集団的自衛権

2013-08-05 14:43:42 | 塾あれこれ
1645年、宮本武蔵没。
62歳であろうということです。

50年前の関ヶ原、武蔵は十代後半で
多分西軍で参戦していた。

世の中はグンと舵を切り、徳川の世の中になり
幕府は整備され、鎖国も完成し
元禄の前ですが米の生産量も増えていたハズです。

関ヶ原の戦いとその半世紀後ではガラリと
世の中が変わっていたハズですね。

武蔵が「武士とはこんなじゃなかった」と言うはずです。
きっと「近頃の世の中ときたら」とも言っていたでしょう。

慶安の御触れ書、1649
お蔭参りの流行、1650
由比正雪の乱が1651
若衆歌舞伎が禁止されるのが1652、

時間の流れがゆるやかであった時期でもこのように
半世紀で世の中が変わります。


60年安保から半世紀、日本も変わりました。
特に経済は発展してきましたね。

反面、社会のアメリカ化もすさまじく
軍事、経済、エネルギー、食糧、・・
あらゆる面で首根っこを押さえられています。
総仕上げがTPPとは言うまでもありません。

そこまで肩入れしても、米国の準州にすらなれず
差別は受けっぱなし。

自衛隊はアメリカ軍の下請けに組み込まれてしまい
アメリカの「瓶の蓋」をソフトに代用しています。

その総仕上げが「集団的自衛権」

アメリカ軍の完全子会社になるわけです。
憲法解釈も重要ですが、この方が深刻です。

際限なく増える軍事負担を軽減したいアメリカが
強く求めてきた「集団的自衛権」の憲法解釈、この
変更に手が付いたということですね。

解釈でどうとでもネジ曲がる憲法。
改正する必要があるのかなあ。

海外で戦争をするようになると負担もふえます。
TPPと合わせて、きつい世の中になる事は
間違いありません。

政治家や官僚は自分たちの黄色い血を恨みつつ
アメリカの下請けをすることで、オコボレを
頂くことばかりに神経を注ぐでしょう。
・・・もはや日本人と言えるのか疑問ですね。

一般のひとは「生かさぬよう殺さぬよう」

どこが独立国?