水

水はありがたいものです。
蛇口をひねるだけで自由に使える、これも
すごい事ですよね。

大都会では水質がよくないと聞きます。
最近は以前より改善されてきたのでしょうか
あまりニュースなどでは聞きませんが。

そのセイもあるのでしょう、ミネラルウオーターが
売れているそうですね。
昔の日本では考えられなかったことです。
結構なお金で水を買うなんて。

○
何度か当ブログにも書きましたが
我家ではミネラルウオーターのボトルを買うようなことは
基本、ありません。

ここ五日市は水事情が良いこともありますね。
家庭用浄水器で十分です。

浄水器Ｃ１、これがたっぷりと水を使えるので
もう長いお付き合いです。

野菜を洗う時もざーざー
米を研ぐときもじゃぶじゃぶ
蕎麦や素麺を茹でる鍋にもしっかりと使い
茹でたあとも思う存分たっぷり水あらいします。

これらはミネラルウオーター派の人は
どうなさっているのでしょうね。
感覚が鈍っているに違いありません。

先生

外出から帰るとカミサンが「先生から御連絡がありました」

図書室のようなものを作ったから見においで、と
いうことです。
電車ですぐの処ですからすぐに出かけます。

何か本でも紹介して頂けるかもしれません。

伺うと「これをやってるんだ」と
生徒を集めて塾のようなことをしておられるのです。

金儲けなどということではなく勉強のサポート
答え付きの練習問題をどんどんやらせることで
学校の勉強がとても良くできるのだとか。

私のホンネは「それより本でもないでしょうか」
なのですが、それは言えません。

学校の進度、生徒本人の状況に合わせて、しかも
本人がペースをつくっているようです。

そりゃ成績も上がりますね。

○
「先生、もう一歩進められて、（教えない）という
私のやり方はいかがですか」

・・・のどまで出た発言ですが、やはり生意気そうで
呑みこんでしまいました。
そこに生徒もいますし。

代わりに「あの御本の紹介・・」

先生の顔が見ず知らずの人のように変貌され
「もの欲しげだな、きみ」

◎
そこで目が覚めました。

先生はもう何年も前に亡くなられています。

私にご用でも・・

南北会談

朝鮮半島の南北首脳会談が始まりました。
極東の平和にとって良い事です。
少なくとも不可欠なステップではあります。

物事には相反する二面があるとは思いますが。

○
我ながらヒマだなあ、と呆れますが
９時半ごろからのＴＶ中継は見ました。
生で見る必要はなかったですねえ。

バスなどで乗り付けてもよいところ
歩いて越えて見せたというだけの話です。

金正恩委員長が境界のシンボルである敷石を越え
いったん南に入ったあとに、文大統領を北側へ呼び戻し
もう一度握手をしてみせたパフォーマンスは
プチサプライズでした。
いろいろお考えになるものです。

相手が断れないような状況で物事をもちかけ
自分の得点にする・・これは彼の民族のお得意かなあ。

○
中継のＴＶ画面が平凡でした。

彼らのもつピンと張りつめた美的感覚が見えません。
生中継でも、もう少し何とかなりませんかね。

両首脳をぐんと引き立てる画面とか
伝統文化を世界に見せつけるシーンとか

それらが難しいのであれば逆にライブ感を前に出し
ぶれたり揺れたり、構図も乱れているような中継も
ありえたでしょうに。

まだまだ日本には及ばないようです。

不味い和歌山

和歌山駅近くの小料理屋、Ｇ
不味かった、ひどい店です。

似た名前の店があり迷ったのですが地味なイメージの方を
選んだのが大間違い。
もう一店の方は違っていたかもしれません。
客も多そうだったし。

で、下手なチョイスをした店ですが
Ｇで始まるひらがな２文字の名前です。
皆さん、ぜったいに行かれませんように。

○
私が選んだので、あとでカミサンに叱られました。
「知らない店でコースなんか予約すんな」

近年、外で食べることが少ないのでカンが鈍くなって
いるのでしょうね。

コースの予約の方が店は有り難いでしょうし
良い品を提供できる筈です。

しかし、遠方からの予約でリピートに関係が無いので
適当にあしらわれてしまったのかもしれません。

広島なんかでもありそうな話でしょ？

もちろん和歌山と言っても広い。
美味しい処も沢山ありました。
那智勝浦、田辺、湯浅・・

しかしどうも和歌山市は怪しい。
あんなＧみたいな店でも客がいましたからねえ。

○
ぶっとい刺身で口一杯に頬張るのですが
妙に歯ごたえが硬く呑みこみづらい。

もぐもぐもぐもぐもぐもぐ
・・こんな刺身が流行りなのかしら。

椀ものが具沢山、
タケノコなぞしっかりし過ぎてこれも噛めない。

食ってる途中に店員のおばさんが「これもういいですか」と
勝手に下げていきました。
不味いのを自覚なさってるようですね。

ビールから日本酒に切り替えました。
「○○、ぬる燗で」
先のおばさん大きな声で「○○、ぬる燗一合」

出てきた徳利は熱くて持てません。
しばらく待ってぐい飲みに注ぐと盛大に湯気がたつ
・・たいへんなぬる燗もあるものですね。

安いコーヒーでもあるまいに、ふーふー

次は鯛の兜煮。
見かけは立派ですが鮮度は二流、味つけもぼけてる。

桜エビの掻き揚げ。
カウンターの向こうにフライヤーがありオバサンが揚げてます。

店内は脂の匂いが充満しますね。

大きな団子状の「掻き揚げ」
小麦粉の天麩羅です。ぼってり。
一くちで、こんなもん食えるか。

けれどお店の看板メニューらしいのです。

てな具合でこれ以上書くのは止めますが
最後の鯛めしまで、ほぼ食うものがありませんでした。
鯛飯も二くちくらいしか喉を通りません。

帰りにコンビニに寄ってむすびをしっかり買いましたね。

衣笠さん亡くなる

元カープの衣笠祥雄さんが亡くなられた。
７１歳

まだまだお若いのに、亡くなられたと聞くと
また時代が過ぎゆこうとしている感が強まります。

○
私が高校生のとき市民球場にカープの練習を見に行った
ことがありました。

衣笠さんは入団したてでしたが、コンバートされた三塁だけでなく
もう一塁の守備練習もされていました。

ライン際の球を横っ跳びで好捕。。

その後レギュラーになってからも空振りばかりしていましたが、ね。

○
娘さんを塾で教えていたことがあります。

保護者懇談には奥様が来られました。
楚々とした美人でしたね。

◎
野球も見に行かなくなって久しいものです。

そうですか、お亡くなりになられましたか

高野山は美しかった

四月二十日、名残の桜が散っていました。
さすが、山の上ですね。

生まれて初めての高野山詣です。

どこからか、はらはらと桜が散りかかり
見上げると、生きることをいつくしむように
桜が咲いています。

無言の対話。

（明日は・・）

生きるとはなんと素敵なことなのでしょうか。

○
枝垂れ桜は満開でした。
金剛峯寺の門の両側に若々しく。

ヤマザクラも全山いたるところに咲いています。
足元には可憐な春の花が咲いていることでしょう。

◎
日ごろの行いが良かった訳でもないでしょうに
花以外の木々の緑も美しかったですね。

御寺の屋根には名も知らぬ鳥がこちらを見ていました。
ハトくらいの、首の辺りが青く金属光に輝きます。

○
歩いて足は痛かったけれど、よい旅でしたね

福田辞任

財務省の官僚トップ福田事務次官が辞表を提出しました。

誰が見ても真実は一つ、ミエミエだろうとは思いますが
係争中のことゆえ余り決めつけた言いようも難しい。

とはいえ情けない「事件」ではあります。

人さまのことを言えるような私ではありませんが
一言。

と思っても皆さん言う事は同じですね。

「さっさと認めて謝れ」であります。
偉い人にはできないのでしょうね。

麻生も同じ穴のむじなです。
そんなのがいるからいつまでも変われないんですよね。

○
百歩譲って福田センセの言う通りだとしましょう。
酔っ払って遊びが過ぎた、というところでしょうか。

福田氏は自分の主張も片方では成り立つだろうと
言っているわけですが、果してそうか？

彼の言う通りとしても大問題じゃありませんか。

財務省がたいへんな折、トップの人物が高級？飲み屋で
酔っ払ってオネーチャンとふざけてたのでしょ。

（彼のいう通りだとして）

普通の人間なら許されません。

国民が税金を払う相手ではありえません。

○
それをＴＶの前でさも自慢げに
「ボクの言うゼンタイを見てくれ」

自らがいかなる人間か、まったく自覚していないようです。
恥の上塗りというか。

この国、教育が崩壊している。

小せぇ

第二次大戦をはさんで「沈没」した祖父母の頼りは長男だったでしょう。
私の父です。

ところが長いシベリア抑留で半分壊れてしまって
これも頼りになりません。

そこで戦後に生まれた私に期待が掛かった、
昔は長男という言葉に重みがあったのですね。

ところが私ときたら期待を裏切る虚弱体質
「よく生き延びた」と思われた存在でした。

祖母の溺愛の条件がそろっていますね。

○
運動能力のない、気分屋の私には友達も少なく
彼らとの摩擦も多かったようです。
今の私からみても嫌なガキでした。

それでもジジイのこの年まで生きてこられました。
周りの方々には感謝しても、しきれないですね。

『モヤシでも木々の真似してへろり立つ』

○
体力がないだけでなく頭もトロかった私は
転校してきたここ広島では中学になると坊主頭、という
話に抜け道があると聞き、母に言い放ちました。

「ぼく、私立に行きたい」

いくら子供とはいえ家の経済くらいは知っていた筈、
情けないガキでしたねえ。

○
何とか近くの私立中学に入れたものの
今度は周りとのギャップに悩まされます。

生活水準、学力、体力、運動能力・・・

中でも自分ちの貧しさは恥ずかしく
周りに溶け込めませんでした。

中１のこの時期でしたか、周囲の会話についていけない
ことがありました。

ＴＶ

どの家庭にもあったようですが我が家にはない！

親に必死で頼みました。
「テレビ買うてぇ」

バチあたりでしたねえ。

『馬鹿息子　親に同情するわたし』

春ドラマ

春のドラマが始まっています。
ところが今までに良い作品に出合いません。

ビデオに撮ったままのものもありますが
広島で見られる新作の５～６本は見た筈です。
どれも気に入りませんね。

一回だけで次を見る気がしません。
録画予約を解除してばかりですね。

新聞評も今までにもましてヒドイよいしょだし。

制作する側も手抜きが多いのでは？

平凡すぎる内容であったり
テンポが悪かったり
・・逆に展開が早い作品は粗っぽいし。

「んなわけねーだろ、もう少し丁寧にしろ」
と突っ込んでいます。

『シグナル』
坂口くん、よい役者なのですが
この作では扱われ方が可哀そうです。

スジは、たぶん殺人の時効がなくなったこととかけて
進むのでしょう。
みえみえの気がします。

原作が良くなかったのかなあ
粗雑な感がしますね。

『・・帰る家・・』
脚本が下手
品がない作品です。

上記以外はもっとひどいので。。

光陰如矢

今日、往来でとある方とすれちがいました。
あちらは気づかれなかったようです。
（もしかして無視？）

加齢にパーキンソンで私の風貌が変わっており
痩せてしまったのがよろよろ歩いているのですから。

あちらはご立派な紳士。
悪く言えばジジイになりかけ。

「教え子」がこんなになるんだ。

塾で教えていたのは４０年も前のことになります。
お互いに年とるのも無理からぬ話です。

晩婚だった私も、そこからでも３０年近く
何も為さないままだった気がします。

我が母校の校歌

♪こーいんさりて　やのごとく
　今日は再び帰り来ず
　時を惜しみて　弛みなく
　・・・

分かってたつもりですけれどねえ。

◎
町で往時と寸分違わぬ建物に出くわすことがあります。

俺もトシとっちゃったなあ、
しみじみ思いますね。