加賀太胡瓜

2016-07-31 10:06:27 | 食べる
加賀太胡瓜。
クックパッドには沢山レシピがあります。

でも初めて食べるものだから、どれが好みにあうか
判断するのは難しい、というか不能でしょ。

それでもどうやって頂くか決めなければ。
面倒な手数はかけたくないですよね。

かと言ってあまり単純なのも初めて食すには
好き嫌いが出るかもしれません。

ゴーヤが美味しいといって、初めて食すのに
生のスライスじゃ、ちょっとね。

チャンプルとか味噌煮くらいからが適当です。

で、選んだ調理は「マリネ」
洋風酢の物です。
お願いして砂糖控え目。

カニカマは好きではないので生ハムの安いの。


ん、とても美味でした。

たぶん他の野菜でこの感じは出ないでしょう。

「ああ、夏が来た」・・野菜。



定年後どうする

2016-07-30 10:41:21 | 塾あれこれ
最後は会社勤めではありませんでしたから
定年退職ではないのですが、塾を辞めたのは
それに近い状況でしょうね。

私の現在は、後片付けと病院通い。

片付けるのに時間が掛かるのも情けない、
のではありますが、全て片付いたあと、
さあどうする、なのです。

50代くらいから「その時」のことを
多少は考えなくもなかった・・・

早くから考えて準備に入らないと、とは
思いながらも、さてどうする。

趣味がまったくありません。
出来ることも本当に少ない。

同世代の男性ならば或る程度はできる、という
ことが、ほぼ出来ないのです。

会社の事務→塾勤務→個人塾、というのが
後から思うとそれしかない人生だったようですね。

「すぐに年とる」と気は焦ります。
けれども、時間もありません。
ごろごろする時間はありましたが。


案の定、何も思いつかず、準備もできず
最悪なまま還暦をすぎ、65も過ぎ
病気にはなるは、仕事に責任が持てないは。

かっこつけていうと無責任になる事だけは
すまい、と。

たまに同窓生から「出てこいよ」との声掛け、
本当に有り難いものですが、尻込みします。

学生のころの話になっても「何もない」

何かのカルチャースクールに行くのですかね?
どれもピンとこない、
いや私がそう思うだけなのですが。

暑い

2016-07-29 09:32:35 | 塾あれこれ
『梅雨あけて眠る猫あり家具の如』

本格的に暑くなってきました。

梅があれば干すのに良い日和です。
三日続きの好天が必要ですから。

今年は梅を漬けませんでした。
過去のストックが沢山あります。
あと数十年は保つのじゃないかしらん。

減塩生活ですから消費も少ないのです。

究極の保存食ですし、他に代えられない調味料でも
あります。
保存するのに特別なことをしないで、ただ瓶に寝かす
だけでよいのですから。

何年もおけば味が一段とまろやかになる特典つきです。

減塩の時代、もう手に入れにくくなりつつある
20%に近い塩分、ごく酸っぱい味、
半世紀前は正当な梅干が多かったのですが
今は妙なのばかりしか売っていません。

塩を半分に薄めたって、味も抜けます。
量を2倍食べればおなじことですよね。
妙な味の分美味しくありません。

自分で作るより手がない、ようです。


興味本位で梅干を作った最初の回、
味見をして驚きました。

子供の頃のあの梅干!
簡単に出来ちゃった。

たいめいけん

2016-07-28 17:02:57 | 塾あれこれ
東京の日本橋に「たいめいけん」というお食事処が
あります。

ここの5Fだったか、広い座敷があります。
月に一回、八代目正蔵が落語会を開いていました。
第二水曜日で、二水会という名前です。

たいめいけんに移る前は上野本牧では?

八代目が珍しい話などをたっぷりと噺します。
同時に一門若手が修業をする場でもありました。

照蔵や正雀といった、ごく若手です。
少し年上の林蔵なども出ていました。

或る時ここで『たがや』を演じた若手がいました。

後に出た正蔵が「失礼しました。」と切り出し、
「あがった、上がった・・たがや~」とやりましたが
レコードなどで手抜きして覚えようとするから
不様なことになります。

首が上がったのは、目で示し、『たがや』とやらねば
ならない。
レコードではそれが出来ないからやむをえず
「あがった」とやるのです。

師匠にこう言われちゃったのが九蔵。
田舎者が噺をする、というイメージでした。


話が少し飛びますが、八代目正蔵と六代目円生は
晩年仲たがいしてました。

円生が昭和天皇の前で噺をしたころから態度がでかく
疎遠になっていったとは正蔵の説です。

円生が真打昇進問題で楽語協会を飛びだしたのですが
ま、イチャモンをつけて自分が思うような協会を作ろう
としたようです。

正蔵の弟子、照蔵をさして、あんなに下手が真打か
と言ったのですから正蔵も怒った。
真打は修業の年月によるのが暗黙の了解だったから。

(たしかに当時は下手でした)

いろいろあって現在も円生一門は協会に戻れないのです。


彦六になって少しで正蔵も亡くなります。

そのとき、正蔵の喧嘩相手の円生一門に移ったのが
上記九蔵です。(現、好楽)

喧嘩相手へ行くか・・・

正面から言うな

2016-07-27 19:36:28 | 塾あれこれ
仮説ではあれ、ハイハイチルドレンかもしれない生徒に
「もっと巧く勉強に向かえば」と教えてあげることは
必要であると考えます。

*自分の言葉で考えているか
*納得できない部分をしっかり見つめているか
・・・

けれど、それを上記のようにあからさまに言うと却って
上手く受け止めてもらえない恐れがあります。


また、勉強だってさ、いい加減にしろよ
基本は分かってるんだぜ、

もっと上に?
真剣に取り組んでいてこうなんだから限界でしょ。
やること一杯あるし、効率の悪い「あがき」は止めた!

塾だからショーバイで言ってるんちゃう?
見え透いた「おだて」には乗らないよ。

ええ?
分かってると思っても実は駄目だって・・

んなら尚更できねー


気づかれないように、そっと対処すべきでしょう。

本当に分かっているかどうかをそっと炙りだすのです。
(だから個別が重要なのです)

大人になっても自分の力を低く見ている人がいます。
おおむね、平均までは出来るものです。

目標を高くしない事が大切ですね。

滅多に誉めてはいけません。
「それぐらい当たり前だろ」というスタンスです。

本当に誉めてもらいたい時を察して誉めます。
そんなに数多くチャンスはありません。

「運」ですよ、ホント。

とある「感じ」

2016-07-27 13:50:57 | 塾あれこれ
学習は何のためにするか。
もちろん更なる学習をするステップでもあり
また、人間的成長を期するツールでもあります。

ただし、科学的な検証が難しいので人さまへは
申し上げにくい、おっさんの或る仮説、ですね。
(ちょいと偉ぶっていますか?)

何十年も塾の仕事をしていると、思い込みかも
しれませんが、人間っていくつかのパタンに
入ってしまうことが多そうなのです。

思い込みは危険とは承知しているものの
いくつかの可能性を考えられる、という
使い方は仕事の手助けになりそうですね。


その中の一つに、あるタイプの保護者(とくに
女性のことが多いですが)子供が似たパタンで
成長していることがあります。

(あくまで、私の勝手な思い込みです)

子供が、人の言うことをハイハイと素直に
聞いてくれるのです。
もちろん学校などでも受けが宜しい。

「~はこういう風にやります」
「はい」

リアクションも早いですね。


お母さんは、リッチで、身なりもすっきり
口も達者なら、常識的でもあります。

社会でも学校でも一目置かれています。

「ああ○○の件ですか、TVで△さんがこう
 仰っていましたね、・・・」

家庭に来客があると
「○さん、お客さまだからあちらでお勉強なさい」
「はい」
こんな具合なんでしょうね。

良い子に育っています。

ただ、よくない方向に育って行く場合も
ありはしないか?

学校で先生が「~です、分かりましたか」
「は~い」

分かっていなくても、あるいは賛成しづらくても
まず「はい!」

勉強の内容が分かっていなくても
「分かりました」

本人は分かったつもりなのです。
正直に口から「はい、分かりました」

新しい単元で、基本は分かるが応用が効かない、
そんなタイプに、ハイハイチルドレンが
多そうです。
マルになればそれで終了、と思っている。

成績は、まあまあ=いまいち。
難関校には手が届きません。

でも、本当は力があるのに。
本人は訝しがるかもしれませんが。


自分の言葉で考えているか。
納得できるまで考え抜いたことがあるか。

分からねば「分かりません」と言えるか。
分からないことを自分の言葉で表現・説明できるか。


自信が無い事が他人にバレちゃって構わない、
質問が出来る子は分かっている子なのです。

結婚したい?

2016-07-26 09:25:07 | 塾あれこれ
独身の方の一定程度は漠然と「結婚したい」と
思っておられるでしょう。

私だってそんなでした。
できるものならそうしたい、くらいだったかな。

けれどもまだ真剣にはなっていませんよね。
相手がどんな方なのか未定なのに
結婚さえ出来りゃよい、とはいかない。

よほど神様に恵まれ、自分にぴったりの方が
おられ、なおかつ、そんな方に付き合ってる
人が、たまたまいない・・そしてこちらも
あちらから嫌われていない・・

こんなのって確率は小さいですよ。

結婚なんて、と独身を貫かれる素敵な方も多い
現代です。
そんな小さな確率でリスクをとる、ってのはないよね。

「よい人がおられたら」となる訳です。


話が飛びますが、憲法改正も上記と似ています。

不備があれば改正すればよい、ってのは
よい人がいれば結婚したい、と呼応しいます。

嘘ではないけれど具体的でありません。

ただ、憲法改正は他人をも縛るという大きな違いが
あります。

それは別問題としても、何を変えるのか、
どう変えるのか、なぜか、
まだ具体的ではありません。

自民党は「書いてあるだろ」ではなく、国民に向け
説明をしなければならないのです。

方法論も大切です。

いろいろなものを詰め合わせにして提示し
賛成か反対か投票せよ、では、なりません。

そのうちのいくつかは賛成で
いくつかは反対
という人も多いと思えますので。

下ネタ大河

2016-07-25 20:22:51 | 見る
近年、大河ドラマは面白くありません。
見るのをいつ中断しようか、とばかり考えます。

ただ何となく惰性で見ていますけれども、そんなですから
制作者側が客を馬鹿にしても仕方がないかもしれません。

今回の『真田丸』もそうです。

主人公の内面が描かれていません。

脇役なら一面的な表現のほうが分かりやすい。
石田三成はああいう描写で良いのです。
他の多くのキャラクターも。

主人公はそうはいきません。
内面が語られないと困るのです。

何をどう考えてこのときこうしたか、
そこに説得力が無ければそのドラマを見る必要は
なくなってしまいます。

脚本家、三谷幸喜の悪い癖で形だけで内面も表現した
つもりになって、新しい、と思いこんでいるようです。

時代に合わないこと、我々のイメージに合わないこと、
誰もしませんから結果「新しい」・・ようです。

さすがに長時間つきあえなくなった人も多そうなので
下ネタを放りこみ始めました。しつこく。

性描写そのものではないけれど。

いったん有名になったらかなりな滅茶苦茶でも許される
ようです。
長く残るものにはなりませんが、
売れっ子にはなります。


初期の『やっぱり猫が好き』が一番良かったかな。
実験的でもありましたし。

コメント。嬉しい

2016-07-25 16:26:59 | 塾あれこれ
先日、当ブログにコメントを頂きました。
去年の私の投稿をお目にとめて頂いたのです。

滅多にコメントなど頂くことがないので
あらためてお礼申し上げます。

ただ、この投稿を目にとめて頂けるか
それは多少心配ですね。

更なる投稿の依頼ではありませんので
よろしくお願いします。


だいたい、私の投稿内容より詳しい方からの
コメント投稿が多いので、光栄なような
自分が恥ずかしいような、不思議な感じです。

ときたま、よく理解できないものがあって
その方のは、保留させていただいています。

よろしければこれからも時折は当ブログを
皆さん、覗いて下さいますよう
お礼とともにお願いいたします。


なんだか安物の市会議員か何かの文章みたいに
なりました。
すみません。


句は日記

2016-07-25 10:29:50 | 句など
少し前に戦中のことを触れました。
そのときに引っ張り出した『八代目正蔵戦中日記』に
彼の句が残っているのです。

「湯上りや神を念じるここち志て」(S20.3.14)

「水ぬるむ今朝となりけりうす曇」(S20.3.31)


句とは、日記と同様の世界である、という私と
(おこがましい話で恐縮ですが)師匠も同じか
と思うと何だかホっとします。

どなたかに指導していただくことなどのない
自分だけの、好き嫌いの世界。
食べ物とか、絵画とか、自分なりの価値感は
あるのだろうが、明白に説明はできない世界。

・・・本来、句や和歌の世界はこういうものも
あったのです。
ふと口をつくハナうた。

句会=仲間で集まって遊ぶのも良いのでしょうが。

従って、カラオケで何点などは縁のない毎日。
自分のカラーが出たら減点・・どういう世界じゃ。