料理番組が変わる

2012-06-30 19:40:40 | 食べる
若いころは毎日のように飲み歩いていました。
酒に余り強くないので料理にも目が行きます。

そのうちに話すことも生意気になったに違いありません。
若いうちはバカが多い、私も例外ではありません。

何々はドコソコが良いとか、知ったか振りです。

お店の人は商売ですから「うん、そうですね」と
言ってくれますが、陰で何と言われてたか・・
今でも恥ずかしい限りですね。

給料のほぼ全て(賞与も)を飲み食いに使うので
給料日前の一週間はキツイ。
手料理とも言えぬモノで過ごすことになります。
かえって喰えないものが山とできて・・・はあ~~

広島に戻って暫くの間は母に食わせてもらっていましたが
忙しくなると仕事場の近くに部屋を借り、また飲み食い
生活に戻りました。
若くないので体には良くなかったですね。

外で飲み食いしても、コンスタントに手料理をしていれば
舌が磨かれていたろうと思います。
ただ食べるだけでは味覚にも限界があります。

塩加減ひとつでもどれほど違うか、自分でやってみて始めて
プロの凄さが分かるというもの。

もう少し早く自分でも始めていたら、と後悔します。

とは言え、やるといってもカミサンの手伝いを少しするとか、
酒のアテをひと品作っておくとか、ママゴトのようなものです。
それでも、分かる具合が進むような気がします。


私が子供のころは江上トミさんとか田村魚菜さんとか
料理番組に出ておられました。
子供ですから良いも悪いもさっぱり分かりません。

時代は計量カップやスプーンの定着してゆく頃では
なかったですかね。

レシピも数量化されてゆきます。

これは戦後の高度成長期に女性が社会へ出たため
それ以前の世代と食文化の断絶がおきたからです。

実際に私の母も家で漬物などは作りませんでした。
(団塊世代は、また漬物をし始めています)

明治生まれの女性と母の時代には違いがありますね。

そこで、忙しい女性はどうしたか。
雑誌やTVで料理を学んだのです。
その中で家庭における料理にも数量化されたレシピが
普及していったと思われます。

ただし、昔の空気は残っていて、江上さんでもだれでも
何だか怖かった。
土井勝さんが人気が出たのはそんな空気のなかで
ただ一人「優しかった」から。


次にその子供たち=団塊世代などが大人になったころは
世の中が以前と比べると豊かになっていました。

新しい食べ物が普通に食べられるようになってきたのです。
スパゲッティ・ナポリタンとかね。

伊丹さんがスパゲッティは焼きそばじゃないんだから
炒めるのじゃなくて茹でてからめるのだ、なんて本に書き
「そうか!」と驚いた時代です。

今から見るとまだまだ幼稚でしたが幅は広がってました。

レシピの幅が時に広がりましたね。


次にやってきたのが、レシピや番組の充実です。

周富徳さんのようにやれば確かに家庭で出来ます。
陳健一さんのレシピに従えば驚くことができる。

暫くして家庭から料理自慢がメディアにも、
料理研究家という素人が増えましたね。

(その通りにやれば上手くできる)の頂点が
「上沼のおしゃべりクッキング」です。

そうしてこの番組は次の時代の予感がありますね。

なぜそうするか、の説明が詳しくなってきています。
近いうち(応用が利く)レシピ、料理の説明の時代が
訪れると思います。
いまでも多少はありますがね。

なぜ○○をするか、しないとどうなるか
なぜこのタイミングなのか、違えるとどうなるか
なぜこういう組み合わせなのか、代わりは何か
○○がないと、どうすればよいか・・・などなど。

MCも有吉やマツコ風の辛口
「これ、まずいよ、辛すぎる」なんてね。

料理人「じゃあなたの言う通りでやってみましょう、
さっきと、どうです?」

誰もが冷蔵庫を覗いてレシピの工夫ができるように
エコ時代の自宅グルメ・・あと少しかなあ。

EURO2012

2012-06-29 18:05:22 | 塾あれこれ
分からないものですね。
独VS西でほぼ決まりだとも思っていましたし、そうなれば
もしかして夜中に起きようか、なんてトシガイのないことを
考えたりもしていました。

ところがイタリアが勝っちゃった。

サッカーとは強い方が勝つとは限らないしとは思っても
優勝候補の若いドイツが快調に勝ったうえで休養十分。

イタリアは中心選手がオーバー30ですよね、中3日と
体力の消耗も激しいはずです。

案の定、1点目が入る前はドイツが攻め倒します。
これじゃあイタリアは最後は体力負けか・・

ブッフォンも慌てるシーンがいくつかあり、
これも平凡ですが、どれかで1点入っていたら
4-1でドイツの勝ち、くらいにはなっていたでしょうねえ。


サッカーは得点力、調子がいいストライカーがいれば
何とかなる→これも平凡な感想。
2点ともMバロテッリの素晴らしい身体能力。

日本にも一人欲しいね。

将来チームの独裁者になるのかなあ、
そうしたらイタリアも厳しい。

・・・などとごく平凡なオヤジ的感想しか出てきません。

ああ、スペイン・ドイツ戦、見たかったねえ。


サッカーてのは最近若返っているけれど、やはり経験も
必要なのですね。(←これも平凡)

エジルとピルロの違いでしたね、この試合では。

ピルロさえ元気なら次も勝つか?
スペインはフェルナンドトーレスがイマイチだし。


かえすがえすもドイツ・・負けるかなあ・・・・

でも予選でも伊西戦はとても面白かったので、次も、ね。

デルボスケ爺さん、期待してまっせ。

涙のドキュメンタリ『リベリア1977』

2012-06-29 10:13:41 | 塾あれこれ
アフリカは分からない。

勉強不足と言われればその通りですが、難しい。

深刻な内戦だけでも数えきれないのではないかな。

中央アフリカの辺り
アンゴラ、ナイジェリア、コンゴ、ルワンダ、エチオピア
スーダン、ソマリア・・

西アフリカの海岸沿い
モロッコ、シェラレオネ、リベリア

南アフリカ
モザンビーク

内戦とは言われていなくても南アフリカのアパルトヘイト
北アフリカ各国の強権政治
アルジェリア戦争、スエズ危機なんてのもありました。

紛争とかクーデターなども考え合わせると、とても不安定であり
そしてたいへんに深刻で、かつ長引いています。
結局数十年なんてありますからね。

さらに自然災害も加わった飢饉の際の国内情勢
これにも目を覆うものがあります。

なぜそうなるのか。

きっと大元の原因に欧米の植民地支配があるハズ。
国家独立時にも植民地支配が色濃く影響しています。

民族対立を煽っていますね。

国際政治の影響もあります。

古くは東西の代理戦争=アンゴラなどが代表例。

ヨーロッパの利権がからむ中、アメリカの介入、
ソ連ロシアの暗躍、台頭した中国の影響もありそうです。

経済も大きいですね。
地下資源の存在が内戦を深刻にします。
それを資金源にしているのは銃を持つグル-プですが
買って行くのは先進国の世界企業。

社会インフラの未整備、人口爆発、環境破壊
地球規模の自然破壊の悪影響、きびしい地域ですね。

そして国内の政治抗争に収れんしてゆくわけです。
(民兵というのが危ない、正規軍もか・・)


ルワンダの映画やドキュメンタリTVを何度見ても
・・「ワケが分からん」「人間不信になる」

外国からの通常の経済活動や人道支援ですら
一定の政治的な意味を持ってしまいます。

日本でノンビリと暮らしつつ、たまのニュースを見聞き
するだけで分かるわけがありませんね。


TVで流れた海外ドキュメンタリ『リベリア1977』
カナダの制作です。

とてもよくできた作品でしたね。
心をうたれる場面がいくつもありました。

難しい政治状況の話はなく、残酷な場面もなく
政治や経済を直接に描くのではなく、内戦というものは
一般の人間にどれほどの爪痕を残すか、
今生きている人間のなすべきことは何か、
数多くの涙とともにじわりと訴えてきます。

たとえば一枚の証明書写真にどれほどの意味があるか。


リベリアで工場を営む父母に従ってそこで幼少の時期を過ごし
内戦の激化で帰国。数十年ぶりに懐かしい土地を再訪する
兄弟の話です。(現在は兄弟ともに写真家)

今の日本のTVでは考えられない真摯な制作態度。

もちろん触れられていない多くの問題もあるでしょう。
お父さんの会社があった社会的意味とは?人種差別は?
・・・などなど。

でもそこへ触れないでも、内容は「ありすぎる」のです。

なぜゴールデンタイムで流さないんだろう?

近頃の若いもんは

2012-06-28 10:52:47 | 塾あれこれ
とある学校の塾向け説明会に行ってきました。

禁句とは思うのですが「近頃の・・」


学校がお話になる事はいちいち、ごもっとも。
進取の意気込みも十分で、新しさを感じます。
(日本が遅れすぎだからかな)

比較的若い先生方が一生懸命にお話をされ
他校で高齢の方が主体の説明会で「例年通り」として
何も話されないのとは大いに違いました。

ただ、何か足りない。肝心なものが。

お話を伺いながらよぎったのは「今の内閣みたい」

仰ることも、いちおう分かります。
今までの歴史も踏まえて新しい歩みをお考えのよう。
そのためには思い切った手も必要で、無難路線では
これからの難局を乗り越えられそうもありません。

しかし、ふと不安が頭をもたげるのですね。

話と話がうまく繋がっているのだろうか?
現実として可能なお話をされているのだろうか。
頭だけで「机上の空論」になってやしないか。
触れられていない大きなリスクがあるのではないか。

付いて来られない者は仕方ないというホンネが
あるように思えるのです。

一言でいえば、冷たい。
人間全体を引き受けようとしていない。
成功する子は良いとして、一部の?生徒はどうなる。

そこで、相手の心に響かないのです。

2時間近い説明が終わり「何かご質問は?」
・・だれも手を上げません。
終了後学校と個別に話込んでいる塾もほぼ無しでした。

皆さん「どこか信頼に欠ける」と思われたのでは?

ゲスの勘ぐりで申し訳ないのですが「表向きは色々言うけど
結局、本音は~ではないか。」
塾はこう言うところは鋭いですからね。

結局、路線を変更し、受験訓練を強化、大学への数字を上げ
減りがちな生徒数、優秀な生徒の逃散への対策がホンネ。

それを取り繕うレトリックに必死となるので「どこかヘン」


日本式の教育をきちんとしてから国際社会へ、と仰る。
日本人としてのアイデンティティの欠如が現若人の課題だから。

それはその通り。

でも、帰国児童は欲しい。2年以上滞在の者を。・・・ん?


今まで通り、生き生きとした「学び」は続けるが
「勉強・訓練・テストでの追い込み」も大切にする。

それってじつは一種の敗北宣言?

学校のご説明の言葉を使えば「学び」と「勉強」との
バランスを具体的にどうするかこそが大切なのに
機械的に「両立させ」だけでは口先にしか聞こえないのです。

そこが今時の政治家から受ける印象とそっくりになっちゃう。

財政再建と経済成長、両立させるってね。
問題は、どうやるかなのです。

こちらにはこう手を打ちます、あちらはああ手を打ちます、
というだけでは上手くいくとは思えませんね。

根本の思想、長期計画、ここから始めなければならないのに
そこは旧来のワクのまま「今までの歴代の考えを受け継ぎ」
小手先の修正に、いかにもというオオゲサな看板、
安物のCMそっくりですね。
「今度の新発売は画期的」

中身を見て判断させていただこうじゃありませんか、ねえ。


日本文化を重視と仰りながら日本語に対する感性が変です。

ボーダレス・国際化、だからこそ日本!というのは正しいの
ですが、いう足元から怪しい日本語が出てくるのです。

先頃「ひとすじなわでない」という言葉に疑問を呈しましたが
学校のありようを説明されるのに、二筋縄、三筋縄・・・
と使っておられます。

ふたすじなわ、みすじなわ、よすじ・・ときて次が
「ご筋縄」「ろく筋縄」は、ないでしょう。

ひ・ふ・み・よ・・・なら「いつ・む」です
ひふみよごろく、じゃ日本語にならない。

それは今の小学生相手だから、とおっしゃるに決まっていますが
だからそこを教育すべく「君たち、違和感があったかもしれないが
ご・ろくってのはね」と説明を始めるべきなのです。
初めから低レベルに「迎合」して日本文化の教育もあるもんか、ねえ。

こんな簡単なレベルでも怪しいのに、大きな教育方針と
仰るものを展開されている、そこが不安なのです。

ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』

2012-06-27 15:20:11 | 本の話
久しぶりに本の話です。

大分前に読んでいたのですが書くタイミングが
つかめずにいたのです。


新刊本やベストセラーの紹介はメディアで行われています。
私はそれほど新しい物へのフットワークもありません。
むしろベストセラーのほとんどは価値が薄い一過性のものと
思いますので、お金を割きたくはありません。

そこで、余り古すぎないけれども、ごく最新の本ではない
物の中から、これは面白いというものをブログで紹介して
きました。

特に新書は玉石混交がひどく、勉強しなければならぬのに
無駄な時間を使うことが多いので、本の内容がよいという
情報は大切だと思っていました。
(とあるオッサンの感想ですが)

新書でも一般向けとはいえ著者の人生をかけた学問の
エッセンスが詰めこまれたものが散見されます。
(新書ブームになってかなりアヤシイのですが)

フィクションに対して面白さを感じることが減ったので
新書などを読むことも増えています。

でもね、私がブログに投稿することにどれだけの意味が
あるんだ、という気にもなるのです。
それから、上から目線の投稿になってやしないか、もね。

本当は私が今まで読んできた中で好きな本を告白する方が
よほど良いものを紹介出来るでしょう。

ただ、思い出し・探し出し・読み返し・・これもタイヘン。
いま読み返して大したことがなかったら、も考えます。

あれやこれやと(本の話)が中断気味になる理由です。
投稿はネタギレの時くらいかなあ。


『銃・病原菌・鉄』草思社文庫

名著であり、かつ有名、読まれてもいますね。

ダーウィンの『種の進化』が出て以降人の目が変わったように
『学問のすゝめ』を読まねば明治の会話が成り立たなかったように
もはやこの『銃・・』を読まねばこれからの常識に取り残される
そんな気にさせる一冊です。

特に世界と向き合う時には必要ではないでしょうか。

これから勉強を始める高校生や大学生は必読。

文庫で上下あわせて900頁の分厚さです。
しかも1頁の文字数も多い。

ただ、読めば分かるように新書レベルの内容ですから
どんどんと読めます。(中身は深い)
むしろあっさりとし過ぎていて物足りない処もあるほど
ですから、難解で多量というのではありません。
著者自身も「駆け足で書いている」と言ってます。

とはいえコース料理のようにテーマにそった一つ一つの
章を、それなりにたっぷりと味わえる本ですね。

駆け足とはいえ、知らなかったことも沢山あります。

何より、理系的な目で見る世界史の明晰さが素晴らしい。

引用します。
「歴史から一般則を導きだすのは、惑星の軌道から一般則を
導きだすことよりもむずかしい、ということは否定できない。
しかし、むずかしいけれども絶対に不可能とは思えない。」

入門書のように易しく、かつ重要な指摘が満載された
「お得な」必読書です。

「読んでない? はアー!?
 話になんないよね」

学生のころの私ならこう連発して嫌われていたでしょう。

ときおり、もっと進んだ友達に「お前、その程度で」と
バカにされたりもね。

文章を磨く法

2012-06-26 09:57:25 | 塾あれこれ
先日、書写の悪口を申しましたので今回は
文章を磨く「よりよい方法」について。

沢山のことをする必要がありますが、手っ取り早い
方法として、添削があると思います。

それも手始めとしては「他人にケチをつける」
これで如何でしょうか。
発表さえしなければ問題になりません。

ケチをつけるといっても様々です。

まずは、言葉づかいを自分なりに直すのです。
かなり直ると思いますね。

もちろん偉い方が見れば、直したこちらが間違っている
なんてこともあるかもしれませんが、文章修業を密室で
やるのですから誰もチェックできません。
安心して腕を磨くことができます。

繰り返しますが、言葉遣いだけにしぼってやりましょう。
初心者のうちは、ね。


例を上げます。
恥をかくかもしれませんがやむをえません。

まず、とある方が外部に出された文章をマル写しし
その次に私の「難癖」後を書いてみます。
もちろんどちらが良い悪いという話ではありません。
自分の好みの話ですがそれが手取早い訓練になるのです。

時間がありませんのでざっと直したものでお茶を濁し
本当は気になるところは手を触れないでおきます。
文章が下手だと仰らないでください、ヨロシク。


「さわやかな初夏の候、皆様にはますますご清栄のことと
お喜び申し上げます。
 先日の運動会に際しましては、温かいご支援とご協力を
いただき、誠にありがとうございました。おかげをもちまして
運動会が盛り上がり、児童たちは精いっぱいの演技を
することができました。これもひとえに皆様方のご激励の
たまものと存じます。厚くお礼申しあげます。
 これからも本校の教育にいっそうのご支援とご協力をいた
だきますようお願いいたします。」


これを私ならば
「風薫る初夏、皆さまにはますますご清栄のこととお慶び
申し上げます。
 先日の運動会では心あたたかなご支援と協力をたまわり、
誠にありがとうございました。お蔭さまで
運動会が盛り上がり、生徒たちも心ゆくまでの活躍が
できました。ひとえに皆さまのお力添えのたまものと
存じます。篤く御礼申しあげます。
 これからも本校の教育にご支援とご協力をいただき
ますよう、かさねてお願い申し上げます。」

繰り返しますが、気にいらぬ所があってもそこは飛ばし
とりあえず言葉づかいを中心とする所だけにします。

そのほうが訓練が長続きするでしょうから。

忘れない・・

2012-06-25 20:55:43 | 塾あれこれ
ロンサム・ジョージが亡くなりました。

大往生とはいえやはり淋しいですね。

ずいぶん前からこの日が来るのは分かっていたけれど
世にあらがうようにして孤高に生きた爺さん、
冥福を祈るのはオオゲサだけど、「は~。」


日本のロンサム・ドジョウはくたばりそうも
ないですね。

居直れば結構頑張れるのが首相の権力です。
官僚と同じベクトルを指していれば
国民から浮いていようがダイジョブ。

でもね、誰が増税したか、
誰が賛成したか(→次は落とすぞ)

そのあと日本がどうなったか、

日本国民もさすがに忘れません。

よっていま小沢に雪崩現象が起きかけています。
ドジョウもオザワも似たようなものですが
当面我々は忘れるわけにはいかない。

「法案が通ればシマイ」
・・そんな考えは今回は通じません。

だって日本が良くなる見込みが無いノダから。

貧しい国民には申し訳ないと蟄居引退するか、
「責任を最後までマットー」しようとするか
あなたはどちらだと思われますか?


ロンサム・ジョージを思い出す度、話題が彼に及ぶたび
消費税増税を思い浮かべましょう。

日本の本格的凋落の初めの時。

ガラパゴスか。。。

取りにおいでにならない

2012-06-25 10:08:49 | 塾あれこれ
2週間ほど前になるでしょうか、
「約定書差し出せはないだろ」と書きました。

若干の後日譚です。

千葉県流山市の本社に電話を入れて、約定書はムリと
伝えたときの話です。

「なら、破って捨ててください」に私は
「いやそれは勿体ないでしょ。
 書式そのものだけならまだしも、貼ってある印紙が200円
 返信用封筒の切手が80円、これらは別途に使用可能だから
 折があればお返ししたく」
「では、近いうち伺えますから」


足代の方が高くつくと判断されたのでしょう、
まだお出でになられません。

きっとこのままになるのでしょう。
私はいつまで用紙を保管しなければならないの?

相手の顔が目に見えるような気がしますね。

それにしても経営状態が良い会社なのでしょう。
280円ごときロスは無視されるらしい。
儲かってるのか・・・いいな。

約定書くらいバチっと取って、面倒な塾とか
儲けにならない所は相手にしない、
・・これくらいでないと経営は成り立たない時代
かもしれません。

でもね、小さな塾の向こうに少ないとはいえ生徒も
保護者もおられ、お金は元々そこから出ているのですが
そちらへの目配りはないのでしょうかね。
塾とともに無視かね。

「皆、大きな塾へ行け」なのかなあ。


私の方としてみれば、注文したら約定書と言われ
それはご勘弁とお願いしたあと、保管しておくから
取りにおいで下さい、と電話で了解を得てあるのに無視でしょ、
これからのスタンスをどうすれば良いというのでしょう。

何か発注するものが出たら・・

実は多分その出版社だけしかやっていないテストがあり
それを必要とする生徒が出てきたらどうする?・・なのです。

「受けないでも大丈夫です、そんなテストを受けないでも
大勢が通っていますから」とも言えますが、
それで万が一にも入試の結果が悪かったら・・・

可能なあらゆる手をうつのが入試ですから。

しょせん民主主義の育たぬ国とはいえ

2012-06-24 10:43:58 | 塾あれこれ
『政局で煙幕張った手品かな』


マスメディアは、消費税の、小沢政局の、と表面的に
騒ぎますが、その間に何とはなく、原発は再開、復興は滞り
オスプレイを配備、軍事力の展望をつけ、格差を拡大し・・・
政府のやりたい放題を新聞もTVも騒ぎません。

民主党政権の底が見えたというよりも、
政府+保守陣営vs国民(一部ですが)という図式が
鮮明になってきつつあります。

三党の利益だけで纏めた「増税」で社会保障は沈没。

魚ロボットのような、人間味がない「厚顔な下級将校」が
トップについている間に多くの事案を正面突破しようと
考えている支配者層は大忙しです。
支持する国民もかなりいるハズですが
一斉に正面突破をし、政局のゴタゴタが収まったあと
恐ろしく非人間的な中近東的政治風土が日本を覆っている
という懸念が強くなってきたのをどう考えるのでしょう。
「長期安定」政権ができて喜べますか?

あるいは発展途上国的な軍事クーデター政権か?

マスメディアも迎合的なものしか生き残らないでしょう。

アメリカは案外そう言う形での親米政権が好きです。

たとえ軍事的政権でも、米国以外のことなら民主政治よりも
力の政治がうまく行くほうが大切なのです。
国民がどう思おうがオスプレイでも何でも必要に応じて
動いてくれますからね。

日本に税を納めない(日本出身企業)だけが生き残り
「口うるさいヤツらは日本にいろよ、さよなら」

今の小学生たちが大人になった頃、どんな日本になってるか
かなり不安ですね。

そうならないためにも今の政権を、どんなに形を変えようと
二度と選ばない、未来永劫、起き上がれないように。
増税に賛成する議員を忘れてはなりません。
現政権に手を貸すあらゆる勢力も同様です。

今の政権を支える集団、権謀はかなりのものがあります。
敵ながら「なかなかやる」ので、要注意。

1000円カットhair FACTORY(ヘア ファクトリー)

2012-06-23 10:19:09 | 塾あれこれ
hair FACTORYに行ってきました。
カットだけで@1000-です。

このタイプのお店、近年多いようですが、ここは抜群。

あえて宣伝したいですね。
多少遠くからでもまず一回、ウソだと思って・・

八幡川橋東詰の宮島街道に面したお店です。
チラシには駐車場4台と書いてあります。
(私は運転しないから無関心ですがね)

☎082-277-1157

小難しい私が誉めるのですから、かなり、ですよ。


昨年12/20と今年3/23の当ブログでも店に触れています。

安くて、上手くて、気持ちがよい店ですね。

これまで十数回の転居をし、その都度どこで髪を切るか
悩んできました。(人さまより多く店を知っているかも)
転居するたびに、何軒も探さねばなりません。
気に入る事はまずないので、中ではここかという所で妥協
我慢つづきでしたね。

ヘアファクトリーは今回でとびとびの3回目でしたが
店の人はちゃんと覚えておいでです。
3~4ヶ月も空けて来る千円だけの客なのにねえ。

その姿勢で腕も分かるでしょ?
近頃の若い人には珍しくしっかりとされています。

「眉は~でしたね、髪の具合は・・」などと覚えて下さって
いるので客としては安心です。
3回目なのにねえ。

髪をひどく伸ばし来店頻度が少ない客は儲けにはなりません。
それでも「今回も~くらい」としっかりと短くして頂けます。

じゃ、大した宣伝にならないけれども、私の気持ちとして
お店の宣伝に役立つことくらいはしよう、という話です。
ご迷惑になりませんように・・・


店内に流れる音楽も好ましいのです。
とても良い音ですね。
たかが散髪屋、といっては失礼ですが
ここまで気持ちが良い音を流しますかねえ。

今日はロック・カントリーのような曲が、大きすぎず
小さすぎない音=生ギターの良さが分かる再生装置でした。

全身を心地よい音楽に浸して、髪をカットしてもらう
この気持ち良さったらないですねえ。

皆さま、いかが?