博多のN新聞

2013-08-12 14:39:50 | 塾あれこれ
塾に勤めていた頃は盆休みがありました。
生徒もお休みが多いし先生もバテているし。

業界に入ってしばらくは元気でしたので
その盆休みにも遊びに出かけていましたね。

1985年、私は30代なかば、
どうせヒマですから、その時は福岡へ一泊旅行。
二泊だったかもしれません。

ゆっくりと広島を発って、夕方福岡の街中に
電光ニュースが流れ、多くの人が見ていました。
日航ジャンボ機が行方不明。

夜はそれが「墜落」と変わっていましたね。
見知らぬ街で妙に不安をそそられました。


福岡の地方紙「N新聞」。

広島を中心とする中国新聞より発行部数は多いですが
人口の割合に比べた占拠率は低いと思います。

日本の地方紙の代表格です。

天神繁華街の一本か二本か、裏の筋に一人でも
入れそうな小料理屋を見つけました。

この町は安くて飛びきり美味い!

カウンターの隣に小太りのハゲたおっさんが居て
ちょこちょこと話しかけてきます。

「どっから来なさったと」
「よか店を見つけたもんね、わしゃ常連、毎晩・・」
「博多、暑かろう・・?」

面倒だけれど相手をしていて、その途中で私が
「今年の原爆の日は例年以上に暑かったです」
「そげんこつなか」
「いや私は先も申したように地元ですから」
「あたしゃ取材に行っとるんよ、暑うはなかった」

近くのN新聞の記者でした。
バカおやじ。
新聞記者ってのはゴロツキがいると聞いてましたが
こんな絡み方をする馬鹿野郎もいるのですね。

博多と広島の平均気温差も知らないらしい。

妙に興ざめして早々に切り上げ
ビジネスホテルで御巣鷹山のニュースを見ました。