広島・長崎の式典は独善か

2013-08-16 18:24:18 | 塾あれこれ
新聞によりますとイスラエルの政府高官が
「広島・長崎の式典は独善的だ」と発信
すぐに取り消してはいるようですが、問題ですね。

「日本は自分の被害をいうより、世界に与えた被害を
反省せよ、原爆式典は(うんざり)だ」そうです。

韓国の新聞でも言わないことを口走ったワケですが
たぶんこれも確信犯。
騒ごうという魂胆でしょう。

きっと先の麻生ナチス発言をうけて
その仕返しなのですね。

もちろん、誉められた話ではありません。

けれど国際政治ってのはこういう汚いやり方が横行する
ものなのです。

相手は麻生発言を確信的と受け取っているのでしょう。
とでもないアホが首相やったり副首相やったりする筈が
ないと思いますからね。

イスラエル高官の言は、日本は第二次大戦などで
ひどいことをした、その反省があるのか
自分の被害ばかり言いつのっているのではないか
ということでしょう。

確かに日本はひどいことをしています。
(自虐的発言ですか?)
自分が見たわけではないですが、間違いないことです。

他所もやってるから「つーぺー」とはいきません。
悪いことは悪い。

そこでイスラエル高官の言が堪えるのです。

悪意のある宣伝ですが効果があります。
「取り消せば済むんだろう?」というイヤミも。


今は日本も世界で重要だから、外国からの悪口は
無視できるのだ、という考えもあるでしょう。

「もうこれまで十分に謝った。
いつまで言われなきゃならんのだ」と。

それはこちらのつもりであって、もしも相手が
悪く言い募るばかりならば通り難いことになります。

私も嫌われてますからよく分かりますが
嫌っている側がそれを続けている間は
嫌われている側にはマイナスが付きつづけます。

オレがいなきゃお前ら困る、と思っていても
「オレの重要度」が減れば敵は一気に叩きにかかります。

韓国が「自分は力が付いた、日本は弱まった」
とばかりイチャモンをエスカレートさせるのは
国際的には「よくあること」なのですね。

あいつらはああなんだ、鎮魂のための式典であっても
イチャモンをつけるのだ、ということを忘れずに
外国と付き合うしかありません。

もちろん真摯な発信も続ける必要は大いにあります。

こういう流れから見て「麻生ナチス発言」は
御粗末だったんですよね。

秋に内閣改造をし、麻生を外すでしょう。
しかしそれだけで終わるか?
安倍首相に、日本は嫌われてるぞ、との認識が
どれほどあるか。

韓国だって嫌われていますが、多数でイジメル側に
くっつけば良い、と、よ~っく知っています。

長いそういう歴史が沁みついていますからね。