動を与え経済が好転にするかもしれません。
かなり不安だけれど何かやらなきゃ。

政治の側からのこういう事情と
日銀の側の事情と、それで「突然の日銀軟化」になった・・

これは日本経済の危機が一歩進んだということでも
あります。
世界がああなんだからやむを得ない面もありますが。

世界中で膨大にお金が余っています。
中国、ブラジル、インド、ロシア・・・この経済が
減速するとインフレを呼ぶことになりかねません。
原油とか穀物価格の動きを見れば予兆が沢山。

勿論、極端なインフレは資本家たちも困るのでブレーキを
かけようとしますから(一気に地獄)はないかもしれません。
しかし例えば日だけインフレがかなり急ピッチ、などと
いうことはありえます。

国際関係も安定させないと・・

脳が良くなる?

2012-12-24 15:15:30 | 塾あれこれ
いつまでたっても脳開発ブームです。
レッキとした大学の先生が金儲けをされている。
あおるのは例によってメディア
これもネタ作りですから金儲けの一種。

占いブームならば信じない人間にはまったく無関係で
害は少ないでしょうが、脳ブームはタチが悪い。


脳活性化には色々なことが言われてます。

運動が良い
食事も大切(脳によい食品)
脳トレーニング!
対社会関係のありようが重要
精神的心理的状態の改善こそ
宗教に近い雰囲気のことも。「明るいことを思え」とか

どれも脳のためには悪いことではなさそうです。
「そりゃ、嘘くさい」とは思えません。
ただ本当であるとしてもどれほど本当か。

薬ではよくありますが「この新薬で効果が2倍」
よく聞くと1%効いていたものが2%になった・・・
大きく言えば「効いてない」じゃん。

同様に
「この方法で算数の成績が2倍になった子がいます!」

その実際は、100点満点で10点→20点・・・?
誤差をどうみましょうか?


どれほど証拠がある事か
誰が証明しているか

それがはっきりしていなくて、○○研究所が
これこれと発表、というだけで喧伝されます。

妻「ねえ、ヤモリの黒焼が子供の脳に良いらしい」
夫「ウソだろ、聞いたことねーし」
妻「町内の○○さんが言ってたし、井上教室で食わせてるって、
  それだけなら信じないわよ、ところがこの間TVで・・」

出所が一つのガセでもあちこちから聞こえてくると、ね。


いや、たとえしっかりと裏付けがあることにせよ
100%というものは考えられません。

もし100%なら全国の塾がさっさと採用しています。

ん~、例えば食育とやらで「朝ご飯を食べることが良い」
こう言われます。
きっと裏付けもしっかりとあることなのでしょう。

ただ100%じゃないよね、多分。

世の中には体が弱くて朝ご飯を食べられない人もいます。
「朝ご飯ウンヌン」を聞かされると良い気はしませんねえ。

現に私が中高のころがそうでした。
朝は何もノドを通りません。

で、個人的経験で言うと、朝ご飯抜いてても普通のサラリーマン
程度の脳は確保できそうです。
そこまでいかなくても塾の先生程度なら大丈夫。(たぶん)


学生の時のみならず、40過ぎて結婚できるまで
食生活はずっとヒドイものでした。

それでも脳は大丈夫、でも健康には悪かったかなあ。
精神的にも。
よって食のひどいことの推奨ではありませんので念のため。


風邪引きにビタミンCとか言われて蜜柑を食べさせるのは
よくあることでしょう。
しかし薬局に日本薬方のV.C剤を買いにいきますか?
それは少ないでしょう。

ところが脳のことになると圧力が違います。
黒焼でも食べさせられかねません。

(朝ご飯食べてるか)学校でチェックされちゃうでしょ。
よけーな御世話だ、っちゅーの。


社会がそんな状況であれば子供が賢く育ちにくいでしょう。

大人が賢くならなきゃ。
とくに保護者の方。

子供が「良い子」であれば彼らが大人になるまでに、みんな
普通の脳はできあがるでしょう。(私の個人的意見ですが)

人間的成長は必要に応じてついてきます。
脳も発達します。

細かなハウツーは不要です。
人としての在り方が大切。


年取れば脳の一部は劣化するでしょう。
もの忘れもします。

でも、それがどうしたっての?
脳トレしなきゃいかんの?

そんなことばかり言う社会だから子供が伸びない!
ハハ、あくまで私個人の意見ですがね。