水木しげる逝く

2015-11-30 20:51:36 | 塾あれこれ
水木しげるさん、お悔やみ申し上げます。

このブログでも何回も名前を登場させて頂きました。

特に『狂気の戦場』はすごい作品でした。
(確か10年、8月の投稿)

私の父はシベリア抑留で地獄を見ています。
南方とは話が違うでしょうが、極限にいたことは
通じるような気がします。

近頃は戦争体験が薄らいでしまっています。
戦争のシーンだって怖さがありません。

もう一度、戦後日本の嫌戦争の空気を思い出し
こんなに酷いのだから避けよう、あるいは
自衛の準備をしよう、として欲しいですね。

マイナンバーきた

2015-11-29 16:39:50 | 塾あれこれ
マイナンバーが届きました。
日曜日の午後です。

普通は日曜に郵便はありません。
少しでも早くと動員されたのでしょう。

でもね、日曜の午後って在宅率は悪いんじゃないの?
不在連絡票ばかり置いて回るのではないかな。

我が家にしてからが、もしかすると居なかったかもしれない、
居ない時を狙って、郵便局へ出向かなければというシウチも
きついですよね。


郵便屋さんも過重な労働でたいへんでしょう。
残業代が出るからよいのか。。。

全国の配達を思えば、ずいぶんの出費でしょうね。

関係する事務作業を思えばどれだけのお金が掛かるか。

役人は仕事増やして予算を取って、とオイシイ話ですが
最終的に税を負担しているのは「国民」でしょ。

国家財政を考えた(マイナンバーの通知)とは思えません。


我が家にきた、と書いては、泥棒を誘うようなもの・・?
小さな家ですから、探せばすぐ分かります。

独身の方は持ち歩くのかしらん。
アパートの一間に置いていても危ないですよね。

ちあきなおみ

2015-11-29 15:14:31 | 塾あれこれ
原節子さんの突然の引退と似ているのが
ちあきなおみさんの引退ですね。

ずいぶん後からではありますが、一度コンサートに
行っておきたかったと思います。

若いころは表面しか知らず、普通の歌手だと
思っていました。
『喝采』のようなヒット曲くらいしか知らなかった。

『矢切の渡し』なんかは細川さんでね。
=何も知らなかった


伝説の歌手になって本当に惜しまれます。

『黄昏のビギン』などを知ったのも後になってから。

『紅とんぼ』
新宿や中野の小さな飲み屋を思い出します。
とてもリアルです。
この歌手は、感情としての人間存在の原点を歌います。

最近、何よりも「沁みる」のが『紅い花』です。

泣くよりさらに深く胸にしみます。

人生って何?
若いころの後悔

なぜ、あんな事を言った・・
もう少し優しくはなれなかったのか

いくら思っても、もうどうしようもできない

汽車通学

2015-11-28 18:05:41 | 塾あれこれ
私の通ったころの学校にも「汽車」通学はいました。

西条や呉、大竹から。
ちなみに学校は違うけれどカミサンも汽車通。

学生ならば通学も楽しいほうが負担より大きく
良いものだったようですね。

現代もJRを使った通学は多いようです。

しかし、出来れば避けたほうがよいと私は思います。

時間的な負担が大きい
すぐに学校に行ける人と比べると明白でしょう。

通学途中に勉強が出来るというのもかなり怪しい。

高3くらいになってハンデは決定的です。


勉強だけではありません。クラブ活動だって負荷が
かかります。

最近は電車もよく止まりますしね。
ラッシュ時だと大変です。

勉強なんかしている余裕はありません。

女性なら痴漢の被害もありえます。

塾への時間も割きにくいでしょうね。


遠くへ通うほどの学校かどうか。
いわゆる滑り止めなら止めた方がよいでしょう。

どこの学校も変わりはしないからです。

高校→中学への「営業」があり、中学校は何名かを
受けさせたいのですね。
「ことしはウチへも是非とも○名程度を御願いします」

生徒の内で受けても良い、なんてのがいたら
積極的に勧めます。
電車のデメリットなど言いません。

{中学}の頭にあるのは「数としての生徒」
その子は本当は何が良いか、など検討しません。
「今年はうちから何名受けた」という学校サイドの
都合ばかりが見えてきますね。

祈祷師と塾講師

2015-11-28 13:55:19 | 塾あれこれ
とんでもない話です。
祈祷師が糖尿病の子供を「殺した」事件。

人が亡くなるかもしれぬ事をなぜ出来るのでしょう。


親も親。
申し訳ないけれどそんな気がします。
不条理な中、必死で選択されたことで、
追い詰められた(親心)とは思いますが
結果、殺しちゃったわけですからね。

ほんの若干の理性があれば死なせずにすんだのに。

事情も知らない人間が「言いすぎ」ですけれども。


病院は何もアクションを起してなかったのか?

最近は医学というものも一定程度しか信じられません。

PCに浮かぶ病状と対処だけで、人間が見えません。
一方的な「進歩」じゃないかしら。

この場合も誰か気づいてよかったハズなのです。
(↑叱られそうな発言ですけれど)

防げなかった病院も今時の「人間不在」でしょうね。

みんな当たり前と思っているようですが
昔はもっと人間ぽい世間がありましたけれどね。


とはいえ一番の問題は祈祷師。

自らを本当に能力があると思っていたのかなあ。
大嘘を自覚していた、かもしれませんし
自分の能力を本気で信じていたのかもしれません。
物事の解釈など、いかようにもなります。


落ちついて考えてみると、塾の講師も似たもの
かもしれません。

根拠のあるような、ないような世界で
講師は自分の根拠を持たないからです。

合格実績・・能力の高い子を集めれば誰だって実績は
あがります。

授業の評判・・生徒に迎合していれば悪いことにはなりません。

祈祷師と似ていませんか?

はっきりと信用できる根拠がないのです。
よって、最後は当人の自信、という極めて怪しい処が
出発点になるのです。

「先生、お願いします」
「分かりました」

やってみなきゃ分からないのに。

どうする

2015-11-27 20:11:55 | 塾あれこれ
仮に平均寿命まで生きるとしますか。
あと十年以上あるのです。

人さまにご迷惑を掛けないよう、ほんの少しでも
世間のお役にたてるような生き方ができれば、とは
思います。

しかし、私に何ができるか?

この一年ほど、折に触れては考えてもみるのですが
一向に見つかりません。
(悩むのは何年も前からでした、仕事辞めてどうする?)

まず自らが動かねば見つかる訳がありません。

どう動き始めるのか?
取敢えずの一歩、

それすら尻込みしてしまうのです。

「いやっ、それはムリでしょう」とね。


男性は動きが悪いそうですね。
何を拘ってんだか。

ボランティアの多くも女性が支えていると聞きます。

男性だってさまざまな能力はあるでしょうに。

一般の方ですらそうなんですから、力仕事はできない、
車の運転はできない、PCも使えない、金もない・・・
こんな珍しい男は面倒なだけです。

「何かやらせて下さい」ったって、何が出来るのよ。
お相手下さる方が呆れちゃうでしょ。


勉強・・・?

もう面倒なのですね、大して伸びもしないし。
自分の不出来が嫌になるだけです。
これまで生徒には偉そうにしてきましたが。


趣味・・・?

何もできないドジが、ですか?


ボランティア?

人さまの足手まといです。


世の中には仕事ができる人は大勢おられます。
役人関係だけでも沢山おられるでしょう。

ボランティアの現場などにはさぞ大勢おられる
と思い、気が重くなるのです。

人さまがやっていないことで何か役立てるか?


塾の仕事を続ければどうでしょうか。

万一近所の塾の営業妨害になってはいけません。
それに、私のタイプは今の子にはもう通じないのです。

原節子

2015-11-27 16:57:27 | 映画
メデイアでは今日になってもまだ原節子さんの話題が続いています。
確かに大きな存在でしたからね。

と、知ったかぶりをしていますが、実は、凄いと
思ったのはこちらが結構トシ食ってからです。

30前までは、何人かいる女優のうちの一人でした。
小津の中でのあの存在感、
だけど、上手いのかそうでないのか。

親の世代なら(彼女のスターの現在進行形)を知っていますが
我々では、戦後、大スターであったということが
まずイメージを固めてしまいます。
時代がひとつ前の方とも思えましたしね。

しかし、私の、小津の映画への理解が上がるにつれ
つまり、多少は映画が分かりかけたころにやっと
凄い女優さんだな、と。


TVでの視聴になりますが成瀬映画の原節子が好きです。

上手いなあ。


もうこんな女優さんは出てこないでしょう。

宝くじ

2015-11-26 16:00:31 | 塾あれこれ
宝くじ、苦手です。
私の人生で何かに賭けて成功したことはありません。
性格が悪いから運も逃げるのでしょう。


サラリーマンになりたての頃です。

ふだんから仕事で世話になっているオバチャンが
「ねえ、参加しない?」と
声を掛けてきました。

皆で少額ずつ出し合い宝くじを買うというのです。
バラバラになって買うより、集団の方がチャンスがある、
他人の当たりくじの分まで戻ってくるんだから・・
という妙な理屈でした。

「賭けごとに弱いので」と言って逃げるのも
頭の悪い、コンジョウに欠ける、新入社員だと思われそう。
お茶くみ室のボスらしいオバチャンには敵いません。

何度か、千円くらいずつお納めしました。

それ以来ほぼ半世紀宝くじは買っていません。

上記オバチャンの「チーム」もすぐに解散したらしく
幹事さんの骨折り損だったようです。


私が申し上げるまでもなく、宝くじで集まったお金は
胴元がピンハネし、残りを分け合うということらしい。

それじゃ、どう考えたって圧倒的多数が損をし、
ごく運が良い人が、他の貧乏人からの掛け金を
戴いちゃうわけですよね。


もちろん皆さん承知の上で、他にチャンスが無いから
くじに参加されるのでしょう。

インフレ下で貯金の目減りを嘆くよりは積極的かも
しれません。

私は買いませんが。

しぐれ

2015-11-26 14:42:30 | 句など
『のら猫の時雨隠るる草も枯れ』

頑張っても、仕方がないことも多いですね。

『かなたより湧きくる雲や絶え間なし』

毎年、書きますが広島市一帯は山陰の空
これが呉とか尾道などならば晴れてくれるのですが。
今年は例年以上に天気が悪いですね。
11月の初めに二日ほど晴れた他は曇りか雨です。

『猫の墓 生き残りし身にも時雨』