焼き肉CENT

2014-02-28 15:06:09 | 食べる
広島、本通り近くの焼肉CENT
1月終わりに行って今回が2度目です。

一度目、ランチが気にいったので、今度は看板の
炙り焼き肉、というものを食べてみなくちゃ。

オードブルのフライ
生カブのスライス
もちもち蓮根

いずれも出来の良い品です。

焼き肉は当然ながら大変満足。

朝鮮焼き肉はタレの味ばかりになりやすいですね。

ここのは和風、あっさりと塩や下しポン酢などで
頂きます。
肉の味で勝負ですね。

たっぷり食べて、シメはチャーハンを半分ずつ
十分にあるジェラートも納得できるものでした。

たまには外で肉ってのも良いものですね。


もともと少食ですが、近年さらに量が減ってきました。

今回もラーメンにまで手が届かなかった。
次だね。


まどみちお

2014-02-28 11:39:20 | SONGS
まどさんが亡くなられた。
20世紀のほとんどと今日までの
長いながい人生。


当ブログでは10.11.5や08.1.11に少し書いています。

好きな作家でしたね。

『サっちゃん』で有名な阪田寛夫が評伝『まどさん』を
著しておられます。
名著ですね。

人とは詩とは、を学んだ本です。

その本にまどさんの『うさぎ』という素晴らしい詩も
紹介されています。

「うさぎにうまれて
 うれしいうさぎ・・」

明るくて、その前でじっとしていると、生きる哀しみが
分かる詩ですね。

或は『生まれて来た時』

「あるいてもあるいても日向だったの」

山頭火や金子みすずと近い世界ですね。

わたしはまどさんがより好きですが。


これから『まどさん』を読み返しましょうか。


幼いころ衝撃をうけた「やぎさんゆうびん」
NHKラジオでしばしば流れていました。
(昭和27年からですから3つの私が聞いていたかも)

昭和14年の初出には
「オヤヤギ カラ キタ オテガミ ヲ」
で始まっていたそうです。


追記です。

阪田さんは祖父が忠海の出身だそうで
瀬戸内海のDNAが受け継がれてるようです。

NHK長谷川委員

2014-02-27 21:53:31 | 塾あれこれ
新聞報道によりますと新しくNHKの
委員になった長谷川氏が、NHKの番組内容が
気にいらないとして受診料支払いを拒否して
いたそうです。

明らかに法令違反ですが、それは本人のご自由
かもしれません。

けれども、そういう人間が委員になるとは
どういうことかなあ。

自分が気にいらないことは全否定の人間が
公共放送に関われるの?

普通の人間なら、私はコレコレというもので
ご氏名は遠慮します、となるでしょ。

バカな国民は偉い人の言うことを聞いて
金を払ってろ、ですか?

首相が送り込むんだからね、
とんでもない国になってきたね。

『母の身終い』

2014-02-27 18:23:31 | 塾あれこれ
映画のポスターを見ました。
もうすぐ広島でも上映されるようです。

ご高齢の婦人が、すっと立っておられる写真と
タイトルとで、美しく深い映画と推測できます。

しかし

たぶん見には行けないでしょうね。


「あんたはすぐに泣くけえ、駄目」

カミサンに言われるに決まっています。

「ちょっとググっとくるくらいならまだしも
 わーわー大泣きするじゃろ、ふうが悪い」

は、おっしゃる通りです。

「しらける、ほかのお客さんもそうよ」

笑うのは良くて、泣くのはいけないらしい。

アメリカ人がつまんないところで馬鹿笑いするのも
ナニだと思うのですがねえ。

確かに、じわーっと来てるときに、親爺が
「おえっ、ぐえっ、おおおお・・」と
大声をあげて泣いたらシラケるでしょうね。

仕方ないじゃん、泣けるんだから。。。。


つまり、お涙ちょうだいのようなハナから
予想がつくような映画には行けないということです。

家で見るしか、テがないようです。

しかし、『母の身終い』は見にいきたいなあ。


もう七回忌もすみましたが、母が突然亡くなり
同居はしていなかったのですが、片づけをしました。

庭を広く取った90坪近い敷地に平屋建て。
質素な住まいでした。

車を持たない私はJRと郊外バスを乗りついで
母の住まいを片付けました。

大変ですが母との会話を独占できるよう
おおむね一人で少しずつ、何カ月もかけて整理
しましたね。

使っていない新聞社のタオル、町でもらったティシュー
あちこちから山ほど出てきましたね。

一枚の写真に見入り、手紙を整理し、中には広告の裏に
手紙の下書きもあったりして、気をつけねば。
パパッとは進みませんでした。

ゆっくりと続いた「対話」です。

墓まで持って行った思いの何割かは引き継ぎましたが
私が死ねばそれで終わりです。


こんなものなんですね。

映画MUD

2014-02-26 13:57:24 | 映画
他地区の方は、広島って映画が遅いなあと
思われるかもしれません。

『MUD』見てきました。

ごく限定された公開です。

日本では流行らなかったのでしょうね。

サム・シェパードが出ているというので
久しぶりに拝見しようという訳でした。

近頃の映画に詳しくないのですが、監督も
俳優も、スタッフも粒よりのようですね。


アメリカの男に向けた「お伽噺」なので
カミサンはいまひとつノレなかったようでした。

「んなバカな」が現代でも出来あがっちゃう懐の
深さがアメリカにはありますね。

子供は子供らしく、大人は大人らしく、
親は親らしく、いわば古臭いものなのですが
そこを上手に仕上げる処がプロなんですねえ。

途中からは如何にもアメリカ西部劇のような
空気になり、若干、粗っぽくなりました。

とはいえ脚本はよく練られており
演出も上出来です。
(若干のミスはありますがワザとかもしれません)

ラストが甘すぎますが米映画ですからね。
(営業)でしょう。
欧州ならもっと渋く収めますが。


映画はやはり映画館ですね。

ファーストシーンから引き込まれます。
またそうじゃなきゃ、つまらない映画。

シ-ンつなぎの気持ちよさ、
音楽の入り方

TVで見るとつい雑になってしまいます。
作り手の気持ちが伝わりにくくなりますね。
神経をつかっているところですから大切に。

着ぐるみ

2014-02-25 13:07:15 | 塾あれこれ
俺も時代遅れだなあ。

キャラクターや着ぐるみというものの存在くらいは
知っておりますが、区別がほぼつきません。

人気の理由もよく分からん。
もちろん、かなーというくらいは思いもありますが
正直なところ「よー分からん」

暑いだろうなあ、シンドクないのか
ご苦労さま、なのであります。

中でも「ふなっしー」は???

神経症でも患っているのだろうか?
異常な感じを受けるのです。

国中で大ブレークしているものに疑問を持つのは
持つ方=私、がおかしい。
とは分かっているものの自分の感触も事実です。

私と似た感想の人間もいるのでしょうかね。


TVのニュースだったか何かで、ふなっしーが
動物園を訪れていました。

羊たちを追いかけまわしていました。
ん~、狂気の様相。

ヒツジは大パニックです。

幼児が似たことをしますね。

人間の残虐性を丸出しにして小動物をいじめたり
殺したりします。

こんな精神年齢が「受ける」のか・・

子供の場合はまだしも、いくらキャラクターとはいえ
ゲームの中で、大暴れをし、破壊をするのと同じことを
白昼、子供たちの前で、良いのでしょうか?


子供はカエルを沢山殺したりします。

しかしそれを周りが笑って楽しんでるとしたら
かなり不気味な光景です。

どうもねえ。

五輪が過ぎ

2014-02-24 20:09:24 | 塾あれこれ
ソチ五輪が終わりました。
いつもの冬季五輪より盛り上がりましたね。

けれども受験生やご家族はバランスをとるのに
大変だったでしょうね。
受験勉強でピリピリとしている横で
「わー、メダル」なんて騒げないですしね。


東京オリンピックのとき、私は中3
日本中が大騒ぎでした。

が!学校の二学期中間試験と重なってしまってました。

「中間」ですし、みんな五輪に向いていきました。
家族も「勉強なんかよいから」ではなかったですかね。

案の定、みんなテストはボロぼろでした。
(結局、相対的には関係ない結果だったかもしれません)

現在でも、参考になるのは、テストの点は
かなり「一夜漬け」的に引き上げられていそうだ
ということが分かったのです。
社会実験の趣がありますね。

半世紀前でもそうだったのです。
今はもっと浅い勉強状況ではないでしょうか。


今、塾も一緒になっての「一夜漬け的」「まる暗記的」
学習が横行しています。
ここ広島でも学校のテスト対策で急成長した学習塾が
あります。

学校のテストでは何が出るかを分析し、傾向と対策。
ご丁寧にテスト期間中は早朝から塾でお勉強です。
「この先生の去年の試験問題がコレだ」

そこまで「手とり足とり」世話を焼いてやって
いったいどんな子供が出来あがると言うのでしょう。

ニーズがあれば何でもアリなのかなあ。

サンデル教授が警鐘を鳴らすように「金が儲かるのが
善を示す」とは限らないのです。

くだんの塾長が高級外車に乗るだけが「結果」かも・・・


文科省が絶対評価を導入して(根拠は一応分かりますが)
上記の点数対策的勉強に拍車がかかったようです。

何しろ低学年から細かく数字をチェックされて、それが
後々にまで実績として影響します。

何年かの間に力が付けばよい、とはいかないのですね。

よって「点を稼がねば」「今でしょ」

様々な個人がいて、それなりに力を伸ばしてゆく、そんな
教育は大いに劣勢です。

国家が一定の枠内で「教育」し、その中で伸びる
「有能」な人物を拾い上げればよいのです。

安価に。

↑輪切りの学年構成、集団授業が無くならない理由。

一人一人の人間を尊重するしくみにはなっていません。

(例:4月生まれと3月生まれで一年も成長が違うのに
 同じ一斉授業です)

学校の先生も分かっておられながら目を瞑ってる。。。
何しろ個別教育は金が掛かります。
適当に誤魔化しておけば定年まで勤めあげられるのが役人。


そこで登場した塾の「個別教育」ですが、儲かりそうな
ことを狙って、まず安価に、クレームが来ないように、
生徒や親の受けがよいように、
「すぐに教えてあげます!手とり足とり(親切)に!」

これが現在の主流でしょう。

しかし、何のための「個別」だったのか


あれ・・?
ソチの話じゃなかったっけ。

でもうっすらと(我田引水かもしれませんが)
力を付けている人は「個別」に頑張ってきた人が
多かったのじゃないでしょうか。

私も十代があった

2014-02-23 14:29:37 | 塾あれこれ
ソチ五輪の開会式(翌日のニュースで見た)で
聖火台に点火するシーンがありました。

火が伝わって登って行きましたね。

ちょいと似た光景を思い出しました。

大学一年に、同じ高校から行った友達に誘われ
運動部に入りました。
ウソみたいでしょ。
まったくの運動オンチが、ね。

体育会主催の大学祭があるので各部から人を出せと、
一番ヒマそうだった私に「行け」です。

仕方なく赴いて雑用をしていました。
全員ミーティング。

キャンプファイヤーの趣向をどうする?

例年通り運動場に大きな櫓を組む、盛大に燃やす、
何か芸がないな、点火で工夫は無いか。

そこで私が、校舎のビルの上からロープをかけ
火の矢が櫓に飛ぶ、って案を出しました。

聖火リレーのごとくトラックにランナーが走り
点火したトーチを持ってビルの屋上に駆け登る、
屋上でトーチを高く掲げ、矢に点火。
矢は暗い空を明るく染めて走り、ボン!と
ヤグラに火が登ります。

ランナーは陸上部の先輩女子、
私はトーチを準備して彼女に渡す係。
案を出したご褒美だったようです。

演出は大成功でした。
大学の祭りとしては。


後日、「聖火ランナー」の先輩を構内で見かけ
「ああ、あの時の井上さん・・」
なんてことはなく

無視されて

何となくがっかりして。

昔の十九って幼かったようです。


それから半年ほど後にバイト先で可愛い女の子と
出会うのですが、その話は、また別の機会に。

絶対「温」感

2014-02-22 17:38:57 | 塾あれこれ
春を予感させる午後の陽射しに
我家の娘たちは熟睡です。

静かにバッハのCDが流れ、満ち足りた時間
いや別に和の音楽でも構いません、
小さく静かに長唄、なんてのも熟睡を誘います。
さすがに清元となると耳が動くかもしれませんが。

やっとここ数日、日差しが戻ってきました。


北国や大雪の関東の人からは笑われるでしょうが
ここ広島でも2月前半は冬雲りが続きました。

呉や尾道ならもう少し照ったと思うのですが
広島は中国山地に近いですからね。

2/1~14まで丁度2週間、我家の太陽光は10kwh/日を
大きく下回っていました。
10どころか2/1の8.1kwhを除けば、8を超える日すら
ありませんでした。

大寒でこれでは広島でも寒い。
暖房費がかかります。


この数日最高気温は10数度と暖かくなりました。

同じ温度でも秋から冬への時期にそうだったら
「おお寒っ」となりますね。

これは相対的な気温の感覚。

人と同じく猫にもあるようです。


絶対的な「温」感もありますね。

暑いなあ、とか、寒いなあ、とか。

山口塾でエアコンが壊れたことがあります。
夏の夜だったかな。

ぎっしりと詰め込んだ教室の暑かったこと。
扇風機などでは逆効果くらいでした。

これは絶対「温」感。

井上教室でも一度壊れたことがありました。
真夏。

なんとか切り抜けましたがね。
温度や湿度が、まだ我慢できる範囲だったのでしょう。


人間でも絶対「温」感はあるようですが
猫はもっと鋭いようですね。

室外の気温が15℃を下回ると丸くなって寝ると
聞いたことがあります。

室内の温度だけで、暑い寒いを知るわけではない
・・ようです。
お腹の調子も影響されてるようです+ね。

TPPと「失望」

2014-02-21 14:08:39 | 塾あれこれ
現実は混沌としたものであり
どう切るかによって様々な面が現れます。

コーチに責任があるのか、本人が弱かったのか
五輪に悪魔がいたのか、世間が甘やかし過ぎたのか
日本国中がプレッシャーをかけすぎなのか
結局、可哀そうなのか、批判されるべきなのか
頑張ったのか、物足りないのか

・・不可知論的に曖昧なまま終わりそうです。


それにならって、私も「風→桶屋の話」を。

尖閣、靖国、失望、日韓、普天間、TPP、逆失望・・

みんな大きく繋がっています。

戦後日本の歴史、米中の国際政治シナリオ、から始まり
様々な出演者による即興劇。

その中に混じり込む猿芝居もあります。
(失望させる)と(失望する)の英語が分からない補佐官とか

誰が何をどのようにして誰に対して失望させたか
それを明確にしない発言でした。
当人は気の利いたことを言ったおつもりでしょうが。

あれは、御先棒を担いだつもりの馬鹿者か、
馬鹿を演じて見せる悪智恵か。

なぜTPPの交渉山場の前の対米発言がこうなのか。
日本にとってプラスに働くのか?

どうも、大幅譲歩の情けない姿をさらす前に
支持グループに強がっている姿を見せようという
パフォーマンスでしょう。
よって一人のみならずの「強気」発言が続きます。

政府は「個人的見解だから」で逃げられるとの思惑でしょう。

海外ではそれは通じません。

つまり外向的な失点。

少なくとも政府は「日本国家の本来の考えとは違う」と
表明しなければならないのです。
ワザとやらせたことであっても。


いかにもアメリカに対する日本はワンコロですね。

TPPは日本にとってもカードとなりうるのに
アメリカの思うままにやられてしまってます。

食糧安保などそっちのけで目先の農民票を得るために
税金をばら撒くしか能がないようです。

未来の日本農業は?

売れるものに特化するのだそうで
米も小麦も大豆も飼料作物もみんな外国に頼り
高級リンゴや佐藤錦を作って売るのですが
いざ「こと」がおきたら佐藤錦で食がまかなえるか?

アメリカに対し更に弱い国家になることは確実です。

威勢の良いことは言うけれど本当の計はたてない、
そんな内閣で良いのでしょうかね。
国民の支持率は高いのだからそんな国なのでしょう。


対米外交となると点が甘くなる、新聞も財界も
長いものには巻かれる
負け犬根性ですね。

アメリカは日本が「言うことを聞く子分」であれば
よいのです。

自分の身が危うければ子分を見捨てるのは
古今東西変わらない「常識」なのに、ね。

元々、戦っていた相手で、お互い信用ならないのです。
よって「失望させられる」

日米安保とは、日本に対する、ビンの蓋の維持、及び、
軍事下請けを目的とするもの、でしかありません。

万一、国益に沿わなければ誰が助けに来るもんですか。


だから、子分としてペコペコし続けるのか
それとも一定の自律を保つのか
この国家の計を立てなければならないのに
内閣は白々しい口先答弁ばかりです。