当ブログ7/6にエジプト情勢などについて
少し書きました。
今回のエジプト臨時政府によるモルシ派弾圧は
7月初めにありえたかもしれなかったこと、
それが今になった=時間差攻撃でしょう。
一か月余り期間をおいて、自分たちがやりたかったことを
やり始めているのです。
従って、基本的な状況は何も変わっていません。
当時、解説者の中には「軍部出動もやむをえない」などと
ピントの外れたことを言っていましたが、こうなると
不明を恥じるべきでしょうね。
ま、「あの時とは事情が違う」とか言って逃げるでしょうが。
○
では、なぜ一ケ月余り先延ばししていたのか。
欧米(特に米軍)からの圧力があったからです。
「少し待て」「分かった」ということで
いずれこうなることは分かっていたのです。
あからさまなクーデターに見せたくなかった。
米国としては「クーデターの後ろ盾をしている」と
言われたくないからです。
少し間をおけば「現政権が勝手に動き出した」と
言えますから。
原油の値動きなども上記を裏付けます。
○
米軍部やその支持者が突出することを
現オバマ政権は押さえづらい、政治権力が弱いようです。
というかオバマの統治能力不足か。
シビリアンコントロールは形だけで
軍産複合体に押されっぱなしですね。
(日本でのオスプレイや墜落事故でもそうです)
ヒラリー・クリントンとケリーの力の差もあるかな。
エジプトの臨時政府に今のところ強く出ていないのも
それゆえでしょう。
○
ムルシ派を排除し始めた日のニュース・ステーション。
エジプトやロンドンで長く勤務したという記者が
「解説」をしていました。
明らかに臨時政権寄りの発言をします。
つまり、欧米寄り=反イスラム。
個人的に仕事をしているのなら、自分の価値判断を
優先させるのは当然です。
しかし、一般の視聴者への「解説」では不可。
少なくとも個人的な見解であり、偏りがあることを
明確にすべきですね。
日本のジャーナリストは、ほぼ欧米からニュースを得、
分析をパクリ、しているのでしょうね。
物事の両面を見ようとしているのでしょうか。
少し書きました。
今回のエジプト臨時政府によるモルシ派弾圧は
7月初めにありえたかもしれなかったこと、
それが今になった=時間差攻撃でしょう。
一か月余り期間をおいて、自分たちがやりたかったことを
やり始めているのです。
従って、基本的な状況は何も変わっていません。
当時、解説者の中には「軍部出動もやむをえない」などと
ピントの外れたことを言っていましたが、こうなると
不明を恥じるべきでしょうね。
ま、「あの時とは事情が違う」とか言って逃げるでしょうが。
○
では、なぜ一ケ月余り先延ばししていたのか。
欧米(特に米軍)からの圧力があったからです。
「少し待て」「分かった」ということで
いずれこうなることは分かっていたのです。
あからさまなクーデターに見せたくなかった。
米国としては「クーデターの後ろ盾をしている」と
言われたくないからです。
少し間をおけば「現政権が勝手に動き出した」と
言えますから。
原油の値動きなども上記を裏付けます。
○
米軍部やその支持者が突出することを
現オバマ政権は押さえづらい、政治権力が弱いようです。
というかオバマの統治能力不足か。
シビリアンコントロールは形だけで
軍産複合体に押されっぱなしですね。
(日本でのオスプレイや墜落事故でもそうです)
ヒラリー・クリントンとケリーの力の差もあるかな。
エジプトの臨時政府に今のところ強く出ていないのも
それゆえでしょう。
○
ムルシ派を排除し始めた日のニュース・ステーション。
エジプトやロンドンで長く勤務したという記者が
「解説」をしていました。
明らかに臨時政権寄りの発言をします。
つまり、欧米寄り=反イスラム。
個人的に仕事をしているのなら、自分の価値判断を
優先させるのは当然です。
しかし、一般の視聴者への「解説」では不可。
少なくとも個人的な見解であり、偏りがあることを
明確にすべきですね。
日本のジャーナリストは、ほぼ欧米からニュースを得、
分析をパクリ、しているのでしょうね。
物事の両面を見ようとしているのでしょうか。