いつか喰い尽くす

太古から現在まで人類が生き、発展してきたのは
ひとえに地球環境のおかげです。

大気、水、土地、森林、地下資源、植物、動物・・
ありとあらゆる物のお蔭でした。
（もちろん太陽の恵みもあります）

言葉が悪いですが人はその資源を「浪費してきた」
とも言えるでしょう。
自分のために。

人間の過度の消費で地球はすでに部分的には
壊れています。
メソポタミアなどの自然破壊はいずれ
日本も含め地球全体に及ぶと思います。

日本は太平洋の恩恵も受ける島国であり
人々の文化、民度も高かったのでしょう、現在まで
「資源」に恵まれた、住みやすい国です。

もちろん、長い歴史の中で環境を食いつぶしてきた事は
否定できません。
今のところは、運よく生き残れてるというところでしょうか。

人間が住むかぎり環境は食いつぶしてゆくのです。

◎
アベノミクスが外国人観光客を呼び込もうとしています。

近い将来には年間４千万人を目標とするとか。
単純に365日で割るとほぼ１日10万人が訪れる計算です。

滞在期間はどれくらいなのでしょうか。
５日とすれば、毎日50万人が日本にいることになります。

経済としては悪くないのでしょう。
が、資源を食いつぶしてもいるのです。
一般の日本人より旅行客の方が消費活動は盛んでしょう。

それに在留外国人がたぶん200万人
これを合わせると日本の人口の２％

結構大きな数字になりますね。

経済を支えてくれているわけです。

けれどもマイナス面を忘れてはいけません。
資源を食いつぶしてもいるのです。

ま、一般の日本人の浪費の方が問題なのではありますが。

正体

松本前副大臣の国会でのヤジ
「それで何人死んだ」は誰が見るまでもなく
暴言の極みでした。

けれど、そういうものはホンネであろうとも
推測されます。

戦前の人権人命軽視の政治、そのままのように思われます。

であるから政府は慌てたワケですね。
そこから裏へ突っ込まれるとヤバイのです。

○
愛国者とも言えぬ、米軍に媚び諂う政治家はさておき
その発言の元になった米軍の振舞いはどうでしょう。

日本国及びそこに住む人々を防衛するものだったでしょうか？

沖縄で以前から続く酷い状況をさておいても
このところの「事故」はどうでしょう。

馬鹿臭いほど単なる整備不良。
それで戦争の時に間に合うのかしらん？

きっと「本気モード」に切り替えるので大丈夫・・
え？そうです
沖縄がどれだけ怒ろうと、防衛省が苦言を呈しようと
まったく取り合わないのです。（本気にならない）

その原因は
１　日本をバカにしている
　　　＝同盟国だなど更々思っていません
２　事態が掴めないド阿呆である
３　状況をコントロールできない軍隊である

などなどが考えられそうですが、いずれにせよ
そういったマッチョだけが売りのテキサス男が
大量破壊兵器を持ち歩いている・・・怖くありませんか？

この点に関して日本人はドン感すぎます。

○
また小学校の上を通ったという「事件」がありました。

ＴＶで画像も流れたのに、すぐに消えてしまいました。

米軍は「証拠がある、約束の空域は飛んでいない」と・
もしかして少しだけ外していたのかもしれません。
10cmとか

しかし、日本語はあれを真上と言うのです。
米軍の下らないフェイクに操られてはなりません。

これもずいぶん日本を馬鹿にした話です。

寒いと

寒いと体の痛さが増しますね。
気の所為かなぁ？

ま、勇気をもって元気よく生きている・・の
正反対だから、寒いと縮こまるのでしょう。

早く温かくなって欲しいものです。
先は長そうですけれど。

○
寒くても元気そうなのはジャイアントパンダ

Ｕeno Ｐanda Ｌiveというサイトが良いですね。
ときどき覗きます。

部屋などしか映っていないことも多いですが
たまに楽しめる映像があります。

最近は前より多少画質も良くなりましたし
未見の方でパンダ好きがおられましらお薦めです。

お母さんがどてっと座ってムシャムシャと食事をし
同じ部屋の隅でシャンシャンが一人遊びをしている・・

人間もパンダも同じなんだな、と微笑ましく思います。

そうこうしているうちに思いついたように母親の処へ
甘えにいきます。これも可愛い。

○
我ながらヒマだな、

地震噴火予知

草津白根山での噴火、怖いですね。

何の前触れもなく黒い噴煙が立ち上る様は悪夢です。

ＴＶなどで「今回は前兆が無い、予知できない」タイプと
専門家が仰っています。

であるならば、一般人には「全ての地震や噴火は予知不能」
というに等しいことになります。
いつ、身の周りに起きるかが分からないのですから。

そうであるならば予知研究の必要性が疑問になります。

そちらに膨大な予算や人力を注ぐよりも
少なくとも予算の何割かはシェルター建設など
より人の安全に関わる方に振り向けるべきです。

今回、研究地であるあの場所ですら予知できなかったのです。
探査網は何の役にもたっていません。

○
学問の進歩の為、将来の人類の為に研究の手は抜けない、と
言われる方も多いでしょう。

確かにその面もあります。

しかし、その研究の向かう先が本当に正しい方向なのか
その保証はありません、

昔、真面目に取り組んで結局全て無駄だった苦労・・
錬金術、エレキテル、魔女狩り、神学論争などなど。

地震や火山噴火の予知もそれらと同じかもしれません。

現にそう仰る研究家もおられるではないですか。

○
もし、予知が錬金術ならば
大勢の学者や役人は役に立たないことをしている？

好きなことで遊んでいると言えるかもしれません。
あくまで仮定の話ではありますが。

その遊び人たちへ税金を注ぐことはどうヨ、と
私は個人的に不快になります。

よく平気でＴＶに出て「兆しがなかったから予知不能」と
言えるものだと思いませんか？

キハチ

八丁堀の百貨店にあるカフェキハチで
ランチを頂きました。

カミサンはしばしば行ってるようですが私は初めて。

ええ！ですね
広島に住みながら今まで行ったことがなかったとは。

○
何となくパスタの店みたいと思いこんでいて
コスパから考えるとパスタは家で十分だと思います。

あんな原価の安いものに千円も二千円も払えるか。。

パスタは良く出来た料理で、家庭でも一定の物が作れます。

そういう次第でキハチさんに行ってなかったということ。

滅多に外に出ないし八丁堀の店なんて知らないし
・・え？カレーもあるの？

○
私はカレー、カミサンはサンドウィッチにしました。

まずまずでしたね。

結構スパイシーで辛さもあり、予想以上の味でした。
（唐辛子系の辛さはもう少しあっても可）

ソルティーとは思いましたがこれは私たちが減塩生活を
しているからで仕方ありません。

カレー自体の旨味は結構なものでしたね。
コスパも悪いとは思いませんでした。

家ではここまでは出来ません。

○
アフターのコーヒーもいけました。

○
ほかに、今回気になったのがリゾット
次の機会に頂いてみたいものです。

『希望のかなた』

カウリスマキ監督の『希望のかなた』

相変わらず傑作です。
この打率の高さも彼の好きな小津風ですね。

○
映画は淡々と市井の人を描きます。
どこがドラマなの、という入り方なのですが
いつの間にか惹き込まれてしまいますね。

登場する人の生き方がじんわりと伝わってきます。
けれどもテンポは遅くなく、沢山の人を描きます。

そうして見えてくるものは
（多様な生き方への肯定）です。

大袈裟にのたまうのではありません。
静かな世界です。

であればこそ人間社会の不合理さ
特に政治の醜さがちらりと、しかし鋭く現れます。

「人として」それは許されないだろう、と。

ＴＶドキュメンタリなどの告発と違う
我々一人の視線がそこにあるのです。

○
難しい部分はさておきヨーロッパの社会を描いた
作品として楽しめばよいように出来ています。

すばらしい

ドラマ『・・接吻』

一応新しいドラマはチェックします。
面白いのを見逃すとシャクですからね。
１月は新作が目白押しです。

しかし良い物がそんなにあるワケがない。
つまり次々と酷い作を見る時期になります。

人さまに言えない悪口になりますが
あの『・・接吻』ちゃナンですかねえ。

ファンの方がおられたらすみませんが。

もちろん第一回を見ただけで後は録画キャンセル

時代についてけないのかしらんと思いつつ
「けど、そりゃない」と。

○
なぜ（物理）でありえない設定をするのか
そうすることで何を表現したいのか？

演出やカメラ、出演者の演技などに良い処があるか。

・・等など、ないのですね。

他のドラマと違うのはグロテスクさくらいでしょうか。

しかしそれもどこか子供向けのホラーみたいで半端
笑ってしまう。。。

正直、お化け風の女子には吹きそうになります。

なに？あの走って追いかけて来る絵づら。ウルトラＱ？
怖いシーンなんですかねえ。

ま、ともあれ　ごくろーさん。
こっちも疲れた

高いっちゃ高いが

自然薯を買いました。

うーん久しぶりの香り、味。
我らにしてみれば贅沢な食品です。

簡単に言えば好きだってことなので
お嫌いな方には賛同頂けないでしょうけれど。

長芋や普通の山芋にはないグルメ感があります。
一度気に入るといつまでも忘れられません。
キャビアなどと同じですね。

その割には高くない、と思うのですが
「買って」と言うとカミサンは却下します。

で離れているスキに強引に買物籠に入れちゃった。
たまには買いものに付いてゆくべきですね。

今日は五島の乾麺饂飩をザルにし、下した自然薯と
蕎麦出汁風にして食べました。
るるるってノド越の良い事、リッチな味・・・

へへ、自慢ぽくてスミマセンね。

○
５００ｇほどの１パック、税込＠1600-
高いっちゃ高いよね。
牛肉並み

でもね、二人で昼に外でラーメン喰うのと変わりません。

ちっとも高くないじゃないですか。

○
今夜は、自然薯下しの天麩羅、　酒は竹鶴

明日はとろろごはんかな
ソバも喰わなきゃ
醤油ラーメンにも合いますね

ああ日本人って仕合せ

｢このミス｣大賞

『がん消滅の罠』岩木一麻
『このミステリーがすごい！』大賞受賞作です。

遅ればせながら読み始めました。
面白いですね。
さすが

○
好物の美味しい物を最初に食べるか
最後までとっておいて食べるか
人間は二通りの性格に分けられそうです。

弟は最初派、まずパクっといきます。
誰もとらん、ちゅーに。

私は最後派、どうやって最後にたどりつくか
それを考えながら食事を組み立てます。

その延長でしょうか美味しい物はじっくりと
味わうのが好きな方の人間です。

本でもそうですね。
一刻でも早くページをめくりたいのに
それが惜しくもある。

繰り返しじっくりと「その世界」に浸ります。

○
『がん消滅の罠』もそうですね。

病気の名前など難しい単語が並びますが
バースデーケーキの花火で
スルーしても本体は美味。

医学という深淵な世界が広がる文章を味わいながら
意外な方向に進む小説を楽しんでいます。

これで文庫＠680はお値打ちですね。
皆様、お薦めですよ。
もうベストセラーですけれど。

anone良し

第一回はそれほど良くなかった。
ところが今週の第二回、とても良かったですね。
坂元ワールド全開。

丁寧なセリフ、細かい描写、
どこにでもある日常的な易しい表現で
人間を描いて奥が深いのです。

あのね（田中裕子）さんの思い出話をハリカ（広瀬すず）さんが
聞いているのですが、ＴＶのこちら側はハリカさんの過去を思い
彼女が（ただ聞いている）だけではないであろう気持ちが
じんわりと、且つ、はっきりと伝わってきます。

ドラマってこうじゃなくちゃ。

◎
Ａさんにもやむをえない事情があり
Ｂさんにも当然の立場がある・・
そのＡＢ両方の立場がぶつかってしまう
それを見ているこちらの心の動きがドラマなのです。

最近のドラマの多くは手抜きで、単純に片方をしか
描いていないことが多いようです。

主人公がワーワーと騒ぐだけ、なのですね。

○
描き方も同様です。

分かり易くしたいためなのでしょうか、一方的に
「僕は淋しい」などと叫んで終わりです。

小学生の学芸会劇ですね。

描写して伝えるということがありません。
見る側も単純に叫んでくれないと分からないのか？

○
１月からの新ドラマも良い物がなさそうです。
結局『anone』だけ・・？