JR五日市駅近くの散髪屋に行きます。
この4~5年。
切るだけで1180円ってやつ。
髪洗ったり他に色々すると追加料金が出るので
一番安いので済ませます。
もっと安い店もあるでしょうが近くにあるというのが
よい点です。
今年正月があけて(普通は正月前だよね)散髪をしたときに
次回100円割引というカードを出してくれました。
少し前に散髪にゆくときに、カミサンに出せと言われていたので
しぶしぶそれを提出すると
「あ、お客さん、これは先月末までで」
こちらは「ははん」
有効期限に記入がないじゃないか、一か月で期限切れかい、
などとは申しません。
言っても仕方ないもの。
そんなセコイ店には行かなければよいのです。
気持ちが繋がっていれば嫌がられてもクレームをします。
客には「クレームをつける義務」があるのです。
けれどクレームをつける以前の店ならばあえて
ゴタゴタする必要はありません。
子供に説教をするときに「叱られるうちがハナですよ。
見捨てられたら叱ってもらえなくなるよ」と言いますね。
あれと同じです。
(従って私はカミサンに小言幸兵衛を続けていますが
ずいぶん嫌がられてしまっています。分かってね。。。)
○
上記の場合、欧米ならば多分クレームを伝えるでしょう。
日本式は、ある意味で卑怯。
ダメなやつは自分でつぶれちゃえ、という共同体の意思が
暗黙裏に働いているのです。
表だってはトラブルにしません。
それはいけない、と教えてやる必要がない店なのですから。
きっと中国人だったら文句を言うでしょうね。
東アジアでも色々なのです。
古来、農業中心の社会だったからという説明で
日本の集団的没個性的な文化の由来を言われますが、
どうもそれだけではないようです。
長い間、官僚的な社会統制が有効であった、つまり
お役人がしっかりしていたから人々も一定範囲では
それを信じる方が得だったのです。
(今はそれがさっぱりダメ)
それ以前に、人間として、キーキーギャーギャーは
みっともないという意識もあるのでしょう。
○
そこで日本では相手の言葉や行動の裏を読むことが
必要になるのです。
もちろんこれは悪いことではありません。
(国際的な社会関係では少数派になるので要注意です)
そしてそれが日本文化の強さでもあったのです。
近頃はその「気働き」ができない人が増えました。
はっきりいって頭が悪い欧米人と同レベルになった・・・
しかしそれでも東北など、日本人がしっかりしている処では
古来の文化が息づいています。
大地震があってもモラルの崩壊が見られない日本社会は
他人のことを考える心が支えているのですね。
人のことを考えるからパニクらないのです。
大騒ぎをしても得にならない、損することが多いという智恵も
あるでしょう。
決して、バカだから縮こまっているわけではありません。
○
それを、アメリカのマスメディアの馬鹿共は分からない
ようです。
ワシントンポストやニューヨークタイムズに「日本人は
言うことも言わず必要以上の自粛をしている」という
論調があるそうですね。
まあ彼らにはそう見えるのでしょう。
違った文化があるということが分からない=USA馬鹿。
しかしこれが世界の多数派なのですから困ったものです。
○
ディベートが大切だから日本でも小学校からやらせよう
という試みをよく耳にします。
やってもよいのでしょうが、思うほど効果が上がらない
ハズです。
教えるセンセイが日本文化を正しく捉えていないから。
そこで中途半端な現在の日本ができてくるのでしょう。
本当は文化の切り替えができる人間を育てねばなりません。
○
かなり教育者として知られている、地元では著名な校長
ですら、昨今はあやしいのです。
例えば、こちらからの挨拶状に「ご多忙と存じます。
どうかご返事はお気にされませんよう」という内容を書くと
8割がた本当に返事が来ません。
見ず知らずの人間ならば無視をしてもよいのでしょうが。
官僚として塾など目に入らないのでしょうか。
しかし、隠れた部分を読むという日本文化からは失格で
これで教育者かと落胆してしまいます。
(勿論そんなのから手紙が欲しいんじゃありません)
○
先の神戸でも今回でも世界が真似できない日本人のよさ
が示されました。
まだ文化が生きているということですが、ン十年先は
どうなっているんでしょう。
いまの教育では・・・気が重くなります。
この4~5年。
切るだけで1180円ってやつ。
髪洗ったり他に色々すると追加料金が出るので
一番安いので済ませます。
もっと安い店もあるでしょうが近くにあるというのが
よい点です。
今年正月があけて(普通は正月前だよね)散髪をしたときに
次回100円割引というカードを出してくれました。
少し前に散髪にゆくときに、カミサンに出せと言われていたので
しぶしぶそれを提出すると
「あ、お客さん、これは先月末までで」
こちらは「ははん」
有効期限に記入がないじゃないか、一か月で期限切れかい、
などとは申しません。
言っても仕方ないもの。
そんなセコイ店には行かなければよいのです。
気持ちが繋がっていれば嫌がられてもクレームをします。
客には「クレームをつける義務」があるのです。
けれどクレームをつける以前の店ならばあえて
ゴタゴタする必要はありません。
子供に説教をするときに「叱られるうちがハナですよ。
見捨てられたら叱ってもらえなくなるよ」と言いますね。
あれと同じです。
(従って私はカミサンに小言幸兵衛を続けていますが
ずいぶん嫌がられてしまっています。分かってね。。。)
○
上記の場合、欧米ならば多分クレームを伝えるでしょう。
日本式は、ある意味で卑怯。
ダメなやつは自分でつぶれちゃえ、という共同体の意思が
暗黙裏に働いているのです。
表だってはトラブルにしません。
それはいけない、と教えてやる必要がない店なのですから。
きっと中国人だったら文句を言うでしょうね。
東アジアでも色々なのです。
古来、農業中心の社会だったからという説明で
日本の集団的没個性的な文化の由来を言われますが、
どうもそれだけではないようです。
長い間、官僚的な社会統制が有効であった、つまり
お役人がしっかりしていたから人々も一定範囲では
それを信じる方が得だったのです。
(今はそれがさっぱりダメ)
それ以前に、人間として、キーキーギャーギャーは
みっともないという意識もあるのでしょう。
○
そこで日本では相手の言葉や行動の裏を読むことが
必要になるのです。
もちろんこれは悪いことではありません。
(国際的な社会関係では少数派になるので要注意です)
そしてそれが日本文化の強さでもあったのです。
近頃はその「気働き」ができない人が増えました。
はっきりいって頭が悪い欧米人と同レベルになった・・・
しかしそれでも東北など、日本人がしっかりしている処では
古来の文化が息づいています。
大地震があってもモラルの崩壊が見られない日本社会は
他人のことを考える心が支えているのですね。
人のことを考えるからパニクらないのです。
大騒ぎをしても得にならない、損することが多いという智恵も
あるでしょう。
決して、バカだから縮こまっているわけではありません。
○
それを、アメリカのマスメディアの馬鹿共は分からない
ようです。
ワシントンポストやニューヨークタイムズに「日本人は
言うことも言わず必要以上の自粛をしている」という
論調があるそうですね。
まあ彼らにはそう見えるのでしょう。
違った文化があるということが分からない=USA馬鹿。
しかしこれが世界の多数派なのですから困ったものです。
○
ディベートが大切だから日本でも小学校からやらせよう
という試みをよく耳にします。
やってもよいのでしょうが、思うほど効果が上がらない
ハズです。
教えるセンセイが日本文化を正しく捉えていないから。
そこで中途半端な現在の日本ができてくるのでしょう。
本当は文化の切り替えができる人間を育てねばなりません。
○
かなり教育者として知られている、地元では著名な校長
ですら、昨今はあやしいのです。
例えば、こちらからの挨拶状に「ご多忙と存じます。
どうかご返事はお気にされませんよう」という内容を書くと
8割がた本当に返事が来ません。
見ず知らずの人間ならば無視をしてもよいのでしょうが。
官僚として塾など目に入らないのでしょうか。
しかし、隠れた部分を読むという日本文化からは失格で
これで教育者かと落胆してしまいます。
(勿論そんなのから手紙が欲しいんじゃありません)
○
先の神戸でも今回でも世界が真似できない日本人のよさ
が示されました。
まだ文化が生きているということですが、ン十年先は
どうなっているんでしょう。
いまの教育では・・・気が重くなります。